みかんの木を育てる-四季の変化

2021/06/12(土)08:06

「あぁ~しんど」、炎天下にみかんの木の草刈り施肥をしてきました

みかん栽培(1352)

​みかんの木の草刈り施肥​今年の気候は過酷です。梅雨と真夏とが6月前半にきています。 例年の季節感覚が、おかしくなっています。 5月は梅雨の時期の様に雨が降りました。6月になったら快晴の真夏日です。 暦の上では、今日6月11日が「入梅」のはずなんですが。 そうしたことで、今回のみかん作業は、 炎天下のみかんの木の移植をしたただけて、ヘトヘトにさせられちゃいました。 (どうも、感覚・意識が混乱しているようで) 移植作業をしたのは、6月9日(水)でした。 午前8時10分から午後4時15分まで、炎天下でも片付けなければならないという密集作業でした。 しかしこの時期の基本作業は、元肥の施肥なんです。 次の写真は、真鶴園での6月10日の作業結果です。 翌日の10日は、陽が強くならないうちにと、午前5時30分に作業を開始したんです。 みかんの木の移植作業をした結果、木の根の毛根がどのへんにあるのかがわかりました。 それで、そのおかげで、どのへんに施肥をすべきか、わかったんです。 それで、草刈りと施肥はドーナッツ状に、樹冠の外側の辺を重視して行いました。 しかし、午前8時半には、8本目の木の施肥をしたところで、タオルが入りました。 今回は、これ以上は体力がついていけません。 だいたい一度で、終わらせれるものではないので、残りは次回にすることとして、 素直に体のサインにしたがうことにしました。 残りの木は、まだ8本ありますが、それは次回の作業としました。 というのは、その他にも今回でしかやれない諸作業があるからです。 それは、梅の収穫と、梅の枝切り、切った枝の片づけ、プラムの収穫、などがあります。 しかも、草刈り・施肥にいたっては、この真鶴園の何倍もの規模の草刈り・施肥が、小田原・石垣山で待っているからです。 こんな裏方作業は、都会の消費者にはちっとも理解されてないんですが、 美味しいみかんをつくるには、これが欠かせない下積み作業なんです。 いいとこどりしている消費者を見ると、ムカムカして鼻持ちならなくなるんですが、 それでも、消費者あっての生産農家ですから、それも仕方ないとはおもいますが。 そうであっても、苦労を知らずに自分の好みだけには、やはりムカムカしてきます。 まぁ、自分がくたびれてくると、どこかに愚痴をぶつけたくなる、 他人が問題というよりも、自分自身の体調がムカムカしているということなんですが。 とにかく、美味しいみかんをつくる為に、手抜きをせずに頑張るということです。

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