新物”出雲崎産 えご草”入荷です!
”エゴ”ってご存知ですか?新潟地方独特の食べ物だと思います。九州地方で言う、”おきゅうと”と同じ物だと思われます。このエゴの素である”えご草”。8月1日から解禁になり、今が漁の最盛期です。そして、冷たくして食べるとおいしい海草類ですからまさに、今食べたい物ですよね(^・^)先週末、知り合いの漁師さんが、獲れたばかりの新物を持ってきてくれました。このえご草。獲ってから乾燥の工程が、かなり大変です。ここのところ好天続きで、よく乾燥できたようです。さて、この草。どうすると上のような寒天状になるかと言うと、何十倍もの(重量で)お水で、40分程度練るのですよ。弱火で、とろとろ・・・そして、その間、ずーっと付きっ切りで焦げないようにヘラで混ぜ(煉り)続けなくてはなりません。それを冷やし固めて、出来上がり。もっと、丁寧にやる人は、固める前に漉したり、一日かけて、さわしたり(水に浸して、また日に干したり)します。まさに、究極のスローフード!!ですね。お味は、寒天同様、これ自体はあまりクセのないさっぱりした物。磯の香りが郷愁を誘う食べ物です。酢味噌や、柚子味噌などでいただく、まさに夏にピッタリの食べ物。こんなに面倒なものが、これまたよく売れるんですよ!(飛ぶように売れるって物じゃないけれど、思うより売れます!)なぜ?かと考えてみると、”手前味噌”ならぬ”手前エゴ”なのだと思います。この”エゴ”(エゴ煉りとも言います)いろんな方から頂くことがありますが、結構、味というか、煉った感じ違うのですよ。私も煉ったことがありますが、自分で煉るとおいしく感じます。40分も煉るから、出来上がる頃には愛着が湧くのでしょうか?そして、この”エゴ”。やはり海草ならではのフコイダンも含まれていますし、食物繊維も豊富。カラダにいいのがセールスポイントです。あなたも、一度、エゴ煉りにチャレンジしてみませんか?私のような不器用者でも作れますよ。(たぶん、出雲崎産は草が良いからです)*** 出雲崎産 エゴ草 80g入り1,000円です *** 石井鮮魚店