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夏休みも最終コーナーを回った。ちんたかぽんはここまで毎年、「ほとんどできてる」と大嘘をついて、最後の最後に大量のやってない宿題が出てきて父ちゃんの逆鱗にふれていた。毎年変わらないちんたかぽん態度に業を煮やした父ちゃんは、夏休みの宿題に関しては一切ちんたかぽんを信用しない宣言をし、この夏は、出だしからちんたかぽんを攻めたててていた。 そのかいあって、なんとちんたかぽん、夏休みの宿題を、お盆過ぎにほとんど仕上げてしまった。素晴らしい!人間、やればできるんや。立派なのだが、仕上げたのは「ほとんど」全部。そう、まだ残ってる宿題が一つだけあった。それは、作文・・・。 この作文、テーマが「私の将来の夢」、長さが原稿用紙3枚(以上)という規定があった。ちんたかぽんは、「ぼくは、ユーホーが見たいので、宇宙飛行士になりたいです」と書いた。ユーホーって何・・・・? UFOと気づくまでに何秒かかかった。久しぶりに目が点になり、そのあと顎を天井に向けて大笑いしそうになった。ユーホーってアンタ・・。 私は笑いをこらえるので必死だったが、ちんたかぽんはちんたかぽんで、これだけ書いたら、もう書くことがなくなってしまった。うん、まあ、確かに、これ以上何を書けというのか。 悩み苦しんだちんたかぽん、仕方がないので、前に買ってもらったけど、怖くて読めなかった本を出してきて、その内容を書き始めた。それがなんていうか、すんごい上から目線。 “いついつ、どこそこではUFOの中から銀色の宇宙人が現れたのです”とか“いついつ、どこそこでは、宇宙人がこれこれこういうことをしたのです”等々、怪しげな事例を、いかにも“教えてあげる”という感じで書き連ねて、最後に、“信じる信じないはあなたの自由です。が、これでもあなたは宇宙人の存在を認めませんか?僕は信じます”と結ばれていた。 もう、将来の夢はどっかにいってしもてて、完全にUFOと宇宙人の(怪しい)話になってしまってる作文。先生の感想をぜひ聞かせていただきたいっ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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