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・・・そば!ソバ!蕎麦!・・・酒そば本舗奮闘記!

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2021年07月19日
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突然ですが、「カロリス」ってご存知ですか?

一方通行を「一通」、ゲームセンターを「ゲーセン」、就職活動を「就活」、挙句の果てには「終活」なんていう言葉も生まれるご時世。何でも省略して短く表現することが流行っていますでしょ。

カロリーリストラクション、略して「カロリス」というのだそうです。

リストラクションは「リストラ」で一世を風靡しましたから、想像がつくと思いますが、「カロリス」とは「カロリーをリストラ」すること、すなわちカロリー摂取量を減らすこと。



「長寿遺伝子を鍛える」(坪田一男著 新潮社)によれば




カロリーを70%に減らす(カロリス)だけで、長寿遺伝子のスイッチを入れることができ、アンチエイジングの効果が期待できるそうです。

サルを使った実験でも同様のことが実証されたと報告もされております。

粗食は長寿、がん・心疾患・糖尿抑制…サルで実証

「カロリー摂取量を大幅に減らすと、がんや心疾患、糖尿病など加齢に伴う病気の発症を抑えられることが、アカゲザルを使った20年間の追跡調査で明らかになった。・・・」


なるほど「腹八分目」とは、珠玉の輝きを発する先人の教えであります。

しかしこの教え、私の場合は頭では理解できても、胃袋が理解しようとしないという大きな弱点があることを指摘しておかなければならないのが、なんとも残念ではありますが・・。(苦笑!





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最終更新日  2021年07月19日 11時50分05秒


2021年07月09日
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わが国にはその土地その土地に根付いた独特の言葉があります。これを一口に方言といってしまっては、せっかくのお国言葉の持つ温かみが、どこかへ行ってしまいます。大切にしたいものだと思います。

ところで方言といえば、肩車のことを皆さんの地方ではどう言いますか?

我が故郷富山県出身の女優・室井滋さんが書かれた絵本ですが、この絵本の題名がいささかユニーク。「チンチンボンボ」といわれても何のことか分からない人がほとんどじゃないでしょうか。


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チンチンボンボさん [ 室井滋/長谷川義史 ]
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「チンチンボンボ」を前後二つの言葉に分けると、まず後半の「ボンボ」は、「おんぶ」の音便が変化したものだということが直ぐ分かりますが、問題は前半の「チンチン」。単独ではどう考えても男性器の幼児語としか解釈できないとしたものですが、もしかしたら「頂(ちょう)」から来ているのかも知れないと、俄か言語学者( ← 私のことです・・・笑!)は想像します。

一口に富山弁といっても県東部と西部、海沿い(浜言葉)と山間部(里言葉)で微妙に違ってきます。私が住む県西部の高岡市では、肩車のことは「カタグルマ」。「チンチンボンボ」とは言いませんね。(もしかしたら年配の方なら分かるかもしれませんが・・・。)

ところが同じ「チンチン」でも、高岡市からさらに南部に位置する砺波市の山間地方では、正座をすることを「(お)ちんちんをかく」といったりするので驚かされます。お客様の前で小さな子供が行儀悪くしていると、その家のおばあさんなんかが、子供をたしなめてこう言います。

「(お)ちんちんかいておられ!」(行儀よくしていなさい!)

このときの「チンチン」は鎮座の「鎮(ちん)」から来ているのですが、あまりにもリアルすぎて、若い女性でなくとも思わず頬を赤くしてしまいそうです。


室井さんは県東部の海沿いの滑川市(富山県新川地方)のご出身ですから、「チンチンボンボ」は何のことか素直に平常心で受け止めることができても、「(お)ちんちんかいておられ!」には、さすがに頬を赤らめられるに違いないと思ったりしています。(笑!


ほのぼのとしたユニークな富山弁が題名となっている、絵本の紹介でした。







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最終更新日  2021年07月09日 11時50分04秒
2021年06月23日
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突然ですが、「今日の日本では全国津々浦々に普及し、その数は550万台を超え、年間売上金額は七兆円に上る」というものご存知でしょうか?

正解は「自動販売機」。


「自動販売機の文化史」〈鷲巣力(わしず つとむ)著 集英社〉に載っていました。

・・・なるほど、私たちは自動販売機のお世話にならないことはありませんね。





先ず驚いたのは、日本は世界でも類を見ない自動販売機大国なのだとか。
その第一の理由にあげられるのが治安の良さというのです。品物とお金の詰まった箱を路上に置いておくということなど、他国では考えられないと聞かされれば、かえってこちらの方が驚いてしまいます。


次に自動販売機の歴史は、紀元前のアレクサンドリアにさかのぼるというのですから、これまた驚きです。何を自販したのかというと、これがなんと水。硬貨を入れると重みで弁が開き、水が得られる仕組みだったとか。

紀元前のアレクサンドリアといえば、絶世の美女クレオパトラがすぐに浮かんで来ますが、当時のアレキサンドリアでは金貨にクレオパトラの胸像が刻まれていたそうですから、その金貨1枚でどれだけの水が出てくる仕組みになっていたのでしょうか?

それから2000年の時を経て、19世紀のイギリスで、さらに20世紀前半はアメリカで、後半にいたって極東の島国日本で、自動販売機がこのように進化をとげ、我々の生活になくてはならないものになるとは、いかに当時の強国ローマの皇帝カエサルやアントニウスを翻弄したというクレオパトラでも思いもよらなかったに違いありません。


「自動販売機はなぜ日本で発達したのか。自動販売機が人間や社会に与えた影響は何か」を知りたい方は、ぜひ本書をご一読されてはいかがでしょう。





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最終更新日  2021年06月23日 11時50分05秒
2021年02月27日
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世の中はコロナ、コロナで人と会うのさえ気の引ける思いがしますから、旅行を楽しむなどは思いも及ばぬことです。たまにはちょっと贅沢に洒落たレストランでみんなで食事をなどということも、絶えて久しいです。(涙!

旅行がしたい、メシが食いたいという思いを少しでも鎮めようと、こんな本を手にしてみたのですが、行った旅行先も旅行先なら、食ったメシもメシ。あんぐりと開いた口がふさがりません。




筆者はノンフィクション作家の高野秀行氏。1966年生まれとありますから、55歳。結構なオヤジではありますが、そのノバイタリティーは月並みな言葉では表現できませんね。

我われが「辺境の地」ということばを発するとき、それはあくまで我われの目線で見たものですよね。そこに住む人々にとっては、生まれてこの方ずっとそこに住んで日々の生活を営んで来たわけだから、「辺境」という概念は微塵もありませんね。日々生活を営んでいれば、何かしらの食物を食べずにはいられないはず。彼らはどんなメシを食べているのだろう。俺もそれを食ってみてやろうと、筆者は考えた。

まあ、ここまでなら筆者の並々ならぬ食文化への探求心に敬意を表してもいいとは思いますがね。ブックカバーに書かれた副題には、「ヤバそうだから食べてみた」と書かれていますから、どうも怪しい雰囲気が漂ってきます。目の前に置かれた食い物がヤバそうなら、「やめておこう」が普通というものでしょう。

高野氏が世界の辺境の地で食べてきたヤバイ食べ物の数々は、今ここで活字に表記するのもおぞましくとても書けたものではありませんが、あえて二つあげておきましょうか。

南米ペルーの首都リマで食べた(飲んだ)という「ヒキガエルジュース」。中国は大連で筆者自ら調理して食べたという「胎盤餃子」。

辺境の地というから、南米ならアマゾン源流のジャングル。中国なら内陸奥地のゴビ砂漠かヒマヤラの山岳地帯を連想したくなりますが、リマにしろ大連にしろ超近代都市ではありませんか。


マンゴーやパパイヤというのなら私も飲んでみたいですがね。ヒキガエル1匹まるごとをアルファルファ草、タマネギ、マカ、キヌア、ウズラの卵・・・などと一緒にジューサーに入れてかき混ぜた緑ががかったドロッとした液体、これが「ヒキガエルジュース」。

日本は漢字圏の国ですから、「胎盤餃子」と書かれていれば、まず疑いなく「なんだ、餃子(ギョーザ)じゃないか」と思われるでしょう。しかしその前に書かれている「胎盤」という二文字。これが単独で表記されているのであれば、何の問題もないのでしょうけれど・・・。

私も大好きな「餃子」。普通「肉餃子」と書かれてあれば、中身は豚肉。「エビ餃子」というのもしばしば口にしますが、こちらはエビのむき身が包んであるとしたものです。

「胎盤」は哺乳動物の臓器意外に考えられません。嫌な予感を覚えながら読み進めると、胎盤は胎盤でもヒトの胎盤というから目が点になり、エッと思わず叫んだ口は、開いたまましばらく閉じることがありませんでした。

嘘か誠か中国では古来より人の胎盤は万病の特効薬であるとされてきたそうで、1990年代前半に筆者が中国に留学しているとき、親しくなった外科医が、「瀕死の病人が胎盤抽出液を注射して見事に蘇生した」と真顔で言っていたと書いてあります。

余談になりますが、プリセンタエキス配合の美容液は、今日広く日本でも知られているところですが、この「プリセンタ」って英語で「胎盤」のことだそうです。・・・知りませんでしたというべきか、ずっと知らないままでいたかったというべきか。(笑!

さすがにその当時の中国でもヒトの胎盤はそうそう手に入るものではなかったそうで、どうしても「胎盤餃子」を食べてみたいという筆者のために、友人が「親戚に死にそうな年寄りがいるのでどうしても一つほしい」と知り合いを通じて頼み込んであった病院から、「胎盤」を用意してくれたのだと。

はたして「ヒキガエルジュース」と「胎盤餃子」の、その味はどうだったのか?それはここではあえて書かないことにしておきましょう。

どうしても知りたいという方は、リマと大連へ行かれて味わってみられてはいかがでしょう。(笑!







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最終更新日  2021年02月28日 10時10分20秒
2021年02月24日
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抱腹絶倒、腹筋運動もしていないのに翌日お腹の筋肉が筋肉痛になってしまうこと間違いなし。


今や関西を代表する落語家の重鎮、桂文珍さんが、大学教授として高座ならぬ講座に立たれた体験をお書きになっておられます。





もともと関西大学で長きにわたって、授業を持たれていた実績を買われたのでしょう。慶應義塾大学でもぜひにと請われて特別講座を持たれた時の授業内容を編集されたもののようです。

・・・なるほど、それで「学問のすすめ」か。(笑!

ずいぶんお若いときから、このような講座を大学で持たれるというのは、落語はもとよりこの方の並々ならぬ才能を如実に示しているといえましょう。



関西大学では、自分の講座が必修科目だったので、落第をつけると卒業できない学生がいた。その学生は、花丸のひまわりの絵が描いてあるだけの答案用紙を出して、どうか単位を下さいと懇願したそうです。いくらなんでもこんな学生に単位はやれないだろうと、本職の教受にどうしたものかと相談したら、その先生の答えがシャレていた。

「落第させたら来年も面倒見なあかんでしょ、卒業させた方がいいでっせ」・・・って、これじゃ吉本のノリだ!(笑!

ではと、その学生の入学の成績はどうだったか調べたら、推薦入学だったそうなんですね。

そこで文珍師匠はつぶやくのです。


「スイセンで入学して、ヒマワリで卒業か!?!?」


う~ん、さすがご本職だけのことはある。座布団10枚!!



講座は第1講から第9講まであり、古典芸能論から笑いのルーツ、笑いの効用、笑いの国際比較文化論などなど多岐にわたって、桂文珍さんの知識の豊かさ、明晰な頭脳を垣間見ることができます。

笑いは健康にもよいと科学的に立証されていますでしょ。第一に「笑う門には福来る」といいますから、このコロナ禍下、私もぜひその効用にあずかりたいものだと思うのであります。









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最終更新日  2021年02月24日 15時32分08秒
2021年02月20日
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人から「あなたの趣味は?」と聞かれれば、「読書」と答えるのが無難なところでしょうか。ところが、中には「どのような本を?」とさらに問いかけてくる人がいたりして、戸惑うことしばしばです。(笑!

「時代小説を少し・・・」とお茶を濁そうとすると、「作家ではどなたを?」などとなかなか追及の手を緩めてくれません。さらには「時代小説のどんなところに魅力を感じますか?」とまで問うてくる人がいて、返事に窮した経験が一度あります。

たぶんその方も歴史小説がお好きなのでしょう。そこで逆に「あなたは誰のファンですか?」と質問したら、「司馬遼太郎、藤沢修平、池上正太郎、柴田錬三郎・・・」と大家がずらりと出てきたのには恐れ入りましたね。

時代小説の魅力はといわれても、私は読書量が多くありませんから、これこれとはっきりと断ずることができないことをまず以ってお許しいただかなければなりませんが、私を時代小説に導いたのは、もしかしたら「武士言葉」の醸し出す不思議な雰囲気に魅かれたからと言えるかもしれません。

この本を手にしてそのことに気づきました。

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その第1章「武士の決まり文句」の最初に取り上げられていたのが、「大儀である」。

その昔大名家の世継ぎとなった男児には、必ず扶育係がつけられた。藩の将来を担うことになる世継ぎの若様には、扶育係によって幼い頃より自分の感情を表に出さぬよう厳しく教育されたといいます。名君と歴史に名を残す人物は、総じて寡黙であったといいますから、なるほどと納得もできますね。

感情を表に出さぬには、しゃべらぬことが一番。そこで扶育係はこのように幼君に言って聞かせたのかもしれません。

「若様、人前ではかまえて『大儀である』と『重畳である』以外の言葉は発せられてはなりませぬぞ」(笑!

当然のことながら「かまえて」も「重畳である」も武士言葉。第1章に取り上げられています。


何故に武士言葉がそれほどまでにおもしろいかというと、「ま、いっぺぇやんね~」が「ささっ、一献参ろう」になり、「ちょっとすまねぇが・・・」が「卒爾(そつじ)ながら・・・」。「しまった、やりそこなった」が「これはしたり、仕損じた」、「まったくわけがわからねぇ~」が「はてさて面妖な」となる。

もっぱら江戸時代に限っても、このような二つの言語を話す別々の社会が存在した。

売れっ子時代小説作家・風野真知雄の新刊「潜入 味見方同心3 五右衛門の鍋」の第2話「海たぬき」。

風野は、主人公の味見方同心・月浦魚之進に、あえて武士らしからぬ言葉使いをさせて、魚之進の好人物ぶりを巧みに描いています。




突然にやくざ風の無頼漢5~6人に取り囲まれた魚之進。「南町奉行所同心、月浦魚之進と知ってのことか」と言ったまでは武士言葉。とっさに手にしていたアツアツの今川焼きを襲ってくる無頼漢に投げつけ、相手がひるんだすきに脱兎のごとく逃げ出した。前方に桑名藩松平家の辻番が見えてきたので応援を請うたまではよかったが、思わず「助けてくれ」と言ってしまった。

無頼漢が逃げて難を逃れてからのこと、松平家の辻番にこう言われてしまった。「お主、助けてくれと言っていたな。・・・そういうときは曲者だと叫ぶのだ」と。(笑!


武士言葉に着目して時代小説を読む。おもしろからずや。







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最終更新日  2021年02月20日 14時08分00秒
2020年12月30日
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今読んでいる本、「60歳からの新しい川柳」(時実 新子 監修 杉山昌善 著 実業之日本社)




私が川柳に嵌まり込んだのは、そばの歴史について調べているうちに、そばが今のように細く切って食べられるようになったのは、江戸時代の初めごろと知ってからです。

江戸の庶民はそばをどのように食べていたのかなどに興味を抱いていくうちに、江戸の街や庶民の暮らしぶりも自然と知ることになります。その中で出合った一冊の本が、私を川柳の魅力に誘うことになったのです。

その一冊とは、「江戸川柳で現代を読む」(小林弘忠 著 NHK出版)





自由奔放で赤裸々な当時の江戸市民の人情に厚く、粋で洒落た優れた感性のとりこになりました。


残念ながら私は、江戸の街並みを江戸の市民の暮らしぶりをこの目で見ることは叶いませんので、江戸川柳を通じて見るということになりますね。さらに生きているのは紛れもない現代ですから、現代川柳というものも勉強してみたいと思うようになったのです。

「60歳からの・・・」の60歳には、少々抵抗を感じないわけではないのですが・・・(笑!


この現代川柳については、少々私の思うところとズレがあるように思えます。即ち江戸川柳とは違った領域で、おもに自分自身を見つめるのが現代流。社会・他人を見るのが江戸流ということになるのかな?

これについては、機会をみてお話したいと思いますが、何よりも驚いたことは、「川柳」って人の名前だったということ。

柄井 川柳(からい せんりゅう)という江戸時代の俳人を皆さんはご存知でしたか?


そして、どうも川柳にはそれに引かれる年代というものがあるらしいということ、それが人生の酸いも甘いも分かり始める50歳代後半だということ。ある意味であきらめの境地も混ざり始める60代前半はその最たる年代だということも。(苦笑!

なるほど多くの人がそうであったように、私もそんな年頃に近づいてきたのかなと思うと感慨深いものがあります。


川柳に嵌まり込むお歳ころ





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最終更新日  2020年12月30日 11時50分04秒
2020年12月16日
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突然ですが皆さんは「葉鶏頭」ということばご存じでしょうか?

「ハゲイトウ」というヒユ科の植物の名前だそうです。別名「雁来紅(ガンライコウ)」ともよばれるとか。「鶏頭」と「紅」という文字に注目されれば、ああ、なるほどとお気づきになられるでしょう。雁が来航する季節になると葉が鶏のトサカのように真っ赤に色づくことからこの名前がついたということです。


本日の日経連載「ミチクサ先生」第193回に、この「葉鶏頭」が出てまいりました。

・・・正直に申し上げます。「葉鶏頭」ということば初めて目にしました。これを「ハゲイトウ」と読むことも、私の知識の外でした。


父親の訃報を知らされ熊本から東京に帰郷した漱石が、病床の子規の家に見舞いに赴き、その庭先で目にしたのが、この「葉鶏頭」。

作者の伊集院 静氏は、この時の漱石と子規の再会を次のように描写しています。

「金之助はこれまで何度となく花が咲き誇る姿を見てきたが、これほど美しい開花は初めて目にした」と。


「それにしても美しい葉鶏頭だね。ここは子規君の宇宙じゃないか」

「それが夏目君にはいち早くわかったか」


この時すでに、子規の体は結核菌によって肺はおろか脊髄まで蝕まれていて、起き上がることもできずただただ病床に横臥して、筆を走らせることのみを生きる証としていたころのことです。

その子規の手の先から数メートル離れた庭先で、「葉鶏頭」がまるで緋色の海のように鮮やかに咲き乱れていたと。


偉大なる「ミチクサ先生」は、このあと真の友・正岡子規の死をどのように受け入れるのでしょうか。

伊集院氏の筆が待たれます。





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最終更新日  2020年12月16日 12時45分14秒
2020年12月09日
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もうかれこれ10年以上も前に、ベストセラーとなって話題を呼んだ「国家の品格」(藤原正彦著 新潮社)を本棚から引き出して再読しています。

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国家の品格 (新潮新書) [ 藤原 正彦 ]
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この本の論評については多くの方がされていますから、そのような難しいことは専門家の先生に譲るとして、私が注目したのは、国家の底力の指標として天才の輩出について触れておられる章。

藤原先生はご専門が数学ということですから、やはり歴史上の大天才といわれた数学者にご興味があるのでしょうね。

いったいそんな大天才を生み出した土地柄とはどんなところなのか確かめるために、ご自身でその大天才が生まれ育った場所まで旅行なさったというのです。


さすがですね。私もそのような意識をもって旅をしてみたいものです。・・・うらやましい。


それでまた、見出された結論が、けた外れに優れている。

天才を生む土壌には、三つの共通点があるというのです。

その一、「美の存在」
美の存在しない土地には天才は生まれないと。

そのニ、「何かに跪(ひざまず)く心」
日本で言えば、神や仏。インドではヒンドゥー教、イギリスでは伝統がこれにあたると。

その三、「精神性を尊ぶ風土」
文学、芸術、宗教など直接役に立たないことをも重んじ、金銭や世俗的なものを低く見る風土。



・・・う~む、品格のある人の考えることは違うなとつくづく感心した次第です。









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最終更新日  2020年12月09日 11時50分04秒
2020年12月05日
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「Go To」キャンペーンの是非が何かとかまびすしく取りざたされているようです。

新型コロナウィルスの感染拡大を止めるには、人の動きを止めればいいということはわかりますが、人は活動なくしては生きていけませんし、動くなといわれればばおのこと動きたくなるのが人情というもの。


ストレスばかりが堪る昨今の状況下、もしかして「トラベル」と「イート」の両方を一度に満たせるかもしれないと、本棚よりこんな本を引っ張り出してきて、寝床で読んでみたりしています。



『中国の旅、食もまた楽し』(邱永漢著 新潮社)





邱さんの書籍は、山のようにあるのですが、特に利殖関係が多いでしょ。マネー・株・不動産、そして商売・・・この方は作家でもあり、ビジネスマンでもあり、利殖コンサルタントであり・・・八面六臂のご活躍をなさった方でした。すでに鬼籍に入られて久しいですが、その才能はまったくうらやましい限りですね。

この本では、西はカシュガル、トルファン、北はハルピン、南は海南島まで、定番の上海、北京、香港の食べ物もじっくり紹介されています。それはそれは、寝床で何度も生唾を飲み込まなければならない始末。

また食もさることながら、この大国の歴史・文化・名所旧跡をたどる邱さんんならではの筆使いは、余人に真似のできないところがありましょう。


昨晩は、拾い読みで香港の屋台でお粥をすすり、いっきに西の果てウルムチまで飛び、バザールの出店に並べられた西瓜を食べたりしました。今晩は北の方に移動して、旧満州の首都瀋陽の街並みを歩きながらアツアツの万頭を頬張ってみようかしら。

「Go To」の割引も、ポイントも付与されませんけれど、もともと費用は掛かりませんから、トラベルもイートも「Go To Free」というわけです。(笑!









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最終更新日  2020年12月05日 11時50分04秒
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