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カテゴリ:夢物語
実は決まってみる悪夢(のタイプ)がある。
それは、自動車を運転していてブレーキが効かなくなるというものだ。 最初は普通に運転しているんだけれど、少し違和感がある。 夢と現実の違いという違和感ではなく、運転に対する純然たる違和感なのだ。 その違和感がどこから来るのか確かめようとして、ブレーキが甘いことに気が付く。 そうなるとそれまで一般道路、街中を走行していたはずななのにいつのまにか峠道なのである。 この基本的なプロットは一緒なのだが、細部が微妙に異なる。 運転している自分の年齢。 同乗者。 車種。 道路の景観。 そして結末。 このころには夢というのが分かってくる。 なのに、夢から目覚めようとするのではなく、結末まで行こうとしている自分に気が付く。 映画を見ているように、どこかで不幸の真っただ中、というかこれからの破滅が待っていて落ちていく自分を観ているのだ。 昨日の夢は、バスを運転していた。 同乗者は一般の乗客だったはずなのに、いつの間にか家族になっているのだけれど、その年齢がバラバラ。 そしてバスはとうとう制御を失って海へと落下していく。 幸いにも高度がそれほどでもなかったのか、衝撃を受けるもののバスの車体は無事で、ゆっくりと沈んでいく。 そこで自分が叫ぶ声で目が覚めた。 (実際に叫んだかどうかは分からないけれど) 「俺は大型免許は持ってないはずなんや」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.06.09 14:51:48
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