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初めてのハイウェイだ。 こちらの高速は、いうまでもなく無料。 合流は、スムースに行けた。 「うわー。やっぱちゃうなぁ^^」 車線が4車線ある・・・。 しかも、場所によっては、5車線のところもある。 道幅も広くて、とても走りやすい。 こっちの道路の特徴なのだが、車線のレーンに 小さい突起物が埋め込まれてる。 となりの車線に行きそうになったら、「ボツボツ」と鳴る 日本みたいに、マーカーで色が塗られてるわけじゃない。 ハイウェイも、舗装状態が悪い。 ザラザラである。なので、いまいち乗り心地はよくない。 日本の高速はバカ高いが、舗装は最高だなと思える。 最初は、慎重に走ってたけど、何となくテンポが合わない。 いつものリズムで走らないと返ってキケンなので、 「大阪モード」で走ることにする。 こちらの人は基本的には、あまり飛ばさない感じ。 かといってさすがに高速だから、ノロノロではないが・・・。 飛ばすやつは、思いっきりスピードを出してる。 阪神高速で、自由自在に走れる人ならハワイはオーケー。 それと車種なんだが、日本車はやはり多い。 特に、トヨタとホンダが多かった。 ハワイでは、当然、左車線が「追い越しレーン」 でも、いつ、パールハーバーの標識が出るか分からないので、 真ん中を走ることにする・・・。 ついに、標識を発見。 迷わず、スムーズに降りる事に成功^^ 「なんか、よくわからんなぁ?」 どこをどう走ったのか、あまり憶えていないが、 「アリゾナ記念館」の看板が見える。 どうやら、方向は正しいらしい、いい感じだ。 念のため、地図で場所の確認をすることにする。 ハザードを炊いて、地図を見てると、何やら右側に 人の気配を感じる。 白人の若い男が、窓をノックしている。 真面目で、親切そうな目でこちらを見ている。 ウインドーを開けると、向こうから声がかかってくる。 「どこへ行きたいんだい?」 「アリゾナ記念館やけど・・・。」 「オーケー、この道を真っ直ぐに行って、2つ目の信号を 左に行けば、すぐに行けるよ。」 「おお、ありがとう」 ウインドーを閉めて、俺は感心した・・・。 彼は、わざわざ、車内を見て、地図を開いているいかにも困って そうなようすを感じ取ったのだろう・・・。 自分から、声をかけるなんての日本じゃちょっと考えられない。 「ホスピタリティ」親切さ、もてなしの心とかなんやろけど、 彼の行動は、本当にこころに沁みた・・・。 車を発信するとき、すこしクラクションを鳴らして、 彼に手を振った。 にっこり笑って、手を軽く振る彼・・・。 「粋なやっちゃなぁーー」 それからほんと、気分よく走れた・・・。 ところが、またまたやってしまった。 彼の言葉を聴き違いしてしまったようで、またまた わけのわからない方向へ走ってることが判明・・・。 夕方も近くなってきたので、この日は諦めることにする。 しかし、ワイキキには陽がくれるまでには、帰らねば! さすがに、夜は走るのは恐い。 今、どこにいるのかが分からない。 お得意の住宅地で、人に聞くことにする。 「女の子おらへんかなぁー^^」って余裕はそのときには さすがになかった。まあ、でも探してはいたが^^ 残念ながら人があまりいない。 「おおー、大工発見」 素朴な感じのオッチャンや。さっそく尋ねることにする。 「すんません、今おれってどこら辺におるんですか?」 小さい地図を、懸命に探してくれる。 「いまな、君はここにおるんや。どこへ行きたいの?」 「ワイキキなんですわ」 「あっ、それやったらずーっとあっちやでぇ」 「そうですか、どうもありがとう」 なーんか、のんびりした感じのオッチャンで、 ていねいに教えてくれた・・・。 このオッチャンもエエ人やったなぁ・・・。 その後は、ダウンタウンの高層ビルを目印に走れた。 「ふーー、これで一安心や」 ハワイでの、出来事はどれもこれもインパクト抜群だった。 しかし、困ったときには必ずロコ達は「天使」のように現れ、 問題を解決してくれた。 爽やかで、にこやかな態度で・・・。 ほんと、見習わないと・・・。 異国での、ことってほんまよく分からんことばかり・・・。 今度、困ってそうな外人をみたら、思いっきり親切にしてあげよう! そう、ロコたちのあの態度が、結局俺を「ペイ・フォワード」 の心境にさせたのだ・・・。 無事にワイキキに到着。 「はぁー、おもろかったなぁ・・・」 「今日は、どこへ行こうかな?」 ABCストアに買出しに行って、ホテルへと戻るのであった・・・。 まだまだ・・・。 続きます♪ 「まぐまぐ」から新たに、メルマガを発行しました♪ 読んであげてくださいませ♪↓ たったの3ヶ月でマスター!秘伝のウクレレ上達法 おもしろいなあと感じられましたら、ポチっとお願いいたします。↓ 人気blogランキング ♪簡単にお小遣いが稼げますよ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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