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マスコミや政府が大騒ぎする問題は大した問題ではないと私は考えるのですが、最近の食べ物に関する報道でもそれを感じます。
北海道の菓子屋が売っていたチョコレートの問題でマスコミが大騒ぎしましたが、別に食べた人の健康が害されたということではありません。 「賞味期限」を改ざんしたということで、要するにこの菓子屋が長年にわたってウソをついていたということです。 「賞味期限」というのは長期間保存できる食品に関する基準で、それを過ぎると「完全な品質が保証できない」というもので、簡単に言えば「まずくなる」という意味です。 うまい間に食いたければ賞味期限内にしてくださいという意味で、それを過ぎても不味くてもいいならどうぞ食べてくださいということです。 そもそも食品というのは基本的に保存が難しいものです。 それを何とか長期に保存しようとして、米なら風通しが良くネズミなどが入り込めない「米倉」に保管し、他の食品は「塩漬け」「燻製」「砂糖漬け」などの工夫をしました。 チョコレートなどは殺菌作用のある砂糖を使った昔からの保存食であり「賞味期限」などをわざわざ設定するようなものではないと思います。 それが「賞味期限」を設定しなければならないというのは、本来のチョコレートではなくなっているからではないでしょうか。 保存させるために大量の砂糖を使うので非常に甘いのです。 イタリアには昔から長期保存用のケーキである「パンフォルテ」というのがありますが、これなどいやになるほど甘いです。 チョコレートなども本来は非常に甘いものです。 それを売れるように甘さを抑え、ミルクなどというおよそ長期保存できないものを加えるのですから、本来の保存食とは別物になっています。 梅干や塩鮭、漬物なども高血圧に良くないとしてわざわざ塩分を少なくして本来の保存食の意味が失われています。 こういうことが出来るのも食品に「防腐剤」を入れるからです。 防腐剤とは細菌などの生物を殺すもので、生物である人間にも悪影響のあるのはあたりまえです。 防腐剤が入っているから「賞味期限」を過ぎても腐らないわけで、マスコミはむしろこっちの方を問題にすべきです。 しかし現実には、この問題を無視してくだらないことを騒いでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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