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大正3年の4月から東京大正博覧会の期間中だけ上野の不忍池を横断するロープウェイが存在していました。その2年前の明治45年に大阪の通天閣で最初に人を乗せた近代索道が登場して、東京ではたぶんこれが最初のロープウェイ体験になったはずです。自分も何枚か絵葉書を持っていましたが、たいがいは上野公園側から撮影されたものがおおいので、この反対側からの撮影に注目しました。両駅舎の距離感もわかりやすいです。先日入手した資料で、このロープウェイが交走式ではなく循環式だったことがわかりました。各ゴンドラに運転手?が乗っていて、えい索を掴んだり放したりして運転していたようです。たしかにこの絵葉書でもゴンドラの先頭に運転手らしき人が確認できます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.01.20 21:35:07
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