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私がOLをやっていた頃は男性も女性もセクハラの意識がなくて今なら考えられないようなことが普通にまかり通っていた。
例えばこんな話、 私は自分の係じゃない普段別の係りで仕事をしている人たちの宴会に便乗して出かけたことが合った。 私の係りは40代50代の男性ばかりだったので若い人の居る係りの宴会には声がかかると積極的に出かけていた。 少しは出会いがあるかも見たいな下心?があったから。 宴会の後カラオケに行くことになった。 大人数なのでちょっと大きな部屋に通された。 歌を歌うところは一段高くなっていてそこだけスポットライトが当たるようなしかけになっている。 そこで歌うと歌手になったようなな気分になれそうだった。 そこの係りのAさん、当時30代既婚男性。 当時刑事役で人気のあった誠誠也と言う俳優に似ていて誠実そうな感じの人だった。 「モグちゃん一緒にデュエットで歌おか?」 私はあんまり上手ではなかったが一緒に歌うことに。 スポットライトの当たる舞台風のところに立って歌い始めた。 ところがスポットライトの下の暗いところでカレは突然私のお尻を触ってきた。 キャ、私は驚いて音程はめちゃめちゃ歌どころではなくなった。 彼の手を払いのけるのに夢中になっているうちに歌は終わってしまった。 せっかく楽しく歌いたかったのに男性と言うのはどうしてこういう悪ふざけをするのだろうか? 歌い終わって猛抗議する私にカレは反省するそぶりもなく平然と言う。 「モグちゃん、歌、下手やなあ」 下手も何もそんな状態で平気で歌えるほどの度胸はありません。 私は誠実そうに見えても男性とはこういうものかと思ってがっかりしたのだ。 まだこのときは飲んでいたから羽目をはずしたという事で理解するにしても仕事中にも?な出来事はあった。 例えば書庫で書類整理をしていたとき。 一緒に整理していた40代ばつ一独身男性。 何を思ったのか突然私の手をムギュ。 「モグちゃんの手ぽちゃぽちゃして気持ちええなあ」 すかさず私はあいている手で相手の手の甲をピシャッ叩いた。 「仕事中に何するン?」そして私は冗談で「私の手、ただで触られんへんよ」 と言ってやった。 すると向こうも負けていない、「いくらはろうたらええんや?僕払うわ」 こりゃダメだ、冗談も通じない、私はキッパリといった。 「おかねもろてもあかん、お気軽に触らんといて」 男性はちょっと寂しそうな顔をしたがこういう事はきっちり言っておかないと 繰り返されるかもしれない。 そのほかにも向かい合って仕事の話をするのに何故かスカートの私の膝と膝の間に自分の足を入れてくる50代男性。 不愉快で仕事の話が上の空になる。 ちなみにこの男性は他の女性と話すときもこういう態度。しかもコレで職場のリーダー。 今では抗議するまでもなく職場でこんな態度を取る人はいないだろう。 女性の意識も男性の意識も昔とは格段に替わっているだろうから。 あの頃にはあくまで噂だったが社内のエレベーターにさえ痴漢が出たのだ。 二人きりになったらいきなり胸を触ってきた男性が居たという。 もちろんその男性の名前も係りも分かっている。 それでも処分されることはなかった。女性には屈辱的な時代だった。 いまもし職場でそんなことをしようものなら・・・・・ 男性の皆さん身の破滅ですよ、お気をつけて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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