新 緑仙の日々是好日(養命酒ハーブ園とロックガーデン)
水戸植物園の中には素敵な場所がいっぱいあります。落羽松の林を抜けてゆくと大きなロックガーデンがあります。巨石と樹々のバランスが自然にそこにあったかのようで静かで鳥の鳴き声しか聞こえないところです。巨石は丸いものやゴツゴツしたものいろいろと配置されていて中には動物に似ているものもありました。これなどはガマガエルに似ていると思いませんか巨石で設えられた休憩所もあります。深い森が目の前にあり何やら、楽しそうな花々の囁きが聞こえてくるようです。夏椿が咲いていました。館内では「夏椿盆栽展」が開かれていました。日曜日だったのですが誰もいません。誰もいないのが私にとってはすっごく嬉しいことです。盆栽は難しいでしょう‥ましてや夏椿は花持ちが悪いし雨に濡れればすぐさまに花の色は茶色になってしまいます。夏椿とよく似ている姫沙羅の花が外に咲いていました。夏椿と同じ時期に咲く「姫沙羅」の花。どちらもツバキ科ナツツバキ属。夏椿(シャラの木)の花は花径5~7cmと大きく、ヒメシャラの花径は3cm程度で夏椿の葉は無毛ですがヒメシャラの葉裏には触ると確認できる程度の細かな毛があるんですよ。外に出て素敵な状態の姫沙羅を見つけました。ヒメシャラが一面に散っているのです。いろいろな樹木の葉がこれまた、アートな影を作り出していました。この葉の影は巨石にもアレンジを加えて見事な作品群を見せてくれました。ただ、石に影が映っているだけなのに驚くような自然美を感じました。水戸植物園には「養命酒」のハーブ園があります。行ってみましょう園内南に位置する約1,200平方メートルの薬草園では、水戸黄門こと徳川光圀が水戸藩医の鈴木宗与に命じてまとめさせた日本最古の家庭療法の本『救民妙薬』に載っている薬草を中心に約50種類の薬草が栽培されていると書いてあります。「薬草を活用した官民協働事業に関する協定」により、2017年(平成29年)4月に面積を1,850平方メートルに拡張し、呼称を「水戸 養命酒薬用ハーブ園」としてオープンしました。木道がありその木道に沿って多くの薬草が植えられています。聞き覚えのある薬草の今の状態を見ることが出来ます。これは、何でしょう「黄蓮」よく聞く漢方薬ですね。森の中で光に向かって咲いていました。半夏生も満開を迎えていました。さて、明日は不思議な世界の水戸植物園をUPします。お楽しみに‥にほんブログ村にほんブログ村