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シングル母のアメリカ暮らし

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2005.01.06
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カテゴリ:離婚生活

離婚家庭の子供たちはかわいそうだと、人はよく言う。
そしてそれは、けっこう当てはまってもいるし、
また当てはまらない家庭も多い。


不幸にして相性の良くなかったカップルのもとで
いがみあい、喧嘩を繰り返しながら育つ子供たち。
離婚はしたけれど、それによって笑顔の絶えない家庭で
怒鳴り声を聞く事もなく育つ子供たち。
父親と母親がそろった温かい家庭で育つ子供たち。
両親が別れてしまった事で傷つき、悲観に暮れる子供たち。


だが、そう言う子供たちも簡単にひとくくりには出来ない。
悲観に暮れてもやがてはそれに慣れ、
新しい形態の家庭にやがては順応し、落ち着きを取り戻す子。
離婚によって傷ついた心がトラウマになっていく子。
親は喧嘩ばかりしているけれど、別れるよりましだと思う子。
頼むから別れてくれと心の中で願う子。


ただ多くの離婚家庭の子供たちが、
「いつかお父さんとお母さんがまた一緒に暮らしますように」
とひそかに願っているのも事実だ。
親によってはこの子供の願いに気がつかない振りをする。
子供は今の状態が一番幸せなのだ、と思い込みたい。
でも残念ながらこの考えを捨てきれない子供はかなり多いらしい。
そして親を傷つけたくないから決して口にしまい、という子も多い。
考えてみれば当然だ。
ほとんどの子供たちは両親のどちらをも、結局は愛しているからだ。


うちもたまにふと口にする。
さすがに一緒に住みたいとは言わないけど、
「ママとダディと一緒にキャンプに行きたい」
「クリスマスはママとダディと一緒がいい」などともらす時がある。
そういう時はさすがに平気な顔をしていても、
胸がキリキリ痛む。


別居時に3歳だった次男ももう今年の春で6歳になる。
おそらく父親が家に住んでいた時の事を覚えていないだろう。
彼は先日、「大きくなったらこの家の隣に住む」と言った。
「ママのそばがいい。ママは新しいハズバンドと住んで、
僕はワイフと子供と住む。それから離婚して、またママと住む」
淡々とそんな事を言ったのでびっくりした。
彼の頭の中には結婚と離婚が同居しているらしい。
前にも似たようなコメントがあったのだ。


5歳にして、結婚というものが必ずしもハッピーエンドではないと
何となくわかっている息子がちょっぴり哀れに感じた。


今夜、息子の友だちが泊まりに来ている。
3人とももう遊び疲れてグースカ寝ているが、
彼の両親もまた離婚している。


最近彼の父親は違う州に引っ越してしまった。
飛行機で2時間の距離だ。
週に3回は父親宅で過ごしていた彼は、
引っ越しが決まったと聞かされた時、
狂ったように泣いたそうだ。


クリスマスに父親宅で過ごして帰って来たばかりなので、
どうかなと思ったけど、案外元気そうに見える。
それでも今日は友だちと遊んで楽しいからであって、
やはり悲しい事に変わりはないだろう。
これからも彼は父親には会える。
学校が休みに入るたび、父親の元へ一人で飛んでいく。
それでも日常的に父親と会えるか会えないかの違いは大きいのだ。


うちの息子たちは父親と会うと先を争うように話を始める。
話したい事が山のようにあるのだ。
食事をしている間もご飯はそっちのけでずっとしゃべっている。
私とはそんな風に話さない。
話さなくてもほとんどの事を私はもうすでに知っているからだ。
一緒にいる時間が短いと、その時間はとても濃厚なのかも知れない。


日本では離婚家庭の子供たちが、別れた方の親と定期的に会う事は少ないと聞く。
これに関してはそれぞれの家庭の事情があり、どちらがいいと断定は出来ないし、
またそういうことをしたくもない。
ただもし、子供が別れた父親や母親を慕っているとしたら、
会えないのはさぞかし切ないだろうなあと思う。


親が離婚して子供は自動的に不幸になるわけではない。
親がきちんと子供の事を考えて出来るだけの事をすれば、
子供たちもそのうち理解をしてくれると思う。
どの子供にも幸せになる権利があり、親はそのために努力する。
そしてその親にだって幸せになる権利はあるのだと思う。


私は離婚したときは自分の事を不幸だと思ったけれど、
今は子供たちと一緒にいられて
毎日一緒にご飯を食べたり、寝床で本を読んだり、
誰にも邪魔されずに子供といちゃいちゃしたり、
子供が寝た後は、好きな本を好きなだけ読み、
寝たい時に寝て、したいだけ仕事もする。
これもそう悪い生活ではない。


子供たちにとって、今の状態が最高とは言わないけど、
後になって「それなりに幸せな子供時代だった」と思ってもらえるよう、
これからも頑張りたいと思う。



本日の献立:納豆チャーハン、豚汁、筑前煮の残り、
ゆで野菜(にんじん、いんげん、ブロッコリー)





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Last updated  2005.01.06 16:24:45
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