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カテゴリ:おじょうの出来事
うす曇の中、
彼に会いに行ってきた。 指輪を外そうか悩んだけど、 彼も知ってる事だから、今さらだし。 それに、そういう関係じゃないしね。 待ち合わせの場所に行くと 彼は私よりも先に待っていて、 駆け寄る私に小さく手を上げた。 「久し振りだね。」はにかむように笑う彼。 なんだか、一瞬、 きゅって・・・胸が苦しくなったよ。 「どこに行きたい??」・・・そう笑顔で尋ねる彼に 「どこでもいいよ。」・・・・と笑って返す私。 まっすぐに見られると、 ちょっとはずかしい。 軽く喫茶店でお茶をして、 たわいもない会話を楽しむ。 でも・・・・。 なんか、彼の様子が変。 少し顔が赤いような気が・・・?? 「少し、熱っぽいの???」 「あ。ばれた??」 「え?まじ??どれ・・・」おでこに手を当てようとすると、 「いいってば・・。」スッと掴まれた手首。 「・・・・めっちゃ熱くない????」 掴んだ手からカンタンに、彼の熱が察する事ができた。 「もうっ!家に帰って寝なさいっ!!」 「んじゃ帰るから・・・おかゆ作って。」 「え・・」 しばしの沈黙。 「わかった、いいよ。作ってあげる。超んまいやつね。」 「OK、んじゃ、普通にんまいやつ頼む。」 子供のように笑う彼。 「あ・・・っと・・散らかってますけど気にしないでね。」 少し、照れくさそうだった。 適当な材料と熱さましを買い 向かった彼のマンションは・・・・ ・・・・・・・少々汚い(笑 男の人らしい(?)部屋というのだろうか、 だけど、彼らしく部屋のコーナーにはサックスが立てかけられてあった。 ・・・・それと、いつも彼がつけてる、コロンの香りがするから、 少しだけ、不覚にもドキドキしてしまった。 「んじゃ、ぼく寝てますんで、お願いします。。。」 そういって、ベットにもぐりこむ彼。 「はいはい。了解しました。」 料理を始めると・・・ 静かに、静かに、 彼が寝息をたてはじめた。。 ・・・・しばらくして おかゆはできたけど、 あんまりにも子供みたいな寝顔でスヤスヤ寝てるので 起こすのはかわいそうだと思った。 手帳の1ページをやぶり、 彼に伝言を残す。 そーっと ベットサイドに座り、 彼の顔を覗き込み・・・・ (よく寝てるなぁ・・・・) パチッ。目を覚ました彼。 その瞬間・・・・・ ギュッ・・・・。 「あ・・・」 HUGされてしまった私。 固まっている私に彼がつぶやき、たずねる。 「やっぱり、こんなとこ来るってコトは、俺としてもいいって思った?」 ドキドキドキドキ・・・・ 「え・・・・っ?」 ドキドキドキドキ・・・・ 「ね・・・熱なかったら・・そうかもしれない。」 「ちぇーっ。なんだよそれ」 HUGする手を緩めながら彼がクスって笑う。 「じゃぁ、今日ダメぢゃん。」 「うんダメダメだね。」と答える私。 そんな私の頭の中で、 もう一人の私がこう叫ぶ・・・ 勝 負 下 着 きてませんから無理だろぉーーーーーー!!! ム ダ 毛の処理もやばいんだよねぇーーーーー!! 「じゃ、わ・・私か・・かえるっ・・」 すくっと立ち上がる私。 「あ・・・う、うん」 突然私が立ち上がったから、 少しビックリしたような彼。 ちなみに・・・・ 彼 → 武 田 真 治 いやはや、ぜんぜんファンじゃないんですけど。 思い出して書いてたら、 相当なシュチュエーションだなこりゃ。 小道具のサックスがビミョウニ笑える。 以上、 昨日見たおじょうの夢でございます。。。。プププ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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