みんなのスケジュール調整が難しいから「一週間早めのクリスマスディナーをしましょう」と娘夫婦から招待を受けた。16日土曜日の午後7時から、場所は銀座の古窯である。自分の生まれた故郷、山形県を愛してやまない婿がふるさと納税をして、上山温泉の老舗旅館“古窯”が銀座で経営している料理屋の食事券を手に入れたのである。夜の銀座に出掛けるのはほんとうに久しぶりである。特に銀座と聞くと、それだけでワクワクしてくる。
さすがに銀座のクリスマスイルミネーションはあか抜けていて、歩ているだけで心が華やぐ。時々大声で交わされる中国語らしき早口の言葉が耳につくのは興醒めだが、しばらく来ないうちにビルも街の風景も様変わりをしていた。今年の4月にオープンした銀座最大の商業施設“銀座シックス”を横目で眺めながら、銀ブラを楽しんだ。“銀ブラ”なんて言葉、今どきの若者は知らないだろう。もう歩いているだけでテンションが上がってくるような気がする。毎日、田舎でジャムを作りながらウォーキングをしている私とは全く別の世界である。
お料理は最高においしかったし、帰宅後はいつものように三人マージャンをしたが、いつになく大勝をした。これが今年最後のマージャンなら気分よく新しい年を迎えることができる。「たまには勝たせてやらないと機嫌が悪くなるからなぁ」と婿が悔しがっていた。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.12.17 20:20:30