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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2005.01.02
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カテゴリ:カテゴリ未分類
アメリカに来て10年になる。
こちらに住むようになってからというもの、
一度もお正月を日本で過ごした事がない。
日本にいた時は、別にお正月なんてそれほど楽しいものではなかったが、
ないとなれば寂しいもので、妙に恋しくなる。


さいわい、私には遠縁ではあるが日本人の親戚がいて、
いつも彼女がおせちとお雑煮を用意して呼んでくださるので
いつもお正月はそこで過ごしている。


でも2、3年前から自分でもおせちを作ってみたくなり、
ささやかなおせちを一緒に食卓に添えてもらったりしている。


おせち


今年のおせちはこの二段。

一の重は、
きんとん、伊達巻き、黒豆(市販品)、かまぼこ(とーぜん市販品)、
海老の酒蒸し

二の重は、
筑前煮、鶏の松風焼き、いんげんの牛肉巻き

この他に、巻き寿司とくわいの唐揚げを作ったが、
何故か写真が消えていた。


ここに、親類のF子さんの
お雑煮、ちらし寿司、おせち(なます、きんぴら、ピリ辛こんにゃく、
自家製黒豆、ごまめなどの正統派)が加わって、食卓はにぎわった。
ありがたいものだ。


ところでいつも午後の早い時間にディナーになるので、
朝食が悩むところである。
日本人のワタクシとしては、いつもの朝ごはんは何となく許せない。
なのに子供たちと来たら、
「今日はニューイヤーだから特別」などといいながら、
クリスマスに親戚からもらった「Lucky Charm」という
着色料もふんだんのシリアルを持って踊っている。


「それはだめ。」
「なんでー?」
「元旦だから」
「なんで元旦だとダメなの?」
「んー、、、神聖だから」
「なんで?」
「だめなものは、だめなんだよっ」


で強引にお餅を焼こうとしたら
ブースカ騒いだので、緊急家族会議の結果、
パンケーキになった。
多数決ではいつも負けるのだ。


私の血をひこうと、日本語を話そうと、
こいつらは所詮アメリカ人なのだ。
私の気持がわかってたまるか。


朝、のんびり起きて、
年賀状を読んで
それからお雑煮とおせちをいただく。
お年玉をもらってわいわい騒ぎ、
一日中こたつの周りでみかんでも剥きながら
くだらない正月特番なんぞ眺めている。


・・・それが朝からパンケーキである。
ああ、私のお正月は何処へ。(涙)


子供の頃は外へ出て、凧を揚げたり、
羽根つきのかわりにバドミントンなどやったりしたものだ。
そして家に帰ってカルタや人生ゲーム。
お年玉で雑誌を買うと「お正月号特大付録」がついてきて、
福笑いだのすごろくだのが必ず入っていたものだ。
ちゃっちいので、たいてい1回やればあとはもう十分、といった類いの奴だ。
(どーでもいいんですけど、お正月番組を思い浮かべると
かならず、”お正月を写そう、フOカラーで写そう”というCMソングが
グルグルまわる。まだやっているんでしょうか。デジカメの時代に)



さて、今日の話に戻るが、
昼過ぎにおせちを風呂敷に包んででかけた。
いつもは同じ年頃の子供たちもいるのだが、
今年は残念ながら子供はうちだけ。
食事のあとは、子供たちとトランプをしたり、
一緒にテレビを見たりした。


黒豆をつまみつつ、お茶を飲みながら
テーブルのまわりで他の人とおしゃべりする。
こうしてここで正月を迎えるのも
かれこれ10年になろうとしているのだ。
そう考えると、これはこれで私たちの
ひとつのトラディッショナルになっているのだろう。


こたつもないし、日本の正月番組もないけど
(かわりにフットボールゲーム・泣)
おせちや雑煮があって、人がいる。
なんという贅沢。文句なんか言ったりしたらバチがあたる。
こうして毎年呼んでくれるだけでも感謝しないといけないのだ。


友人にはじめてお年玉というものをもらった彼等。
「わあい、Moneyだ」と喜びつつ、
「でも日本の子供はMoneyをもらうんだね。
オレはアメリカの子供でよかったな。
Moneyのかわりにクリスマスにプレゼントをもらえるから」
自分で買い物というものをほとんどした事がない彼等。
Moneyというものがどれだけの威力と持つかということに
いつ気がつくのだろうか。


それにしても日本の子供たちがもらうお年玉って
ケタはずれだよね。
アメリカの子供たちがどれだけたくさんのプレゼントをもらおうと、
平均総額はきっとかなわないに違いない。


そう考えると、
やっぱりこっちに住んでてよかった、などと思う
現金な私であった。


今年もよろしくお願いします。





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Last updated  2005.01.02 14:25:12
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