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sadasada1966

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2008.01.14
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カテゴリ:積ん読くずし


山本一力のエッセイ。
力の抜けた文章と庶民的な目線でなかな心地の良い読み応え。
新聞配達をしながら通学していたという経歴であり、団塊の世代で、がんばれば
よくなる、ひとりひとりがしっかりすれば社会は良くなるというきちんとした
価値観で結ばれていた世代の考えで書かれている。

で、この価値観っていうのが自分(の世代)には少なくとも通じる。まぁ、自分は
新人類と呼ばれていた世代なのですが。とはいえ、この団塊の世代が感じるダイナ
ミズムに対しては、自分自身がある程度出来上がった世代であり、少し経験値が
異なる気がするが、でもその雰囲気というかなごりは十分にあった。

このエッセイが連載されていた週刊誌を読む世代と最近のSPA世代とは乖離して
いる気がしている。週刊誌はある意味、新聞よりも辛辣に(時には勇足もあるが)
政治を切るものになっているのだけれど、それが2次的に消化されていたり
ある意味政治の圧力を受けやすいテレビというメディアのみで見ていると非常に
片寄る気がする。

一方ではインターネットというメディアに接しているものの、このネットでは
情報の咀嚼が行きとどいていないがゆえに、一面的なものになってしまうおそれ
があって、そのおそれと十分に対峙できるだけの自分の価値観がないと非常に
危うい気がする。

その意味で、このにこにこ貧乏で書かれているような庶民観って必要なものだと
思うのだけれど、どうなのでしょうか。。。





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最終更新日  2008.01.15 13:14:43
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