ぼちぼちいくさ

何度も書いてることだが、私の夫は体は糖質制限食のせいで、やせてひょろひょろの、吹けば飛ぶようなオッサンだが、ハートは女子大生。そんな夫は今日の“大阪の休日”をすごく楽しみにしていて、数日前から「お昼はここはどうかな？」と、あるレストランのパンフレットを見せてくれていた。

そこは、夫が仕事で客先を回るときに見かけた店だそうで、タイ料理のバイキングの店だった。タイはタイでも、北部チェンマイ料理なんだそうだ。

ようわからへんけど、お値段もリーズナブル（平日ランチ１２８０円）やし、私に生きたい店があるわけもない。私は体は若作りのおばちゃんやが、心はオッサンなのだ。ほなそこにしょうかということになった。

夫が見かける店のチェーン店が、エル・グレコ展の会場のそばにあるという。地図を見ながらすいすい歩いていく夫。地上の大阪の町を歩くなんて信じられん・・・・（注：大阪の市街地は地下街が異常に発達してて、地下を歩けば大概の所にいける。地下の方が道しるべの看板が出てるので間違わないので、私は地上なんか歩かない）。

着いたのは、梅田の劇団四季の劇場のある、まだそんなに古くないビル。いんやあ～、これがゴージャスなビルやった！なんか建物の作りそのものもゴージャスなら、置いてあるクリスマスツリーなどの飾りもゴージャス。黒と金を基調としたデザインに、吹き抜け作りまくり。なにここ～！？

そんなビルだが、中に入ってる店はソニーだったりするし、レストランも平日ランチが８８０円からだったりしてる。ああ不景気なのね、やっぱり・・・。

そんなレストラン街の奥に目指す店はあった。そんなに混んでなくて、すぐに入れた。春巻きやコロッケ、卵料理に鶏肉の蒸したのやら、野菜の煮物に春雨サラダ、そして数種類のカレーにデザート。この場所のこの値段でこの量なら、大満足といえるでしょう。味も全体にマイルドで食べやすかった。ただ、もちろん、たまにすごく辛いのがあって、それはちょっとひいひい言ったけど。

二人でお腹一杯になるまで食べて、お店を出たのであった。