2007/12/18(火)02:28
京都国際マンガミュージアム「原画’京都展&高橋真琴工房展」
今日は、14日に行った、
京都国際マンガミュージアムについてです
昨年開館した、このミュージアムに訪れるのは
今回が初めて。
できた当初から一度は行ってみたいっと、
ずぅ~っと思っていたので、
今回、行くことが出来て、ものすごく嬉しい
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このミュージアムは、旧・龍池小学校(昭和2年建造)の
校舎を活かして、造られています。
なので、中に入ると、どこか懐かしい雰囲気が
漂ってきます。
階段も、石やタイルなどが歴史を感じさせて、
すごくステキ
1Fには、ここを巣立った子ども達の卒業記念
自画像(だと思う)レリーフ?が、違和感無く、
そのまま飾られており、素晴らしいなぁ~って思いました
また、ニスがたっぷり塗られた木の床も、
歩く度に、ギシギシ音がして、
その音を聴くたびに、自分が、まるで小学生の頃に
タイムスリップした様な・・・
そんな郷愁を覚えました
(ただ、ニスのお陰で、ヒールを履いていた私は、何度も滑ったけど・笑)
建物だけでも、かなり感動したsakuranomi
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私がミュージアムに着いた時は、丁度、高橋真琴さんの作画実演の
時間帯でしたので、まずはそこから鑑賞しました。
実演を観て、まず、驚いたのは「高橋真琴」さんが
男性だったことです
私は、絵の雰囲気と名前から、
女性の方だと勝手に思っていましたゴメンナサイ
*
この方が大活躍されておられる頃は、残念ながら
私はまだ生まれていないか、すっごいチビでしたので、
この方の絵の記憶が
自分の中にあまり残っていませんでした。
でも、作画実演や、絵を観ながら、
段々と記憶が自分の幼少時代に戻っていき・・・
両親に買ってもらった雑誌の付録についていた着せ替え人形、
塗り絵、文房具などが彼の作品だったこと、
そして、それを買ってもらって、
すっごい喜んでいた、ちっちゃな自分自身を
思い出してしまいました
「絵」の力ってすごいですね
私のすっごい昔の記憶の引き出しを一つ開けてくれてました。
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さて、次は
特別展「少女マンガの世界 原画’京都展」です。
ここは、昭和30年代~40年代から
少女マンガの世界で活躍されておられる漫画家さんたちの絵を、
限りなく原画に近い形にして複製された作品が
約200点、展示されていました。
かなりボリュームがあります
ここも、私が生まれる前の作品が多かったのですが、
“わたなべまさこ”さんや“上原きみ子”さんの作品があって
すごく懐かしかったな
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それから、面白かったのが、
“トルコ人から見た日本”(だったと思う)
という展示室でした
ここには、トルコ人の漫画家さんが
“日本”を描いたイラストを展示してあったのですが、
絵の多くに、「お相撲さん」と「寿司」が出てきていました
彼らから見ると、日本ってこんなイメージなんだなぁって
笑ってしまいました。
こんな展示もいいですね~
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また、1Fには、“海外漫画コーナー”があり、
そこには、
日本の漫画を外国で翻訳出版した物や、
海外の漫画家によるオリジナル作品などが
ずらぁ~っと並んでいました。
つまり、吹き出しの中のセリフが、英語だったり、ハングルだったり、
フランス語だったり、ドイツ語だったり、スペイン語だったりするわけです。
めっちゃたくさんの言語があって、びっくりしてしまいました
旅行大好きな私は、ここも興味津々
そうそう、shopには、
私の大好きな大和和紀さんの「あさきゆめみし」の
バイリンガルバージョン
(英語と日本語、両方のセリフが書かれている)も売られていて、
大興奮
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あとは、時間の許す限り、
ミュージアム内にいっぱいに置かれている漫画をひたすら読みました。
(斜め読みで5冊読んじゃった)
私は、残念ながら、晩から大阪で友達と映画を観る予定にしていたので、
こちらには結局4時間位しかおられなかったのですが、
予定がなければ、一日中、滞在することができるなぁと
思いました~
今度来た時は、今回、時間が無くて観ることができなかった
「紙芝居」を観てみたいな
京都国際マンガミュージアム HP