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カテゴリ:話し言葉のこと
いやー、昨日はなんだか盛り上がりましたな。
お声が聞こえてきたのがなぜか、麻雀を全然知らない人とよーく知っている人だったりして、うふ。 皆さんこんにちは、ダマテンタイプのさくさく堂(ということになった)です。 ---- さて今日は、oneに悩んでおります。 「いち」には、慣用句的に使って、序数(順序)や基数(量)の概念が薄まっているものがたくさんあります。 目安の一つは、「に」「さん」……の置き換えができるかどうかですね。 一日も早く 一人もいない もう一度 二つとない こういうのは慣用句と考えていいですね。「1日も早く」なんて出てくるともんどり打ちます。 微妙なのが、「ナンバーワン」と「もう一つ」。 「ナンバーワン」が「押しも押されもせぬトップ」という意味が強ければ、そのまま「ナンバーワン」と表記します。ただの「1番」の意味なら、「No.1」とします。 (機種依存文字は使用しないでね) ところがですね、たま~に「ナンバーツー」さんが出てくることがあるんですね。なんかこう、「ツー」って間抜けじゃありませんか? 「ナンバースリー」さんまで出てきたらどうします! しょうがないので、「ナンバー1」と「ナンバー2」にする? へ、変なの~。 でも、「No.1」「No.2」よりはマシ。受験番号じゃないんだから。 「もう一つ」「もう一回」「もう一度」など、「もう~」に続く場合も、通常は漢数字にしますが、 「もう一つは……。2番目に……」なんてくることがあるんですね。 じゃあ、「もう1つ」? こっ、これは絶対いやじゃー。 普段私は横書きでも「1つ」「2つ」「3つ」は「一つ」「二つ」「三つ」にすることが多いです。 「1つちょうだい。もう一つもらっていい?」 なんてときに、「1つ」と「一つ」の混在が目障りだからです。それなら最初っから、 「1つちょうだい。もう1つもらっていい?」 「一つちょうだい。もう一つもらっていい?」 のどっちかがいい、というわけで、全部漢数字にしまうほうが楽なんですね、ただ単に。 荒技を一つ。 「もう一つは……。2番目に……」で、 「もう一つ」そのものを「1番目は」などに変更してしまう。そーーっとね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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