お久しぶりの登場です
こんにちは!もうびっくりするくらい放置していましたねー前回の更新が2012年の節分だからかれこれ3年は経過しちゃってました。それまでやり取りして下さっていた皆様、お変わりありませんでしょうか?すっかりご無沙汰してしまってすみません。あしみぢの飼い主は元気です。楽天ブログ、もうログインできないだろうなぁなんて思っていたら思いのほかあっさりログイン成功。なので、こちらに引き続きワンズの様子を記録していこうかと思っております。なんでまた急に?ですよね。あったんです。変化が。それも大きすぎる。「便りのないのは元気な証拠」とはよく言ったもので(自分の中の都合のいい解釈w)ブログをお休みしている間は特筆すべき情報もなかったのもあり放置しておりました。(でもその間こうめが危ない橋を渡りかけたりもあったっけ…)ですが今回起こった出来事はあしみぢ一家にあまりにも大きすぎる衝撃を与えました。その衝撃のはけ口をどこにもっていったらよいかわからないのですが今はブログに自分の気持ちを書き連ねる、それだけしか思い浮かびません。なのでここに戻ってきました。変化はコーギーのさくらに起こっていました。病名は「変性性脊髄症」です。以下、発覚の経緯までの長文になります。お付き合いいただける方のみお読みください。さくらは今10歳、すっかりシニアと呼ばれる年齢になりました。顔周りの毛が白っぽくなってきてはいましたがとっても元気に見えました。でも今年の冬あたりからでしょうか、室内でボールを追いかけるさくらの後姿を見ていて「あれ?」と思いました。後ろ足が体の動きからワンテンポ遅れているように感じたのです。しばらくは自分の気のせいかと思って家族には話をしないでいました。その頃私は実家を出て新たな土地でパートナーと生活を始めていて毎日の様子はよくわからなかったのですが月一回の帰省時、さくらの様子を見るたびに微妙な違和感を感じていたので親にも話をしてみたところ、「歳のせいでしょ」と。その時はそういうもんかなぁと思っていましたら5月に入ってから連絡があり「さくらに履かせる靴を探してほしい」と。散歩から帰ってきたら、アスファルトで爪が削れたらしく血がでてしまったのでネットで探してもらえないか、という依頼でした。実はその半月くらい前にも爪から出血の話を聞いていてその時は爪を深く切りすぎたという話でした。どれどれ、探してみるかーと思ってネット検索。「コーギー 靴」売っている情報もありました。が、その合間に闘病記が結構あったです。おや?と思ってお邪魔してみると今のさくらの症状とぴたりとあてはまる子ばかり。嫌な予感がして「靴よりも先に病院へ連れて行ってほしい」と親に伝えました。そんな大げさな…的な雰囲気は否めませんでしたが何もなければそれでいい話なのでとにかくかかりつけの病院へ連れて行ってもらったのが5月の半ば。そこでもっと詳しい検査をした方がいいと大学病院の受診を勧められて5/21に受診、レントゲン・血液検査。レントゲンでは背骨の一番最後の骨の変形が見られました。この変形は老齢によるものであり、変性性…のものではないとの診たてでしたのでちょっと安心しました。文章の途中ですが、変性性…のことについて補足です。この病気は最近コーギーにとても増えているそうで発病する遺伝子を持っているかどうか、血液検査で調べられるそうです。ヘルニアなどほかの病気と間違えやすいのですが診断としてはひとつひとつ考えられる他の病気の可能性を消していって最終的に判断するしかないようです。念のためさくらも血液を採取して発病する遺伝子を持っているかどうか調べてもらうことになりました。そんな中、検査結果まで3週間ぐらいと言われていたのに1週間後に先生から「発症しています」との連絡が。さくらは遺伝子をもっており、すでに発症していたのでした。遺伝子をもっていても発症せずに一生を終える子もいるというのに。変性性脊髄症は、人間でいうところのALSによく似ている経過をたどるそうです。痛みはないけれども後ろ足から自由が利かなくなり前足、呼吸器系と麻痺が広がっていきます。今の時点では治す方法がありません。闘病ブログを見たどのわんちゃんも同じような経過をたどっていました。さくらもいずれ…悲しくて悔しくてやりきれない気持ちになりました。なんでさくらが?今はこうしてガツガツご飯を食べて元気いっぱいなのに。しばらく後ろ向きな気持ちで毎日を過ごし改めてこの病気と闘っているコーギーさんたちのブログを読んだりしているうちに家族の中である一つの方向性が見えてきました。さくらが少しでも心地よく暮らしていけるように出来る限りの努力をしようと。家族みんなでさくらに寄り添っていこうと。今はこんなきれいごとしか書けません。いずれきれいごとで済まされないような日々が来るかもしれません。それでも「ああ、あの時あれをやっておけばよかった」という後悔だけはしないように家族それぞれが知恵を絞って病気と向き合っていこうと思っています。早速父が階段から道路に飛び出さないように網でゲートを作ったようです。いろいろと書き散らかしてしまいましたが現状このような感じです。それにしても驚いたのはコーギーさんにこの病気がこれほど増えているということ。胴長短足はヘルニアに気をつけろ!ぐらいの知識しかありませんでした。完治することはありませんが早期発見で進行を遅らせることはできるようですのでコギ飼いの皆様の頭の隅っこにでも置いていただければと。ではまた。