カテゴリ:美術・芸術・展覧会
今日は、今、京都国立博物館で開催されている
「河鍋暁斎展」について書きますね~。 * 行ってまいりました~kyosai展 ![]() ![]() 河鍋暁斎(きょうさい) “河鍋暁斎”没後120周年を記念して開催された、 この展覧会。 国内でここまで大規模な彼の作品展は 今回が初めてとのこと。 後期は混み合うかもしれないので 早々に(12日)行ってまいりました ![]() * う~んっ ![]() 面白いっ!!! 好きだわ、この人の作品。 かなりの数が展示されていたのですが、 観ていて、全然、飽きませんでしたっ ![]() もしかして暁斎さんって、血液型、B型? ![]() 私と同じにおいが、めっちゃするっ ![]() このマイペースさ、 この(あちこちに手を出す)気の散りよう、 この気ままさ、 いったい、あなたはどんな人間だったの?って 思わせるような ある意味、落ち着きのない?作品群でした(笑) (よく言えば、好奇心旺盛、とも言う) 今、彼が生きておられたら、 気が合ったかもしれない ![]() * ここで簡単に、今日の主役の 「河鍋暁斎」さんについてご紹介。 河鍋暁斎(かわなべ・きょうさい 1831~1889) 幕末・明治に活躍した絵師。 幼少時より浮世絵や狩野派などに師事。 卓越した画才で、国内はもとより、 海外から多大なる評価を受ける。 * 彼は、本当に色々なタイプの画を描いていて、 今回は、そのタイプごと8つのコーナーに 分かれていました。 彼は・・・ ・きゃっきゃっ(^^♪と笑える「狂画」を描いたりするかと思えば、 ・幽霊や処刑場を、リアルに執拗に描いたり、 ・はたまた、幼くして亡くなったクライアントのご息女のために、 心優しい鎮魂の画を描く、性格の良いところを見せたり、 ・そうかと思えば、巨大画を数時間で、酔っ払いながら描いたり(笑)、 ・でも、たまには、真剣な仏画を描いたり、 ・人物だけじゃ飽きるから、 鳥類や動物なども描いてみたり、 ・もうついでに?神話まで描いちゃって・・・ あまりの幅広さに、この展覧会では 「これまでのコーナーで様々な画を鑑賞して頂きましたが、 最後に彼の画の真骨頂をお見せして、まとめにいたします」的な まとめコーナーを設けられていました ![]() また、美術館の売店で売られていた、 彼のことについて書かれていた本にも 「何でも描けて何が悪い!」とのコピーが。。。 ぷぷぷ(^^♪ この人、すっごく器用なんですね ![]() * 小さな作品も多く、かなりボリュームがあり、 全部鑑賞し終えるのに、思っていた以上の時間が かかってしまいました。 最後は、足が疲れてしまいました。 これから行かれる方は、是非、余裕をもって 鑑賞に行かれてくださいね。 それから、展覧会最初のコーナーにある、 「放屁合戦絵巻」ビデオ(16分程度)は かなりおススメです。めっちゃおもろいっ ![]() 私と同じ頃に鑑賞に来ていたフランス人も 日本語はわからないんだろうけど、 ビデオの画を観て、大笑いしていました ![]() * ![]() 河鍋暁斎 ↑この本、美術館内売店で売っていたのですが、同じような値段で 図録よりもよさそうな感じ。現在、購入を検討中。 う~ん。本棚をまた購入しようかな。。。 でも、家具を増やすと引っ越しする時、大変なんだよな~ 河鍋暁斎展 ~5/11まで 京都国立博物館 HP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/04/15 10:22:16 PM
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