カテゴリ:旅日記
今日の夕方には、なんとか無事戻ってこれました。
バイクで飛ぶなんて、19歳のこれまたGW帰郷時以来じゃないかなー このときは川越街道でこけて車の側面に軽く突っ込んで、、そのまま浦和の寮に自力で帰ってバイク拭いてたGWだったな・・・ それ以来安全運転を続けてたけれども コケちゃた テヘ。 さてさて、群馬の上野村も通ってきました 拾ってくれたおじいの家は「津金味噌店」と屋根の瓦にカタカナで書かれていて分かりやすかった筈なのですが、、国道から確認することが出来なかった。 昨年7月には見かけたんだけどなー バイクに気を取られてたから見落としたのか、味噌店とお寺に寄りたかったのだけど見落として通過しちゃったみたいです あー・・ つづき 上野村というところがどういう場所かなんて全く予備知識も持っておらず、また地図もないのでどこに位置するのかも全く分からなかった。 ただ夜は暗闇の中にポツポツと明かりがある程度で遠くせせらぎの音が聞こえたような気がするし、実際聞こえてなかったと思うけど耳の奥にふくろうの 「ホゥ、ホーゥ」 という鳴き声が連呼していたような そんな雰囲気の怪しい夜を記憶してます。。 薄暗いおじぃの家は、古民家に手を入れてきたようなでっかく古い土間のある家でして 数年前に作ったのか作りかけなのか分からない味噌樽と大豆・あと農機が散乱している、ほんのり発酵臭が漂う昭和初期の佇まい。 ガチャガチャTVとちっこいボンボン時計から発せられる音がなんともレトロな空間を作り出しておりました。 おこたに通され ここで初めて 「どこからきたびゃぁ~」とおじぃ。 東京から実家の佐久に歩いて帰っている途中を告げると 「はやっちょるじゃかーい?ぜんげつもばあさまがあるいててとめちょったじゃじゃょ」 と余り驚きもせずに淡々とそのばあさまの話をし始めた。 ちなみにおじぃは80後半、息子も皆定年を迎えて年1回くらい顔出しにくるとおしゃってたので年齢的にもそのばあさまと何かあったとは思えないのだけど・・チョットニンマリしてた表情が怪しかったので一瞬お茶のニオイを嗅ぎ直した(睡眠薬なんぞあるはずがなく親切心なのは判っていつつも、昔話のようなシチュエーションが警戒心を高めさせる独特な雰囲気だったことをお察しください・・) はらへっちょるじゃろ、喰え! と出されたものは、冷ゴハンの上に生卵そのまんま乗っけたものといわしの缶詰。 それでも疲労しきっておかしかった胃を落ち着かせるには十分なごちそうで、その後入れさせて頂いた「タイルとステンレスの小さなお風呂」には、半畳ほどの正方形空間がこんなにも心地よいものなのかと驚かされた。 嬉しくてあぐらのまんま 浴槽でぐるぐるまわったりもした 足のむくみとともに警戒心もほぐれ、お礼におじぃの肩をもみ おじいのお茶のみ仲間のように2時間ちかく話し相手をし、重たい布団に潰されて就寝しました。 ・・ボンボン時計のカチコチが気になり眠りが浅かった おじぃの朝は早く、遅くまで話した割には5時には起きてガサゴソ。 そういやぁコケーって鳴いてるし どうやら庭で放し飼いしてるようです 7時前には昨夜と同じ食事を頂き(いわし缶が何かの蒲焼にUP)お茶を飲んで昨夜と同じ話を聞き、早めに出発することにしました。 出かけに「これぇー もってけぇーぃ」 と渡された、サンガリアよりもっとマイナーな缶コーヒー。 飲む気がおきないほど古く怪しかったのですが、気持ちを有難くバックの奥に放り込んでおいた。 これも後に「神の一滴に・・」 見ず知らずの怪しい若者(当時)を泊めるなんて、結構勇気がいることじゃないのかなぁ 気遣いの要らない、さりげないおもてなしがホントに嬉しく、当時お守り代わりに永く忍ばせていた「弐千円札」を、そっとお礼の一文とともに置いてきました。 朝7時半におじぃの家上野村を出発し、1時間くらい歩いたところで 事件発生!? ・・・道がないじゃん 長野に続く国道が、地すべりかなにかで分断されていたのだ。 つづく? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 8, 2007 10:41:30 PM
コメント(0) | コメントを書く
[旅日記] カテゴリの最新記事
|
|