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テーマ:今日聴いた音楽(75266)
カテゴリ:タイ
いや~、久々にカルチャーショックを受けちゃいましたよ。 何にかって? カントリーです。 カントリーミュージック。 これまた古風な! って思うでしょ? その固定観念をぶっ壊して差し上げます。 日本人が漠然とアメリカの音楽を連想すると、NYやLAの小じゃれた音楽を連想すると思います。 それらの音楽とおなじぐらい強大なマーケットを持ち、アメリカ人に愛されている音楽がカントリーなんです。 実際、ガース・ブルックスという人のアルバムは、マイケルジャクソンやマドンナよりも多く売れていて、総売上枚数が1億枚以上なんだとか。 一億ですよ、一億。 ちなみに、一億枚以上のセールスレコードを持つアーティストは、エルヴィス・プレスリー、ビートルズ、レッドツェッペリン、そして彼だけだそうです。 そんなすごいアーティストなのに知らないですよね そもそもどうしてカントリーを聴くに至ったかというと、ロペズさんのアドバイスからなんです。 いつまでたっても話せない英語。 どうすれば話せるようになるのかと相談したのです。 (彼はスペイン語・英語・日本語のトライリンガル) そうすると、 「カントリーを聴くといいよ!」 と言われたのです。 「へっ???」 って感じでしたが、事実、ラテン系の人たちは英語の習得のためによくカントリーを聴くのだそうです。 比較的ゆっくりで会話調の歌が多いので、とても応用しやすいのだそうです。 けれども、はっきり言って、日本はカントリー不毛地帯です。 伝わってきてないんですよね~。 僕自身もカントリーからイメージするのは、オールドカントリースタイルのなぎら健壱か、チャトチャック市場にいるカントリーおじさんたちです。 古臭いアメリカの片田舎の音楽というイメージだったので、チョット抵抗がありました。 だからこそ、眼からうろこが片眼2枚づつ落ちたわけです。 アメリカって移民の国じゃないですか。 そもそもケルトとアングロサクソンの融合だけでも刺激的なことですが、そこに幸か不幸かアフリカ系の音楽も入り込んできたわけです。 ギターにバイオリン(フィドゥル)にバンジョー。 これだけでワールドミュージックの出来上がりです。 ジャンルが確立されたのは、そんなに古くなく7・80年前。 今ではいろいろなジャンルの音楽と融合しています。 日本だと『ゆず』あたりはカントリーになるかな~。 そのぐらい音楽的には曖昧で、ポップス色が強いものもあります。 そして、C-POPやT-POP、一部のK-POP、そしてJ-POPとも驚くほど類似点があると感じました。 そんなに片意地張ってなく、ゆるく語ってる感じかな~。 結局、古典的な楽器や旋律を現代風に昇華する段階で、類似してくるのでしょうね。 それともうひとつは、アジアではあきらかにカントリーの音源をパクってます。 『Da Endorphine』の有名な楽曲のひとつも、「あれれ?」というものがありました。 さて、本題(前置きが長すぎるね・・・) 最初に見たYoutubeの動画が彼女でした。 『tailor swift』 89年生まれのティーンエイジャーです。 アメリカでは絶大な人気を誇り、NBCのオリンピック応援歌には、彼女の曲が使われました。 多分、来年のグラミーとるんじゃないかな~。 決して歌はうまくないし、美人といっても、チョットクセがあるのですが、完璧すぎないところが共感を呼ぶのでしょうね。 僕もすっかりツボにはまって、アルバムをダウンロードして、MVも携帯に入れちゃいました。 そして驚くことに、アメリカでは国民的人気を誇っているのに、日本ではCDがリリースされていないのです。 当然無名です。 知らないでしょ? でもね、そろそろこのカントリーというジャンルが注目されそうな気がするんですよ。 ピコピコした音楽や、小じゃれたコピー音楽全盛の昨今ですが、必ず反動が来ます。 景気が後退すると、生音が求められるのも自然の摂理です。 ネーミングマーケティングでも、好景気では濁音のネーミングで力強さを強調し、不景気では清音が主流になります。 そのぐらい、景気の変化からくるマインドと音には連動性があるんです。 ほら、好景気中にリリースされた電化製品の名前を思い浮かべてみてください。 ディーガ・ビエラ・ブラヴィアとかでしょ? これからは変わってきますよ! ということは100年に1度の不景気の到来とともに、100年に1度の生音(ナマオト)需要がやって来る可能性もあるわけです。 というわけで、さりげなくバンジョーが入ったこの曲で、まったりしてください。 このMVの彼女は、すごく美人に映っていますよ~! Taylor Swift - Love Story お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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