カテゴリ:演劇
なかなか情報が流れなかったグランドホテルの
詳細が色々とわかってきました。 昨夜もniftyのシアターフォラムで色々と読んでみました。 この間からなんとなく感じているのですが、 読んでみて益々そう感じるようになりました。 国際フォーラムという空間があの作品に合うのか否か。 常々、作品にはそれぞれ、様々な装置があり、またその作品の持つ特異性があり、 それが空間によって発揮できるか否かってところがあると思っています。 例えば、四季劇場【海】で上演しているオペラ座の怪人もそうです。 あのマスカレードのシーンはやはりもう少し広い空間がほしい。 もっと広々としたところで、思い切って踊ってほしいと思うのです。 自由劇場は私の好きな劇場ですが、あの箱にも合う合わない作品があります。 今年の2月にやったコーラス・ラインもちょっと小さいかなと。 やはり最後のラインや、最初のシーンも、もっと空間気にせず踊ってほしかった。 ま、キャシーのソロのシーンだけは、あまり広くないほうがいいかも… (それは踊り手にもよるか!) とにかくミュージカルはあそこでやるのは非常に難しいなと感じていたところに 先日観たアスペクツオブラブはまさに あの空間だからこそ生きる作品だなと感じました。 そう思うと、そんなに大掛かりに装置が変わることがないだろう、 大勢でダンスを踊るシーンもないだろうと思われるグランドホテル グレン・ウォルフォード氏がどんな演出をするのか否かわからないけれど、 やはりもっともっと小さい箱の方が作品が生かされるような気がしてならない。 そりゃ主催のライブドアやフジテレビにしたら、 少しでも集客が多い方が興行収入が見込めるわけで まさに国際フォーラムという空間はうってつけなんだろうけれどね。 来日版のトミー・チューンとは違うものを作り出すそうで 時代も時代だし、素敵な作品になることは間違いないとは思うのだが、 なんだかそんなことを考えてしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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