元旦から２泊した宿、『ぶな山荘です。
この宿は二岐温泉の老舗『あすなろ荘』の別館として開業した宿で、まだオープンして３年ちょっとの新しい宿です。本館の『あすなろ荘』がいたれりつくせりの宿なのに対し、適度なほっぽられ感が居心地のいい宿です。源泉の温度が低いため、加熱していますが、新鮮なお湯がなみなみとあふれています。お風呂は内湯とそれに続く露天風呂が男女各ひとつと、多くはなく、また広くもないのですが、宿の規模にみあったものです。夏にきたときには感じなかったのですが、小屋がけになった露天から見る景色は風景を切り取った絵画のようで見飽きることがありません。雪も屋根のあるおかげでずっと見ていられます。
食事は地の食材を使ったおいしい料理が並び、満足のいくものです。
本館のお風呂も利用できるので散歩がてらでかけることもできます。こちらには昔の川底をそのまま仕切ってお風呂にした素晴らしい湯小屋がありますので、つからずに帰るのはもったいないです。岩の割れ目からごぼごぼと湧く湯の新鮮さは何物にも替えがたい魅力と効能にあふれています。
今回はほんとにお湯につかりっぱなしの旅でした。この冬は、あと二つ旅の計画があるので楽しみです。