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令和8年 エッセイ集

令和8年 エッセイ集

2026.08.08
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カテゴリ:日常と写真
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敷地内には二つの棟があり、今私は小さな別棟のほうで生活している。

もともとは二階建ての母屋で家族と暮らしていたが、独りになってからは広すぎて怖いのでとても住めない。


従って母屋には生活用具は置いてなくて、和ダンスに着物を入れている。

仏壇は仏間として作った部屋に置いているが、たまに花が枯れているときがある。


夫と母の遺影を傍に置いているから、元気かいとえらそうに声を掛けて、仏壇に線香をあげてチンと鳴らして拝む。


二階には生家でピアノ教室をしていたときのスタンドピアノを置いているが、こちらに転居してからも大人の生徒が少し来ていた。


母が生存中私がピアノを弾いていると、もう一つの別棟に住んでいた母が飛んできて嬉しそうに聴いていた。

娘がピアノを弾くのを見ているのがとても楽しみだったようだ。


今はあまり母屋には行かなくなったのでピアノの腕もかなり落ちた。

海外で仕事をしている長女が帰省したときは二階に寝泊まりする。


余談はおいといて、先日別棟に入れているセキュリティ、「セコム」が故障した。

付けてないセコムが付いていて「異常事態が起きました」という文字の灯りが付いていた。


深夜だったが、その時点でセコムさんが来てくれたのか、朝ポストを見たら来宅の報告書が入っていた。

ときどき鍵を閉めていないときもあるぐらいなので、それほどショックではなかったが、本社に連絡して支所から来てもらった。

点検したら、どうも表示板の上に設置された機器が故障していたらしい。


数日経っての今日、新しい機器が届いたのでと取り付けに来た。

若い社員だったので四苦八苦していたようで予定より長くかかったが無事元通りになった。


泥棒が来たときはセコムさんは気付かれないように静かに来るとか。

室内で火災警報がなったら消防車も一緒にくるとか。
首から下げる赤い機器を押すと救急車と一緒に来るらしい。


魚を焼いて部屋に煙がこもったとき、警報が鳴り、電話がかかって消防車と行きますというので
事情を話してお断りをした事が二度ほどある。


普段はいちいちセコムを入れて外出はしないが、夜テレビのニュースで強盗の事が報じられると怖くなって
セコムを入れてやすむ。


一番役に立つのは一か月ほど県外の娘の家に滞在するときだ。


夫が亡くなって独り暮らしになったとき、別棟の窓の改装をした。

幾つかのドアや出窓は格子を入れ、他の窓は頑丈な鍵を数箇所と割れないガラスに変えた。

だから夜でも安心している。


母屋には夜間に人が通ると灯りが付く電灯をつけているが、時々夜に外を見た時パッと明るいときがある。

野良猫が通ったときのようだ。






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Last updated  2026.08.08 20:06:00
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