のんびり幸兵衛夢日記

140足目の靴下が完成しました。



ヨーロッパのきれいなモク糸（レッド)を2本取りにし、ミシン糸を添え糸に使用。
ミシン糸ははじめ臙脂色のモノを使い、それがなくなってからは茶色に。なんでもありだ。

編み方は、こないだからのと一緒です。

＊

少し前になりますが、町田康の言葉でプッと面白いのが、新聞に載ってて、ずっと頭から離れません。

ひとつは、文芸雑誌の新聞広告にあった言葉で、「そこ、溝あんで」。
どうやら詩のタイトルだか、詩の朗読集のタイトルだかのようなのですが、そんなことどうでもいいやと思えるほど、おかしい。
このニュアンスは、果たしてどれくらいの地域の人に伝わんねやろ。
昔中島らもが、どうにも元気が出ないときは、「テケテンテンテンテン」と言ってみる、というようなことをどこかに書いていましたが、私は当分この「そこみぞあんで」でいいような気がする。

もひとつは、夕刊の文化面の記事でパンクバンドをまたやるつもりだというようなインタビューの中で言ってたもので、今の時代感覚を、「みんながこう感じてるから自分もそう感じなければいけないと感じている感じ感」と表現していたもの。
素晴らしすぎて、笑ける。