|
カテゴリ:カテゴリ未分類
先日可愛い絵本をもらった。
イースターバニーの本だが、これが最高だ。 別にお話そのものに感動したわけではないが、 これが息子に与えた効果に感服したのだ。 The Country Bunny and the little gold shoes と言う絵本だ。 世界でたった5匹だけ選ばれるイースターバニーを目指していた少女が、 やがて21匹の小うさぎのお母さんとなり、 賢くやさしく勇敢なお母さんとして認められたので 結局イースターバニーに選ばれたというお話。 次男にせがまれ夕べ何度か読んだ。 そして今朝、突然朝ごはんを作っていた私に、 「ママ、何かする事はないかな」 と聞いた。 はは~ん、アレだな、とすぐ思い当たってしまうところが、 次男の可愛いところなのだ。 すっごく感化されやすい性格である。 この本の中で、このお母さんうさぎが どれだけ上手に子供をトレーニングしてきたかが書かれている。 二人ずつペアになって、 ごはんを作ったり、 お掃除したり、洗濯したり、 ベッドメーキングからお皿洗いまで 皆それぞれのチームが見事にやってのけるのだ。 私はさっそく次男にテーブルセッティングを命じた。 それが終わると、流しの中のフライパン洗い。 長男にはゴミ捨てと玄関の掃き掃除。 長男はその本にそれほど感銘を受けたわけではないので、 ちょっとイヤそうに、でもやった。 (もともとゴミ捨ては長男の仕事だ) 学校から帰ってきて、私は少し部屋で仕事をし、 子供たちはレゴで遊んでいた。 夕飯を作りながら、また子供たちに仕事を与える。 長男はリビングの掃除と洗濯物の仕分け、 次男には掃除機をかけてもらい、 終わった後は夕飯のセッティング。 夕飯の後は3人で話をしながら洗濯物をたたんだ。 これは時々やってもらうが、3人で座ってやった事はあまりなかった。 そして長男がピアノの練習をしている間、 次男はきれいにベッドメイキングをしていたのだ。 朝、ベッドをきれいに整えても、 この二人はあちこちベッドをまわってもぐり込んで遊ぶので、 うちのベッドはいつもぐちゃぐちゃなのだ。 だから面倒くさいときはそのままにしておく。 でも今夜(これから寝るというのに)次男はベッドをきれいにした。 「ほらみて。しわひとつないでしょ。 ね、イースターバニーの子供みたいでしょ。」 思い切りほめてやると 「これから毎日やらなくちゃね。 あ、歯磨きしなきゃ。そうだ、明日から朝ごはんも作るからね」 と大はりきりだ。 ベッドにもぐり込んで、今夜もイースターバニーの本を読んでくれと言う。 ああ、いいとも。 こんなにいい本は、毎晩だって読んでやるさ。 読み終わって、いつもは一緒に寝てくれとせがむ次男が 「今夜はママ、自分のベッドで寝ていいよ。 僕はひとりで大丈夫」といった。 「おやすみ」と言いながら息子たちの部屋のドアを軽く閉めた。 そうなのだ。お母さんがイースターの前夜働く晩に 子供たちは自分たちだけで留守番して、 お母さんなしで眠るのだ。 あまりの単純さに笑いがこみ上げてきた。 世の中の単細胞ちゃんたちのお母さん、 この本けっこうオススメですよ。 本日の献立:スパゲティとハムと野菜のオムレツ、野菜サラダ、コーンスープ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|