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武蔵野航海記

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2007年09月04日
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人糞や畜糞を見栄えの良い肥料にする技術はすでにあります。

体裁よく袋に入った肥料でも元は人糞ですから、化学肥料ほど強烈な効果のあるものではありません。

こうなると深く耕すとか農業のやりかたそのものも変わってきます。

ただこういうことを全国的にシステマチックに実施するには、投資と何よりも多くの人の賛同がいります。

こういうやり方が定着してくれば、防腐剤や着色料といった食品の加工段階での薬品使用に対する考え方も変わってきます。

尾瀬沼のトイレなど、こういう新しいやり方を宣伝する絶好のチャンスだと私は思いました。

圧縮した人糞をヘリコプターで外部に搬出するにしても、それを捨てるためではなく肥料工場の原料にするためだと説明すればよいのです。

それなのに、邪魔だから捨てるためにヘリコプターを使うというのでは、そこに何の発想の転換もありません。

従来の一般の発想を踏襲するだけなら、しないほうがましだと思います。

尾瀬沼は三方を山で囲まれ小川が尾瀬ヶ原に流れているだけですから、たとえ浄化槽で処理しても人糞が尾瀬ヶ原に流れ込みます。

多量の人糞は尾瀬ヶ原が自然に浄化する能力を超えていますから自然が破壊されます。

でもここで考えなければならないのは、尾瀬の生き物も糞をしているということです。

オコジョも私が目撃したイモリも川の岩魚も糞をしています。

これらの糞は自然の一部であり、邪魔者でもなんでもありません。

人糞だけが邪魔者扱いされているわけで、理屈で考えればおかしいわけです。

自然が処理できる量を超えた人糞が発生しそれで尾瀬の自然が破壊されるというのであれば、立ち入りを禁止すれば良いだけのことです。

尾瀬沼は尾瀬全体の面積の2割程度と狭く、特に見どころがあるというわけでもありません。





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最終更新日  2007年09月04日 08時54分04秒
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