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武蔵野航海記

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2007年04月12日
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神の栄光のため・神の偉大さを証明するために命を使うというのは、キリスト教徒にとっては立派なことです。

神の栄光とか神の偉大さという言葉をキリスト教ではよく使いますが、これは神が万能の存在であるということが証明されると信者は安心するからです。

神の偉大さを証明する一番分かり易い例が宣教です。

神の存在を知らずそのありがたさも分からない現地人を一人前のキリスト教徒にすることで神の威力が良く分かります。

気候の涼しいヨーロッパを一人で旅立ち、熱暑の熱帯で敵意を持つ原住民に神の教えを説くのは並大抵の苦労ではありません。

今でもアフリカや中近東などでは宣教に来た男女が殺されています。

このように危険で報酬の少ない仕事にも係わらず、宣教師はアメリカの子供たちが将来なりたい職業のトップに常に位置しています。

ところが日本人は宣教師が宗教的な情熱に駆られてやってくるということがどうにも理解できないようです。

日本人だけでなく、支那人や朝鮮人などにも理解できないようです。

そこに良い物があるからそれを取りにやってくるのであって、宣教と言うのは隠れ蓑だと思うのです。

そして宣教師はヨーロッパの植民地主義の尖兵だなどと考えて納得してしまうのです。

たしかに戦国時代末期に日本に宣教師を送ってきたスペインやポルトガルには日本を植民地にしようとする野心がありました。

しかしこんなことを考えるのは、自分は安全なところにいて他人を危険なところに赴任させる国王や枢機卿などの支配者です。

実際に日本にやって来る宣教師が、こんな傲慢な態度をとったら即刻殺されてしまいます。

戦国時代の末期に日本にやってきたザビエルや明治初期に札幌農学校に赴任してきたクラーク博士の宗教的情熱は日本人にも伝わりました。

だから彼らに接した多くの日本人がキリスト教徒になったのです。





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最終更新日  2007年04月13日 06時02分49秒
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