2008/03/04(火)23:47
桃のきざし
今日は、桃の節句。
桃の花を飾られている方も、多いのではないでしょうか^^。
呼吸法セラピーでは、地球上にあるエネルギーの「花のエネルギー」も取り入れていますが、
桃の花は、私の好きな花のひとつ。
先日、「鬼饅頭」のブログに、「桃太郎と鬼が島の鬼」というコメントを頂きました。
実はこのおとぎ話、随所に、風水や陰陽五行が織り込まれているんです!
今日は、ちょっと風水の話をしようかなと思います。
ごめんなさい、興味の無い方は読み飛ばしてくださいね^^;。
一年は、12ヶ月あります。 地球上、どこも同じですね。
そして時間というのも、午前と午後とで12時間ずつあるものです。
たとえば、12という数字を、時計の文字盤で考えてみましょう。 アナログの時計ですよ(笑)
この12すべての数字に動物をあしらったものが、干支(えと)、十二支になります。
時間と経緯(経線・緯度)をあらわします。
さて、鬼門(きもん)という言葉、聞いたことはありますでしょうか。
風水や方位にでてくる言葉ですが、方角でいうと、北東の位置を表します。
鬼門はきれいにしておきましょう、なんていいますよね。
鬼門(きもん)・・鬼の門。
その「鬼(おに)」をイメージしてみると・・・。
鬼って、牛のような角があって、何だか、虎の皮や虎模様の衣をまとっていませんか?
鬼門にあたる北東は、実は、丑(うし)、寅(とら)の場所なんです。
時計でいうと、12時を北の方位としたとき、そこは、子(ね)の場所。
1時と2時の方位・北東(鬼門)は、丑(うし)と寅(とら)の場所。
ですから、鬼って、牛と虎の形状をしているのですね。
さぁ、鬼を退治するという、桃太郎のお話ですが・・・
風水師も、「桃の木」で鬼門の災いから護る、と聞いたことがあります。
桃は、邪気を祓い不老不死の力を与える霊力のある果実といわれ
桃というのは、古来から鬼門よけに使われる樹でもあるのです。
鬼を退治するには、桃が最適。 だから桃太郎となるのですね。
そして、桃太郎のお供をするのは、猿、キジ、犬の三匹でした。
これらの動物は、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)となり、
鬼門の北東と反対側(対極)の裏鬼門近くに位置している動物なのです。
桃太郎は、鬼門に対抗するため、ほぼ裏鬼門に位置する動物を率いた、といわれています。
また、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)は、すべて、五行での金のエネルギーを持ち、
桃も、金を表します。
こういったことから、お話では、たくさんの金や財宝を持ち帰る、得る、ということに
繋がっているのでしょうか。
「お花をあげましょ、桃の花」
桃は、薔薇科のお花。
桃は、魔よけで護ってくれるというだけではなく、金のエネルギーを持ち、子宝や、若返り、ということもいわれていて。
桃の花は、とても縁起がよいものなのですね^^。
そうそう、鬼門といわれる北東は、気学では「変化宮」という場所にあたります。
めまぐるしくお天気が変わり・・・
空気中の大気が不安定となる、季節の鬼門と呼ばれるこの時期に
桃を飾るという風習は、きちんと意味があってのことなのです^^v。
もうすぐ暖かな春がやってきます。
春とともに、良い兆しが運ばれるといいなぁ。。。
五行のエネルギーについてのお話しは、またあたらめていたしますね。
最後まで読んでくださって本当にありがとうございました^^。