カテゴリ:パパのひとりごと
昨日は、手術受けられずで、問題提起したパパでしたが、実はもう一つ、語らずにはいられない出来事があったのです
腹を立てながら帰宅すると、ちび1が1人で留守番をしていました 大学生のちび1はもう少し夏休みがあるのです お昼ご飯はどうしようか? 「おい、ちび1、○○寿司(もちろん一皿100円)行こうか?」 「ラッキーッ行く行く」 2人は元気よくベルトコンベアーが回るお寿司屋さんへやって来た 父(ぱくっ)「んま~~っ、お前もしっかり食えよ」 娘「うんさっそく、お好み注文しようっと」 ちび1は、タッチパネルで好きなお寿司を注文している 間もなくすると、注文の品が回ってきて「ピッピッピー」とサインが鳴る …はずだった ところが、ピッピッピーと鳴ってコンベアを見ると、何と空っぽの「注文の品」のトレイが空しく回るだけ ということは、誰かがトレイの上の注文の品を先に横取りしたのか? 僕らは疑心暗鬼になり、ベルトの対岸をのぞくと、年齢は20代前半、ロングで金髪の髪をてっぺんでちょんまげのようにまとめた、いわゆるヤンママが目に入った 僕とちび1は、どちらが言うともなくヤンママの様子に見入った すると、また「注文の品」の赤い台座に載ったお寿司が流れてきた ヤンママ「うっわ~っ、うまそ~も~らおっ 」 ヤンママの連れ「それ何?」 ヤンママ「知らん、けど、うっま~っ」 「おい、見たかちび1」 「見た見た、ムカつく~っ」 「ただムカついてたらあかんぞ、あれがどれくらいぶさいくか見とかんかい」 その後も、2人は、ご注文の品が流れてくる度に勝手にチョイスし 「うまそ~」 「それ何?」 「知らんけどうま~っ」 を繰り返した 僕とちび1は、腹の立つのも忘れ、ヤンママの様子を観察し、腹がよじれるくらい笑った その後で、ようやく分かった子供にはほんまもんをと、教えてくださった京のご婦人の言葉の意味を にぎり寿司というものは、腹一杯食べるものではない 何か特別におめでたいことがあったときに、きちんとした服を着て、お店の大将にカウンター越しに握ってもらい、じっと味わいながら食べる または、家族にめでたいことが会ったときに、丸くて、底に店の名前が遠慮がちに描かれた塗りの器にもられたものを、みんなでいただく もちろん、箸は吉野杉の割り箸 そういう代物なのだ 腹一杯食べる寿司屋には、それ相応の客しかやってこない 僕は、ほんまもんをという、京のご婦人のありがたい教えを改めてかみしめました 帰りの車でちび1と大笑いしながら、きちんとして大人とはについて語った親子でした これまた、貴重な学びをさせていただきました ヤンママさん、ありがとう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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