80年代に丸々青春時代を過ごし、未だ昭和の思い出にどっぷり浸りきってます。 今更誰も興味がないことばかりを、だらだらと綴っております。
カテゴリ:懐かし邦題アルバム
『ヘビの頭をくねらせろ』 フェルト
![]() A面 1. ウイリアム・S・ハーベイの歌 - Song for William S. Harvey 2. ぼくは古代の街に住んでいた - Ancient City Where I Lived 3. 17世紀 - The Seventeenth Century 4. 宮殿 - The Palace 5. インド教典 - Indian Scriptures B面 1. ナスカ平原 - The Nazca Plain 2. 宝石の夜空 - Jewel Sky 3. バイキング装束 - Viking Dress 4. 光への航海 - Voyage to Illumination 5. サファイヤ御殿 - Sapphire Mansions 今年は巳年ということで新年一発目にこのアルバム邦題を取り上げるべきだったが、このアルバムはおろか演奏しているバンドすら先日偶然ネットで知ったばかりで、急遽取り上げてみた次第。 英国のジャングル・ポップだかオルタナだかのバンドであるフェルト(Felt)が86年にリリースした5thアルバム「ヘビの頭をくねらせろ(Let the Snakes Crinkle Their Heads to Death)」は全曲インストでトータルで20分にも満たないという、サクサクっと聴けるアルバムだ。 残念ながらこのアルバムタイトルは既に消滅しており、18年にリマスター&リイシューした際に当初予定されていたタイトル「セヴンティース・センチュリー(The Seventeenth Century)」に改題したのだそうな。改題に伴い当然邦題も消滅してしまった。せめて曲名の邦題だけは生き残っていてほしいが…どうなっているのだろう? 「ヘビの頭をくねらせろ」リリース時のメンバーはvo&gのローレンス(Lawrence)、keyのマーティン・ダフィ(Martin Duffy)、bのマルコ・トーマス(Marco Thomas)、dsのゲイリー・エンジ(Gary Ainge)。…すみません、全く知らなくて。 フェルトは79年に結成し、89年に解散。バンドのソングライターでフロントマンのローレンスは10年間で10枚のシングルと10枚のアルバムをリリースすることがずっと自分の意図だったと宣言し、それを達成した上でフェルトの解散を発表したとのこと。 Wikiさんを見てみると、フェルトのアルバムは「ヘビの頭をくねらせろ」以外にも何作か邦題が消えているようで、86年リリースの6th「微睡みの果てに(Forever Breathes the Lonely Word)」が「フォーエヴァー・ブリーズ・ザ・ロンリー・ワード」に、続く87年リリースの7th「川の詩(Poem of the River)」が「ポエム・オブ・ザ・リヴァー」、88年リリースの9th「街を越えて列車は走る(Train Above the City)」が「トレイン・アバヴ・ザ・シティ」になっているらしい。 ええっ、何でなん!? どれもいい邦題なのに勿体ない。 前述のとおり、このアルバムの収録曲は全て短いインスト曲で、最も長い曲が “バイキング装束(Viking Dress)” で2分50秒、最短曲の “宝石の夜空(Jewel Sky)” は1分ほどしかない。まぁ良くも悪くも飽きずに聴ける、というか短すぎてながら聴きには若干不向きかな。気付いたらアルバムを聴き終えているので、集中力が必要かも。 インストアルバムは苦手な方だが、このアルバムは割と聴きやすかった。マーティン・ダフィのオルガンが耳に心地よく、フェルトの他のアルバムも聴いてみたくなった。 そんなフェルトに興味を持たれた方は、こちらをどうぞ♪ 全曲サクサクっと聴いてみてくだされ。 ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.02.08 02:35:04
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