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カテゴリ:マッサージ師のお話
先日、マッサージしながら何か唇がきになりました。チクチクするんです。
(あれェ、唇を切ったかな?) と思いながらも仕事してました。 仕事が終わって改めて触ってみると、下唇の右の方にポコッとデキモノが出来ていました。 おお!デキモノだ!さて、どうしようかなァ・・・と思っていたら、次の予約の方がいらっしゃったので、そのままお仕事(治療)しました。 そして、迎えたお昼。 ご飯を食べて一服して、さて、治療しようか。 デキモノには昔から『お灸』と相場が決まっているのです。 えっ、聞いた事ない? 実は、そーなんですよ、カワサキさん。 A地点から、B地点まで・・・って、古過ぎて誰も付いて来ない!?_| ̄|〇ガックシ 先日のカミさんの麦粒種(ものもらい)、あれも一種のデキモノでしょ? ちゃんと効いたでしょ?お灸は効果あるんですよ。 「だって、たかがデキモノでしょ?医者に行けばすぐに治るだろ?」 その通り!(オイ!) でも、昔は違いました。たかがデキモノと侮る事なかれ。 侵入したバイバイキンが繁殖してそれが悪化して人体の奥深くに入り、甚だしきは死に至る!という事もありうるのです。 現代だって、医者は薬をつけろだの、飲めだの、けっこう大変ですよ。 そんな時に頼りになったのが、このお灸。 ちょっと熱さを我慢すれば、アラ不思議!魔法のように効き目があって、ズキズキする痛みもピタリと治る!(かな?) さ、本日はこのお灸、全身マッサージと込みで、お値段の方が、ナント!三千円でご奉仕いたします!! “安い!” “それは安いなァ”(そう?値上げしようかなァ) でしょ?・・・イカン、テレビショッピングになってしもうた(^_^;)ゝポリポリ しかも、『面疔』と言って、顔面部のデキモノの中でも掌の付け根を顎に当てて覆った顔の部分に出来たデキモノは性質(タチ)が悪い。甚だしきは・・・って、さっきも書きましたねσ(^◇^;) でもホントにヤバイんですよ。 でもお灸の場合はちゃんと対処法があります。唇だからデキモノでいいのかな?デキモノには、 “タラララーララーン!”(ドラえもん風に) 「金門穴ゥ~!」 このツボに、ホレ、一壮、けっこう来るなァ、二壮・・・五壮。 さァ、どうだ?・・・う~ん、イマイチだなァ。 それでは、と、 “タラララーララーン!”(ドラえもん風に) 「合谷穴ゥ~!」 手の甲?にあるツボです。デキモノの位置が唇の右側ということで、左手で艾(もぐさ)を捻ってツボに置いて、線香で火をつけて・・・お!来るなァ。続けて二壮・・・五壮・・・七壮。 おお、チクチクが治まった!ホントですよ。 そりゃまァまだチクチクはしますけど、でも大分少なくなり、気にならなくなりました。 そして翌日には、腫れもほとんど無くなりましたよ。 恐るべし、お灸の効果!これだから鍼灸はオモシロイ。 えっ、鍼があまり出てこないって? そのうち出番がありますよ。治療では鍼を使うほうが多いんですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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