テーマ:ひとり言・・?(18174)
カテゴリ:中学生の子育て
中学生の学習・高校受験アドバイザーの安村です。
新学年がスタートして、新しいクラスにも馴染んだ頃でしょうか。 本日は、高校入試に大きくかかわる内申について。 内申は都道府県によって、また私立は高校によって大きく異なります。 中学3年生はもちろん、中学1年生・2年生と保護者様も 今から知識武装をしておくことをおススメします。 ------------------------- 1、内申書=調査書=ほぼ通知簿 内申書は中学生活の成績や学校活動をまとめたものです。 一般的な通知表の評価は5段階ですから、 1学年9教科×5段階×3学年=135点満点の評価となります。 ここに英検・漢検・数検3級以上、 部活動の県体会出場などの評価が加わります。 ボランティアなど校外活動もプラス要素です。 生徒会をやっている子、部活動の部長なども評価対象です。 2、内申書は受験する高校へ 内申書は将来受験する高校に提出されます。 地域によりますが、私立の推薦や単願・併願は内申だけで「合格確約」する高校もあります。 例えば、5教科で25点満点中20点以上で「確約」といった具合です。 高校の一般入試は主に筆記試験や面接ですが、 当日の試験だけでなく、内申書も加味されます。 生徒を迎える高校が受験生の中学3年間の様子も知り、 本番だけでなく日頃の学習態度も確認したいのは当然です。 今の入試は当日の本番だけ良くてもダメなんですね。 まぐれで合格はないとも言えますし、 普段から頑張っている子が報われるとも言えます。 当日の筆記が思わしくなくても、 内申が良ければ逆転合格できる場合もあります。 ここ石川県では、過去に20点以上の逆転がありました。 筆記300点で不合格、279点で合格という高校があったのです。 ※当日の筆記試験の点数は受験者に簡易開示されます。 ※年度により、また高校により異なります。 3、地域によって比率に差異あり 高校受験で内申点をどれだけ評価するかは 各都道府県の教育委員会や各高校が決めています。 私立高校は各校の独自評価です。 比率はそれぞれ異なるのでよく確認したいですね。 (例)筆記:内申:面接=4:4:2 何年生の成績を何教科で見るかも異なります。 中1から中3まで5教科均等に評価する場合や 中3の9教科の成績だけを対象にすることもあります。 ちなみに石川県の公立入試では、1年から3年の成績を すべて見ますが、3年生の成績が重視されます。 お住いの地域の評価方法を知っておくことが大切ですね。 高校受験は地域の入試制度を知ることからです! 公立高校は都道府県の教育委員会のHP、 私立高校は各高校のHPをチェックしてください。 石川県令和3年度公立高校入学者募集 ※現中3生の入試は令和4年度となります。 以上、参考になりましたら幸いです。 本日も長文をお読みいただき、ありがとうございました。 ------------------------- 教室見学・無料体験 桜ゼミナールホームページ お問合せ 076-280-2585 ------------------------ 中学生親子の教育お役立ち情報 【無料】成績向上メールマガジン ------------------------ 勉強のやり方が分からないお子さん! 『成績が上がる中学生の勉強法』 おかげさまで5800部突破! ------------------------- 全国1000人以上が志望校合格 『高校受験合格勉強法』 ------------------------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 23, 2021 07:35:48 PM
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