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2009年11月27日
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カテゴリ:スピリチュアル
不思議な夢

数年前に見た夢で深く記憶に残っているものがある

【第1話】
夢の中で僕は江戸時代の屋敷に雇われる男だった
その屋敷にはたいそう美しいお嬢さんがいた

そのお嬢さんの身なりは姫ではなかったので武家屋敷ではなかったのだろう

僕はそのお嬢さんにのぼせ上がっていて、かといって口を利けるような身分でもないことから、たまに遠くからその姿を見られることが、無上の喜びだった

ある日、庭掃除をしていて、屋敷の縁側を歩くお嬢さんと目があった
お嬢さんは、僕の方を見て、くすっと笑った(ような気がした)

その笑い方は僕に好意を抱いてくれているように感じられた
その日以来、なんとかお嬢さんと二人だけで会いたい、話がしたいと、僕の心は募るばかりであった

お嬢さんは離れで一人で寝ているらしかった
あそこに忍び込めば会えるだろうか
二人だけで話が出来るだろうか

僕は夕暮れ時に誰もいないお嬢さんの部屋に入ってみた
すると、しばらくしてお嬢さんが部屋に入って来た

僕はあわてて屏風の後ろに隠れた
まもなくお嬢さん布団に入り気持ちよさそうな寝息をたて始めた

僕は屏風の陰から出て、お嬢さんの枕元に座り、寝顔を見つめていた
見れば見るほどかわいい人だ

顔を見下ろしながら僕は想像していた
…お嬢さんと僕は夫婦で、貧しい長屋に暮らしている
お嬢さんは、僕の家族がそうであるように、つぎはぎだらけの着物を着ているが、とても楽しそうに笑っている

僕はお嬢さんに挨拶して仕事に出ていく
後ろでお嬢さんが火打ち石をすって見送っている

貧しいが幸せだ
この妻さえいれば何もいらない…

と、ここまで想像したところで、寝ていたお嬢さんが目を覚ました

お嬢さんは、僕を見て驚いたような怯えたよな顔をして
「お前は何者?」
と言いながら布団からはね起きた

「お嬢さん、怪しい者ではありません」
と言おうとしたが、それより早くお嬢さんは「誰か!」
と助けを呼ぼうとした

僕はとっさにお嬢さんの口を手で押さえた
手の平に感じるお嬢さんの口元の輪郭
お嬢さんは、激しく顔を左右に振り、逃れようとする
にらみつけるお嬢さんの顔がまたかわいい

いつもは高嶺の花のお嬢さんだが、今は生かすも殺すも自分次第なのだ
そう考えると変に気分が高揚してくる

そう考えながらお嬢さんを見ていると、口と鼻を押さえたので呼吸が出来なかったのだろう、気を失ってしまった
ここで、お嬢さんを自分のものに出来るなら死んでもいい

そこで、僕は失神して無抵抗のお嬢さんに襲いかかり、とうとう意のままに蹂躙してしまったのだ

お嬢さんから体を離したとき、お嬢さんは静かに目を開いた

「お前などと、こんなことになった以上、私は生きていられない。お前を殺して私は死にます」
そう言ってお嬢さんは枕の後ろから脇差しを取り出し僕に切りかかった

僕はそれから逃れようとお嬢さんの顔を、拳で思い切り殴りつけた
目の下が切れて血が出てきた

それでも僕は力を緩めず殴り続ける
頬骨のあたりを殴ったとき、骨が折れたのだろうか、お嬢さんの顔の形がゆがんだ

そして僕はお嬢さんの首をあらん限りの力で絞めた
お嬢さんは、最後の力を振り絞り、僕に向かって人差し指を突きつけた

そして、やがて動かなくなった

僕は、枕元の行灯を倒して屋敷に火を放ち、暗闇に逃げ去った

ここで、目が覚めた
心臓はバクバクしており、全身びっしょり寝汗をかいていた

今見たのが、夢だとは思えなかった
僕は水を冷蔵庫を開けてお茶を飲み、再びベッドに入った

【第2話】
そのすぐ後、次に見た夢は…
僕は、何か大けがをしたのか、救急救命室のようなところに寝かされていた

そこは、とても貧しい病院のようで、壁はカビの生えかけたコンクリート打ちっ放し

次々と重病人やけが人が運ばれてくるが、病院の人はほとんど治療らしい治療はしない

僕はベッドの上で、隣のベッドの人が死んでいくのを見つめていた

そのうち、看護師さんが来て僕に告げた

「あなたに会いたいという人が5階にいます。会いに行ってください」

暗いエレベーターに乗り、看護師さんが案内したのは、これまた薄暗い病室

中は、なぜか和室になっていて中央に布団が敷かれている
誰か寝ているのかどうか分からないほど、布団のかさは低かった

そばに寄っていくと、布団のはめくれあがった

「待ったぞよ」

その声を発したのは、その布団の主で、ミイラのようにやせこけ、白髪は半分くらいぬけ落ち、顔はれんが色の、歳は100歳を越えているであろう老婆であった

いつか読んだ芥川の「羅生門」にでてくるような老婆である

老婆の左の頬骨の辺りが何だかくぼんでいる

「おばあちゃん、誰も身内の方はいないんですか?」
「おるではないか、目の前に!」

そう言って、老婆は僕に向かってしわだらけの黒い指を突き立てた

驚いて僕は老婆を見た
老婆の目は、昔お屋敷で殴り殺した「お嬢さん」の目だった

「お嬢さん、お嬢さんだったんですね!」
「おお、そうだとも」

「どうして…どうして…」
「わしは、死んではいなかったのじゃ。あの後命を取り留め、生き返ったのじゃ」

老婆の話はこうだった
わしは、あの後助け出された
しかし、顔が曲がってしまったわしは、誰も「お嬢さん」と同一人物とは信じてくれず、屋敷を追い出されたのじゃ

それから、誰一人としてわしを人間として扱ってはくれなんだ
顔がつぶれてしまった女は化け物、ただ化け物だったんじゃ

わしは捜した
わしを人間扱いしてくれた、お前を

もう一度、わしを人間扱いしてもらわんでは、死んでも死に切れぬ

そして300年の歳月が過ぎたんじゃ
そして、ようやくお前に会うことが出来た

わしは、もう一度お前に抱かれるまでは死ぬわけにはいかぬ

さあ、このあわれなおなごを抱いておくれ
さすれば、わしは黄泉の国へ旅立とうぞ!

僕の脳裏にあの時、抵抗の出来ない女性を欲しいままに蹂躙した後、殺した忌まわしい記憶がありありとよみがえった

「さあ、さあ!」

「分かりました。お嬢さんなんですね。償いきれるものではありませんが、精一杯務めさせていただきます」

僕は着衣を脱ぎ捨てて、薄っぺらで湿っぽくて固い煎餅布団に入った
すると、老婆はスルメのようにガサガサの手で僕にしがみついた

何もかも、僕のせいなんだ
こんなになるまでこの人は死ぬことさえ許されなかったんだ
どうすれば償えるのか

そう思いながら老婆を抱きしめると、いきなり入り口のふすまが乱暴に開いた

「この色気婆あ!!」
入って来たのは若い女性、いきなり老婆に殴りかかる

驚いて見上げると、その女性は、あの「お嬢さん」そっくりの現代女性

「婆ァ!その歳になってまだ男が欲しいのか!」
僕は、老婆に多い被さった

「違うんです、この人は悪くないんです。悪いのはこの僕なんです」

「てめぇ!」
若い女性は手に持った行灯で僕の後頭部を殴ってきた

「どうか、どうかこの人を責めないでください」

そう言いながら、僕は延々と殴られ続ける

というところで、2度目の夢から覚めました

その時も、直前の夢が実体験したとしか思えない位のリアルな感触がありました

【お願い】
誰か、この夢を夢判断もしくは、夢占いしてくれませんか?

僕はこの夢が、フィクションではないような気がしてならないのです





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最終更新日  2009年11月28日 00時05分02秒
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