テーマ:日本のお城(202)
カテゴリ:お出掛け
今日はお休みで、お天気も良かったので、 前から行きたいと思っていた『史跡小牧山』に行ってきました。 小牧山は標高85.9メートル、総面積21万平方メートルの小山で、 平野の中に独立してそびえるため、 山頂からは濃尾平野を一望することが出来ます。 1563年、天下統一を目指す織田信長は、清須から小牧山に居城を移し、 同時に城下町も整備しました。 4年後に岐阜に移ると、小牧山城は廃城となり、城下町も衰えました。 1584年、小牧・長久手の合戦では、織田信雄・徳川家康連合軍は 信長の城跡に大規模な改修を加えて陣城としました。 現在小牧山に残る土塁や堀などの遺構の多くは、 この時の小牧山城の姿です。 山頂の小牧山までは、歩いてしか行くことが出来ず、 結構キツいかなって思っていたので、なかなか行くことが出来なかったのですが、 今日は天気も良く、暖かかったので、トレッキングには最適でした。 山頂までの道のりはこんな感じ。 舗装されてない道を、ずんずん歩きます。 ホントはのんびりのろのろだったけど(^^ゞ 山頂に向かう道はいくつもあるのですが、 大した看板が無く、分かれ道では 「どっちに行ったら良いんやろ~~~?」 って迷う場面が何度もありました。 ははは、方向音痴ですから。。。(^^ゞ 山頂までの道のりには。。。 少しだけですが、桜が咲いていたり、 野鳥を見かけたりしました。 すくそばは市街地なのに、こんなのどかな場所があるなんて、 ちょっと不思議☆ 途中にある観音洞。 「明応の頃、乳の出ない妻に食べさせようと子孕み鹿を撃ちに小牧山に入った狩人が 7匹の小鹿を連れ、子をはらんだ鹿を見つけて撃った。 すると、小鹿は7つの石に、母鹿は観音像へと変身した。 狩人は自分の行いを悔い、その地に草庵を結んで観音像をねんごろに祭った。 後に観音を祭る草庵は間々に乳観音として移転したが、 草庵の跡地は観音洞として呼び親しまれ、現在に至っている。」 山頂の小牧城は「小牧市歴史館」です。 小牧・長久手の合戦の資料など、とっても興味深く見てきました。 この場所で、こんな戦いがあったのだな~って、 その時代に思いを馳せたりしてね。 小牧城の古城絵図を見てたら、何となく安土城っぽいな~って思いました。 お城からの景色は、濃尾平野をぐるりと見渡せたのですが。。。 あいにくの春霞み。 あまりクリアには見えませんでした。 この場所は名古屋空港の近くなので、 時々爆音を鳴らしながら自衛隊機が頭上を飛んで行きました。 とっても速いので、写真に収めるの難しかった~ 小牧城までの道のりは、結構大変かなって覚悟していたのですが、 気候も良かったし、思ったよりも坂がきつくなったので、 案外楽に登れました。 小牧山は桜の名所。 つぼみも大きく膨らんでいたので、もうすぐ見ごろを迎えるでしょう。 毎年桜祭りが行われているみたいですが、今年は中止だそうです。 確かにお花見と浮かれている気分ではないのでしょうが、 (そう言ってる私も…すっかり気分はですが。。。) 自粛、自粛ばかりだと、日本の経済は衰退してしまわないかな~って、 少し心配になります。。。 日本、早く元気になりますように☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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