カテゴリ:カテゴリ未分類
日本の中学校・高等学校の女子生徒の制服は「セーラー服」ですが、セーラーとは海軍の水兵のことです。
確かにイギリスの水兵は、あの特徴のあるエリを持った制服を着ています。 何で海軍の兵士の戦闘服を少女が着るのか考えるだけでおかしいのですが、何故かそうなってしまったのです。 小学校に行く6歳児はランドセルを背負っています。 このランドセルというのは結構高いのでびっくりしました。 2万円ぐらいで高いのは5万円です。 親は他にも金を使わなければならないので、おじいちゃんおばあちゃんが孫にランドセルを買ってあげるというケースが多いようです。 このランドセルというのはもともと陸軍兵士の背嚢(行軍用かばん)です。 女子生徒のセーラー服といい、小学生のランドセルといい、よくも戦闘員の装備を学校に行く子供の身に着けさせたものです。 なんでこんなことになったのか私には分かりませんが、日本人のほとんども答えられないでしょう。 これは遥かな昔からの伝統ではなく、たかだか100年ぐらい前に出来た「型」です。 ところが理由が分からないままに。セーラー服・ランドセルという「型」を守るのが正しいと日本人は思い込んでいます。 「型」とはこういうもので、それが出来た当初はそれなりの理由があったのでしょうが、時間が経つとこれが忘れ去られ「型」だけが残ったのです。 親は子供にセーラー服を着せランドセルを背負わせるために無理をしますが、これをしないと子供が学校でいじめられるからです。 日本人のいじめの原因はひとつではないようですが、「皆と違う」「型にはまらない」者をいじめる傾向にあります。 「型」を守らないアウトローに対する仲間の制裁がいじめだという見方も可能です。 「型」にはめるというのは、日本人にとって非常に重大なことなのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|