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クローン病のトト男

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2007.04.04
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今日は胃透視(胃・小腸造影)でした。
先週に鼻から管まで入れながらも、バリウムがお腹に残っていたために中止になったやつです。
胃からの謎の2つの穴について調べる検査で、場合によっちゃ胃の手術まで追加になる可能性もあるのでビクビクですよ。ただでさえ難しく大きな手術って言われてるのにショック
まぁ、これで造影検査自体は3度目です。もはや2週間でベテランの域ですよ。

いつも通りに鼻へジェル状の麻酔薬を垂らして、じゅるじゅると吸い込みます。
そこへ金の錘みたいなのが付いた管を入れていくんです。
ただの小腸造影とは、この先端の金の錘だけが違うような気がします。

慣れた感じで管を挿入されながらツバを飲み込んでっていったのに、今日はむせ返りました。喉の奥で口から飛び出そうとする管の先を、涙ながらに何とか胃のほうへ押しやります。

ここからは空気地獄です。胃の出口からの4つの穴の行方を調べるんですから、技師の方も慎重でした。穴の2つは小腸と十二指腸へと行くのはわかっているんですが、他の2つの穴は全くの未知の道(ダジャレじゃないです)。

もうね、胃を膨らますためにバスバスと空気とバリウムを入れていくんですよ。ところが私の胃は切除していて胃の栓にあたる幽門がないワケで、そこからどんどん空気が漏れていくんです。おかげでお腹がパンパン、もう破裂しそうなぐらいですよ。ゲップしたら胃や小腸が萎むんで、また大量に空気を入れられるんです。そんな状態で上下左右へ回転させられて、ちょっとした絶叫マシーン感覚ですよ泣き笑い

長かった…30~40分ぐらいはかかったと思います。
検査後はオナラが出まくりでまいった。声を「ア~」って息が続く限り出すみたいに止め処ないオナラが今も続いていますスピーカ

そして検査結果は主治医から説明がありました。
絵を描いて丁寧に説明してくれました。そうそう、ふと思ったんですけど医師って皆さん絵がお上手ですよね。これで絵が下手だったら何の説明かわからなかったと思います。

結果、2つの謎の穴は小腸でループして胃から胃へ円を描いているようなんです。
しかも小腸としての機能も果たしていると。胃から胃?なんじゃそりゃ!?

担当医も
「前の病院のカルテにはこのことは書いていない」
「人工的なものだとしたら全く意味がわからない」
「瘻孔だとしてもキレイだし穴が大きい」
と言ってました。

結果的には今回は放置することになったんで良かったです。
まぁ、人類には知ってはいけないこともあるってことですよ。
クローン病で人知を超えた体になっちゃったのかも。
もしかしたらね、手術で切り取られる小腸分を補おうとして生えてきたんですよ。
この分だと大腸も2箇所切り取られるんで、大腸も生えてくるかもスマイル

そんなこんなで手術にも変更はなし。

・回腸の終わりから盲腸含む上行結腸の一部切除
・瘻孔部のS状結腸の切除
・瘻孔部の小腸の切除
・瘻孔部の膀胱瘻の縫合

1・開腹してみて炎症が酷ければ切除せず閉じ、病変部の上の小腸から人口肛門
2・または切除しても縫合不全の可能性があれば、病変部の上の小腸から人口肛門
3・予定通り病変部を切除(これが一番!)

こんな感じです。
人工肛門(ストーマ)になった場合は半年~1年後にストーマを閉じる手術をします。
どうなることやら。。。神様、どうか3番でお願いします!

これで全ての検査は終了。
次は外科病棟への引越しを待つばかりです。





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最終更新日  2007.04.04 19:19:15
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