※この日記は、RPGツクール2で制作した話を元に作った小説です。
「くらいやがれぇぇぇ!!」
ザシュッ!!
デスフィルのカマがヴァイエイトに届く前に、背後に居たカシアスのイリスソードがデスフィルの肩を切り裂いた。
「なっ!?」
カマを振り下ろすのに一瞬、間が空きその隙を利用してヴァイエイトは後退する。デスフィルの振り下ろしたカマは空を虚しく斬っただけだった。
「て、てめぇ!」
デスフィルはカシアスを睨みつけると、再び青白いバリアに包まれた。
「くらいやがれっ!」
「くっ!」
肩の傷をものともしないデスフィルは、勢い良く死のカマを振り回し、カシアスの身体を傷つけていく。そこへ、アルテナの回復魔法が掛かり、傷を癒していく。
「何か、法則があるはず…。」
カシアス達の戦いを見ていたセシリアは、ポツリと呟く。
「どうしたのですか?」
側に居たルドルフの問いに、セシリアは頷いた。そして、デスフィルの方を見る。
「デスフィルの、あの青白いバリアよ。あのバリア、消えている時もあるでしょ?」
「確かに。」
デスフィルの青白いバリアを見ながら、ルドルフは頷いた。
「あのバリアが消える、その法則を見出さなければ彼には勝てないわ。」
カシアス達はデスフィルの青白いバリアに阻まれ、おされ気味だった。
「分かりました。セシリア様はその法則を見つけてください。私はカシアス様に参戦します!」
そう言うと、ルドルフはデスフィルの元へ駆け出した。
「でやぁぁっ!」
走ってきた勢いをつけたまま、大剣をデスフィルに振り下ろすが、いとも簡単にバリアに弾かれる。
「オレ様のバリアは誰にも破られねぇぞ! それにしても、うじゃうじゃと目障りな奴等だな…。」
デスフィルは、デスフレアの詠唱に入る。その時、バリアが消えたのをセシリアは見逃さなかった。
~続く~
2週間ぶりに再会です!
何書いてたか思い出すのに時間がかかりました(笑)
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最終更新日
2004年12月21日 21時43分59秒
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