みかんの木を育てる-四季の変化

2024/10/30(水)22:18

みかん園と今回(2024.10.27)の総選挙の結果についての様相です

政治(336)

​みかん園と今回の総選挙のもよう​今回の総選挙の結果をうけ、その分析の報道する新聞をかかえて、みかん園に行ってきました。 10月27日が投開票でした。 29日(火)、予報通り雨が降り出してきていたんですが、小田原のみかん園行きでした。 みかん園の草刈り・草取りが、待っているんですね。 これは、先週の10月23日の、ママコノシリヌグイに巻きつかれているみかんの木です。このつる草を、一刻も早く取り除かなければ、日差しがさえぎられて甘いミカンは出来ません。 それどころか、葉が落ちて、木が枯れ込みだします。 だから、雨滴はあっても、急いで対処することが必要だったわけです。 朝方までは雨が降ってました。天気予報では、その後雨は上がるとのことでしたから。​みかんの収穫の方は、木が濡れているから、できませんから、 今回は、このつる草(ママコノシリヌグイ)のはぎ取りに、専念出来るわけです。 みかん畑は、二段ありました。 手前の半分については、今回、剥ぎ取り・草刈り作業を完了しました。 その上に、さらに2段目があったんですが、クタクタでしたから、それは次回に残しました。 今回のみかん園行きですが、二つの発見がありました ​一つは、イノシシです。みかん園の入り口が、前回閉じた時と違って、鉄柵がへし曲げられてたんです。 なにかの力が加えられたということです。そうこう作業していたら、お隣の農家の方から、私を呼ぶ声がありました。「うちの早生みかんがイノシシにやられた。お宅の方は大丈夫か」と。 見たらお隣の畑の早生みかんが、 せっかくの苦労して育てたみかんが、無惨にも食い荒らされてました。後でわかったんですが、 当方が草刈りした畑の鉄柵を、イノシシがこじ開けようとしておしていたんです。 それが、私がなにげなく気がついた入口の様子の異常だったんです。 しかし、入口の鉄柵は突破されなかったんです。その代わりに、すぐ隣の畑です、お隣の畑の鉄柵のすき間からイノシシが侵入したんですね。 小さなすき間ですから、大きなイノシシではないんですが、木の美味しいところを食べてました。ようするに、みかんが熟しだして、そのみかんをめぐる攻防戦がはじまっているということです。 イノシシの執念は、グルメ度は、相当なものです。 もう一つは、この総選挙についての政治談義です。みかん園の園主の方と話す機会がありました。 ひとりは、「どの政党・候補者も、まともに農業のことを語っていない。 だから私は、自民党の○○かれんに投票したよ」というんです。どうしてか?と聞いたところ、「彼女はジビエの資格をもっている、農業に実際に資格を持つという関わりをもっているから。他の候補者は、誰も農業について関わりや政策もないから」、というんです。選挙前には、日々みかんの手入れでヘトヘトになって働いているから、話す機会もなかったんですが。 みかんの栽培については、ほこりある技術をもっている農夫の方ですが、これがこの農夫の方にして、こうした考え方なんですね。 もう一人は、「なんで八王子市民は萩生田なんて当選させたんだ」と、私が八王子市民だと知っているから、「どうしてなんだ」と強く問いかけてくる。「有田さんが負けて、どうしてこれほど裏金や統一協会のかかわりが明らかなのに、問題になっているのに、どうして有田さんじゃなくて萩生田なんだ。萩生田なんかに当選させちゃって、八王子市民はいったいどうなってるんだ、あきれるね」と、私にたいして文句を言ってきたんです。「有田さんも僅差だったから、比例で当選したよ」「八王子は、保守と自民と公明が強い土地柄なんだ」、と紹介したら、「有田さんも当選したのか、それは知らなかった」と。 さらに「自民・公明は駄目だ。私は、比例は国民民主に入れたよ。国民の所得を増やすといってたから」「私は、一般の人の気持ちを読む。国民民主は寝やはり大きく伸びただろう」と胸を張るんです。それと、「小選挙区は佐々木さん(立憲)に入れたよ、なのにかれんが当選しちゃって」と悔しがっていた。 農家の方は、あまり普段、政治の話はすることはないんですが、ひたすらもくもくと畑で働いているんで。 しかし、今回はちょっと違うんです。 お一方は、今回の自民・公明がまけたのを、小田原市長選に重ねて、喜んでいる。 ちょっと選挙談義に水をむけたら、率直な思いのほどが、さかんに返ってきました。 当然ながら、議論にはすれ違いはあるんですが、 しかし同時に、 「その要求は当然だし、どうしたら本当にその要求が実現できるか。 これから、それが大事だし、そこが注目ですね」はじめての政治談議でしたが、この点に関してはお互いに完全に一致してました。 これからが大事だということですね。 農村でも、政治談議がはじまりだしています。 いまが、農家の心を知ることのできる、貴重なタイミングですね。

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