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遊~ながれのままに法喜充満~

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さくらい遊ゆう

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2005.12.10
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カテゴリ:夢のヒカリ。

その日は、スキー大会に参加する予定だった。

特急列車に乗り、きわちゃんと二人で会場に向かう。

目的地までは、特急で1時間ほど。

ぐっすりと眠り、目が覚めると・・・・車窓の景色は深い森の中。

乗り過ごしてしまったようだ。


ここはどこ?


小さな停車駅が続いている。



荷物をまとめ、降りる駅を見定める。

目的地まで引き返す電車に乗れなければならない。

このまま、いったん街まで行った方が良いだろうか?

早くしないと、スキー大会に間に合わない。



丘の上の黄色い停車駅で、きわちゃんが飛び降りる。

『きわちゃん!スキー板忘れているよ!』

私がスキー置き場から、固定されていた板を外している間に・・・

ドアが閉まり、発車してしまった。


・・・どうしよう!


きわちゃんと私は、離れ離れになってしまった。

窓越しに、きわちゃんは口を動かし・・・何か伝えようとしていた。



迷った末、次の駅で私も降りる。

見えないけれど線路があるだろう道を感じながら、歩き出す。

いろんなものをすり抜けながら、クルクルと前へ進む。

いろんな形の電車が行き交う中を・・・・・歩く。



目的地へたどり着くために。

きわちゃんと合流するために。


・・・


そんな夢の中で私は、、、

スキー大会に参加する事は、どうでも良いことだと言う事を、、、

思い出した。

自分がナニモノかを・・・

これがいつもの夢だと言う事を・・・

夢の中で思い出した。



スキー板を手放す。



・・・


空から白い花が降ってきた。

電車の車体に、びっしりと白い花が咲く。

私の近くには、笑顔のきわちゃんがいた。

花を手に取り、花の咲いた電車に乗り込んだ。

光に包まれ、もう怖くない。



花の感触が、今も手に残っている。



(大きなラッキョのようだった・・・。)



--------



昨夜、そんな夢を見た。



物心付いたときから見ているだろう・・・同じ夢。

目的も状況も毎回変わるが、登場するソコは同じところ。


3つのポイントが登場する。

故郷であるココ。
谷間を抜けた森の中のソコ。
情報渦巻く幻想の街のソコ。

私にとっての夢の街は、毎回中継地点のようだ。
いろんな人々に会ったり、道を調べたり、、、森に向かう準備をしている。


しかし、

森の中のソコは・・・

感じる事は出来るが、まだたどり着いた事が無い。

その時の“今”になり、永遠にたどり着く事は出来ないのかもしれない。



先日、ある方に、『良く見る夢はある?』っと聞かれ、
そういえば・・・っと、瞬時に思い出し、話したのがコノ夢のことだった。
『あなたを待っているコトがあるのね・・・』っと言われた。。

誰にでも、たどり着くべき場所があるように・・・
私にも、たどり着きたい場所がある。


そして、タイミング良く・・・昨夜、コノ夢を見た。

自分のポジションが、スッと見えてきた。

目の前に、現実としての“今”の森が見えてきた。



待つのではなく、私がソコへ行く。




たとえ苦しい夢でも、覚醒していれば楽しい夢に変える事が出来る。

夢も現実も同じだね。


森の中のソコにたどり着く為に・・・

ソコへ向かう過程を味わおう。


今を味わおう。

夢を楽しもう。







◎◎◎

アメリカで出合った、旅の友きわちゃん。

先日は、日本で再会できたね。

夢への登場ありがとう◎


Love.








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Last updated  2005.12.13 20:12:16
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