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武蔵野航海記

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2008年04月04日
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土佐はそれほど大きな国ではありません。

江戸時代の石高は24万石で長州の45万石や薩摩の77万石に比べて小さいです。

江戸時代の幕府の法制では、大名は1万石につき200人の兵士を動員して幕府の指揮下に戦闘する義務がありました。

24万石では5000人足らずです。

それが幕末時点で薩長土肥と並び称される強国だという印象をもたれていたのは、戦国時代のヒーローである長宗我部元親(ちょうそがべ もとちか)のためです。

彼は土佐の一隅の土豪から身を起こし土佐を席巻し四国全体をほぼ征服しました。

このとき彼は土佐から2万人の軍隊を動員したのです。

この国家総動員とでも呼ぶべき強兵策を可能にしたのが、彼が作り出した「一領具足」制度です。

本来であれば武士とはいえない中規模の農家から兵士を動員したのですが、兵士になる代わりに年貢を免除したのです。

彼らは一領の具足(よろいかぶと)と槍を常に自宅に用意してお城からの動員に供えながら、平時は百姓をしていたのです。

長宗我部元親が四国をほぼ平定し終わった時、関西では豊臣秀吉がライバルの柴田勝家を滅ぼして覇権を確立しつつありました。

この秀吉が長宗我部元親をライバル視して、四国に攻め込んできたのです。

元親は多勢に無勢で秀吉に降参し、土佐一国のみを領土として認められ秀吉の家来になりました。

元親や秀吉の息子の時代になって、関が原の合戦が起きましたが、土佐の長宗我部家は豊臣に味方したため、御家を取り潰されてしまいました。





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最終更新日  2008年04月04日 06時38分00秒
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