新 緑仙の日々是好日

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  新 緑仙の日々是好日（銀座で美味しく騒ぐ夜）

  夏至も近いのでなかなか暮れないですねー一番仲の良いKoちゃんと待ち合わせして某所の料理屋さんに向かう‥のですが銀座も広くて人が多いので迷わないようにホテルのロビーで待ち合わせをすることにしました。流石に、超一流ホテルのロビーは広いね〜久しぶりの「​帝国ホテル​」昔から一流だったけれど今でもその品の良さは変わっていないと思った私。チエックインは済ませてあるので帝国ホテルの玄関に飾ってある花の前で一枚、記念写真を花の係りの人に撮ってもらう‥花は白いアリストロメリアと白いアンスリウムでした。豪華ですね〜Koちゃんが手を振って私の前に到着しました。「よう最近、銀座来てなくてホテルのロビーで良かったよ。」「今夜はどこに行くの」「俺もさ〜一回しか連れて行ってもらったことがなくてさー店の名前もよく覚えていないんだ」「どうやって行くのよ‥」「大丈夫、ここに迎えに来てくれるから。」「だれが」「あーほら、SInちゃんだよ。」「あらまあ、懐かしい」「あっ来た来た」少し歩いて「会員制」のお店に向かいました。「銀座、お祭りなんだー」「日枝神社山王祭じゃない」写真に写り込んでいる「三亀」も有名なお店だけとここではないらしい‥小さなビルの前に来るとSinちゃんが「あっ、着きました。」と言った。細い路地を抜けて‥いやはや、看板も出ていないとあるビルの階段を2階まで上がる‥「ちょっと、ここなの」「そうそう、ここなんだけど会員制としか書いてないから連れて来てもらわないとよく分かんないんだよ」ただのビルの普通のドアがあった‥中に入ると‥おやまあ、普通のドアの向こうはこうなっていました。いきなり、綺麗な切り子のグラスがあった。店内の撮影は禁止で店名もネット上に載せないで下さいと言う。あ〜〜こりゃあ、本当に隠れ家的なお店。先にKUNちゃんが来ていた。開口一番「え〜〜もっと婆婆になってるかと思って心配していたけどあんまし変わってねぇ〜〜んで安心したよ」まぁ、とりあえず、ビールで乾杯して少し早いけれどディナー開始次から次へとキレイな日本料理が出来上がってくる。お店は一人の花板さんが一人で全部作ってお出ししている。「KUNちゃんのよく来るお店なの」「なんだか、分かんないけどKUNが顧問と相談役をやってるんだよねー」「へ〜〜顧問ね〜」料理だけの写真ならOKということでお料理だけ写真をUPしてゆきます。5時過ぎから始まった夕食は正直、たぶん料理は美味しかった筈なのだけど私たち、うるさいくらいの大声でのお喋りに大笑い‥味わう暇もありませんでした貸切にしておいてもらって良かったと思うほどに私たちはイイ年をして大騒ぎの食事会‥ビールにワインに冷酒にウイスキーといろいろ飲んでいろいろ食べて結局、お店の名前も分からずにお店を出たのが9時少し前‥KUNちゃんとSInちゃんは明日、早いというのでここで一旦解散残ったKoちゃんと私‥「まだ、宵の口じゃない」「だよねーカラオケ行くそれとも銀座のクラブに行く」「じゃあ、カラオケ出来るクラブがいいわ。」西銀座あたりから夏の夜風に吹かれながら夜の街の銀座のクラブへ‥Koちゃん、どこかに電話してる‥「店がどこだか分からないから迎えに来てくれって頼んだよ。」「私たち、二人じゃどこへも行けないわねー」すると1分もしないできれいなお姉さんが迎えに来てくれました。まあまあ、夏らしい風鈴いっぱいの店内。あ〜ここも撮影禁止です。クラブの名前‥忘れた‥ママさんも如才なくて若いホステスさんもなかなかの美人さんでした。ここも貸切で私たちは歌を歌う歌う歌う懐かしい私たちの思い出の歌ばかり歌が終わるたびにハグハグハグいや〜〜実に楽しい銀座のクラブを出て12時近くになったのでKoちゃんがホテルまで送ってくれると言った。その道中‥「あっ、ラーメン食べる」「食べたいね〜」で、24時間営業している有楽町の横丁で塩ラーメンを食べてホテルの前でようやく解散しました。ななんと、なんと楽しい夜だったのでしょう‥ここ何十年、こんな楽しい思いをしたことがなかった‥なんて、楽しくて愉快で幸せで笑いと涙が止まらない銀座の夜でしたつづくにほんブログ村

  2024.06.15

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  新 緑仙の日々是好日（超やんごとなき御方に手を降り目が合う）

  木曜日の夜に雨が降った東京の空は金曜日の朝、晴れ渡って、黄砂の心配もあまり感じられない日を迎えました。私は、昨日、どうしても拝見したいものがあり、都内の某所に出向きました。四谷の駅に何十年かぶりに降りました。ユリの木通りです。ユリの木の花が咲き新芽の緑が清々しい午後です。少し話を飛ばして書きますがものすごく歩行に難儀している高齢者がお二人と引率者が一人、大通りの手前で困り果てておりました。場所柄、人通りが少ないのでその様子を見過ごすわけにはいきませんでした。「肩を貸しましょう。」「大丈夫ですよ。」と引率の男の人。「歩けない‥」とかなりの高齢者のお婆さんは膝をついてその場に倒れ込んでしまいました。もう一人の高齢者のおばあさんが「助けてもらえませんか？」というので私は、すぐに肩を貸して手を取って支えてゆ〜っくり起こして歩き始めました。引率している男の人が「タクシーを呼んでもらえますか？」と言われ「タクシーなら呼ばなくてもいっぱい走っているのですぐにつかまりますよ。」「ここで‥？」「えっこのエリアは侵入禁止なので目の前の大通りまで歩かないとタクシーはつかまえられませんよ。」「あ〜〜どうするか‥歩けなくなっちゃみたいで‥」「助けて下さい。あの大通りまでこのおばあちゃんを連れてゆくのを手伝って下さい。」ともう一人のお婆さんが言う。侵入禁止の交差点に警備の人が立っていたので私は急いで走ってここでタクシーを停めてもOKかどうか尋ねてみました。警備の人に事情を話すと‥「申し訳ない、今、僕はここを動けないのです。あと、1分ほど、待って安全を確認したら、歩行者の人を連れてきてタクシーをつかまえて下さい。」「あと、1分」「あっ白バイと先導車が来ました。少し後ろに下がって下さい。」「えっ何」「上皇后陛下のお車が通ります。」一礼して、上皇后陛下に手を振ると私に気付いたようで優しく微笑んで手を振って下さいましたお車の行列はあっと言う間に通り過ぎてしまいましたがなんという、ラッキーな瞬間なのでしょう興奮と感激と胸の高鳴りを抑えて警備の方に、改めて問いかけると「もう、タクシーを停めても良いですよ。でも、ここは、タクシー乗り場ではないのですが‥あ〜あの方達ですね。足が悪いようですがお身内ですか」「いえ、私は通りすがりで‥ただ、どうやら、観光で来ている関西の方のようで道が不案内なのです。」「早く、あの人たちを呼んできてあげて下さい。僕がタクシーを捕まえておきますよ。本当は、あの足の悪い方をおぶってここに連れてきてあげられれば良いのだけど今、持ち場を離れられないのです。」それから、なんとかかんとか足の悪い高齢者のご婦人二名と引率者の男の人をタクシーに乗せることが出来ました。タクシーは警備の人が大きめの車で乗りやすいタクシーを停めておいてくれました。私は引率者の男の人から行き先を聞いていたのでタクシーの運転手さんにこう言いました。「品川駅の新幹線側まで行って下さい。シルバーカーが2台あるので降りる時には手伝ってあげて下さいね。」高齢のおばあちゃん二人は私の手をぎゅっと握ってありがとう！ありがとう！を何度も繰り返していました。タクシーを見送ると横にいた警備の方がそっと私に言いました。「上皇后陛下のお車が通りすぎる時、あなたしかこの通りに居なかったから上皇后陛下はあなたに手を振られたのですね。僕たちには、そんなことはしませんから‥」「私に手を振る」「そうですよ。ほかに僕以外誰もいなかったしとても珍しいことです、」ここは「赤坂迎賓館」前です。あ〜人助けして良かった‥そのご褒美ですね。上皇后陛下にあんなに至近距離でお目にかかったことは未だかつてありませんしこれから先も無いと思いました。素晴らしい瞬間を有り難くも頂戴いたしましたこれたぶん、一生の想い出になるかもです​​​​​​​​​にほんブログ村にほんブログ村

  2024.04.20

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  氷山の楽書き帳（あれから13年‥忘れられない日）

  南三陸町は3.11の際にどこにも連絡が付かなかった‥南三陸町には誰一人生存者はいないのか‥そんなふうに当時は報道されていた。覚えてますかそんなニュースを‥私は、今でもハッキリと覚えています。　東日本大震災で職員ら43人が犠牲となった宮城県南三陸町の旧防災対策庁舎が、震災遺構として保存されることが決まった。解体か保存かで意見が分かれ、県有化して判断を先送りしてきたが、震災から13年になるのを前に、佐藤仁町長が町民の理解が進んだとして決断した。（ネットの記事から）震災遺構として残るのですね。今年の元日に能登半島で大きな地震が起きて東日本大震災以来の「大津波警報」が発令された。地震は、怖いですね。津波と火災を伴って少し間を空けて噴火を促し多くの犠牲を生んでしまう禍いです。今日は、被災地の各所で供養が行われました。私も午後2時46分サイレンの音と一緒に黙祷を捧げました。震災の記念に三春の滝桜の実生の苗木を植えてから今年で13年‥暖冬と言われている2024年ですが子滝桜は、今年はまだ開花しません。今朝はこのぐらいでしたもう1〜2日で咲くかも知れませんね。3.11は、私にとっては生涯忘れることの出来ない日です。この13年で防災意識や危機管理意識、能力もかなり、身につけましたがそれは、あくまで家に居るときに地震が起こったらのことです。車のガソリンも車内の置いてある防災グッズなどそういったものはほとんど用意が出来ていて1日足りとて怠ったこともありませんが‥もし、外出先だったら、どうしましょう‥地震の恐怖は、小さな地震で揺れるたびに今でも鮮明に思い出し心臓が破裂するのではと‥思うくらいに動悸も止まず脈拍もかなり速くなります。完全にトラウマですそうは言っても「春」になってゆきます。被災地にも春の花が咲いてゆきます。ムスカリの花が背伸びしてきました。プランターのデイジーも満開です。供養のために般若心経を書きました。長い長い和紙に書きます。経文ですが光悦みたいに文字を散らして書いてみました。こんなに長い和紙はなかなか手に入らないので書き損じのないように集中して一気に書き上げました。震災の復旧復興はそんなに簡単なことではありません。福島の原発は「廃炉に向けた作業の本丸」と言われているデブリ取り出しはまだ実行されていない‥デブリとは‥2011年3月の東日本大震災による東京電力福島第1原子力発電所の事故当時、1〜3号機は運転中で原子炉内に燃料があった。原子炉は自動停止したものの、燃料を冷やすための電源が津波で喪失し、炉内の構造物と燃料が溶けた。溶けた燃料などが冷えて固まったものをデブリという。デブリは、フランス語で《壊れたり崩れたりして散らばった破片や残骸の意》般若心経を書き終えて私の中の何かが変わったようなしました。今春も福島へはたくさん足を運びます。美しい一本桜を求めて福島へ行きます。福島県にある有名な一本桜はたくさんあります。日本で一番、一本桜の多い県が福島県なのです。にほんブログ村

  2024.03.11

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  新 緑仙の日々是好日（雪と雷と大風の昨夜）

  昨夜のお天気はもしかしたら、生まれて初めての経験だったかも雪は予報通りにお昼過ぎ頃からパラパラと‥夕方になって風も出てきて大きな牡丹雪が降ってきましたそして、夜になって‥え"〜と思うような轟音がして家が少し揺れました。雷です雪は強くなって風も強くなって加えて物凄い音の雷でした冬季雷 冬雷 雪起こし鰤起こし雪雷 逆放電もう季節は暦上は「春」なのです‥が、冬の日本海側では冬の雷が鳴ります。太平洋側で雷とは‥本当に珍しい気象現象が昨夜、起こりました。ゲリラ豪雨の冬バージョンと言った感じの大荒れのお天気でした。流石に、ニャンズも窓からさえも避難してストーブの前で大人しく寝ていました午後の11時を回った頃には雪から霙みたいな雨に変わって雷も遠くへ去って行ったようでした。いや〜寒いかったですよ。一夜明けて雪は全く積もっておりません。東京は大変なことになってしまいましたね。東京にいた頃を思い出しました。昨日の雪よりももっともっと雪が降ったこともありましたねー東京や横浜はこの時期、南岸低気圧のせいで割と大雪になることがあって而も、雪深くなってしまうのですしっかし、寒い雨です氷雨ですねーそれでも、有難いのは気温が氷点下になっていないので路面は凍らずです。さぁ、今日も1日、家でのんびり‥不要不急の外出は控えましょう‥ですね。にほんブログ村

  2024.02.06

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  氷山の楽書き帳（水 水流 水瓶 海 水道管 蛇口）

  ​​天から雨が降ってくる。その形は、雨だったり霙だったり雪だったりと‥その恵みで地球上の生物は生かされている。雨は空から降り注いで流れとなって低いところへと休まずに進んでゆく。雨の雫が流れとなって川になる。川から流れてしまうだけではない。​（上の3枚の写真はネットからお借りしました）​それを堰き止めるのが森林である。森の役目は水を溜めておく「水瓶」。そこから少しずつ窪地に水が溜まり湖沼になってゆく。湖沼の水も海へと続いている。水が無ければ生きてはゆけない‥地球は今現在「水の惑星」でありほとんどの生物は水無しでは生存は不可能に近い。天から降った雨はやがて大海に流れ込み、それはまた水蒸気となって天空に戻り、雨となる。素晴らしい地球の循環システムである。この「水」をどうにか引いてきて生活に利用しているのが私たちである。元日の能登大地震で今もなお、被災者が困っているのは「水」である。「断水」‥大きな災害が起きるたびにこの「断水」が付いて回る。例え、台風で雨がものすごく降っても「断水」なのである。去年の6月に我が家周辺は台風のために老朽化した水道管や下水道管が壊れてしまった。その工事はいまも続いている。家の周りの道路は日替わりの様に場所を移って工事を続けている。工事完了は「3月末」と言われている。＜あっ、水道水はちゃんと出ていますよ＞能登地方の水道管の復旧工事は2月末、3月末、4月末とそれぞれの地域で異なるが、それでも出来るだけ早くのどこよりも優先的に工事がなされているのだろう。復旧工事をしている方々には頭が下がります。本当にご苦労なことだとお察し致します。蛇口を撚ればすぐに「水」が出る。日々、当たり前の様に思っていることだが一旦、「水」が出ないとどうしようもないのである。「断水」は東日本大地震の際には私自身も経験している。毎日、給水場に行くのは大変なことだった。自然の災害はその途轍も無い「力」で襲ってくる。防ぐことは出来ない。どう頑張っても「防災意識」を高めるくらいが関の山であることも知っている。ともあれ、1日でも早くに水道の水が出る様に祈るばかりである。（水道管と蛇口の写真はネットからお借りしました）小さなことかもしれないけれど私も車で家を出る時帰る時迂回しないでいつも通りの道を通りたいと思っている。おや当市にも天気予報で❄️マークが付きました冬将軍がやってきました。雪は今夜なのでしょう‥あまり居座らないで過ぎ去っていただきたいと心から願うところです。にほんブログ村​​

  2024.01.23

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  新 緑仙の日々是好日（正月三が日）

  落ち着かない1月3日の朝がやってきました。羽田炎上のニュースを見ると細かいところが少しずつ分かってきました。朝食を食べ終わった頃に娘からLINEが届きました。「朝の飛行機が欠航になりました。」と‥「え〜〜〜飛行機に乗れないの」「分からないけど又、今、振替てもらってるので何時発になるかは分からない。」しばらくして「10時の飛行機に乗れそうです。」と‥そして、1時間ぐらい経ったところでまた、LINEがきました。「また、欠航になった‥」と‥そうよねーあれだけの火災が滑走路上で起きてしまえば消火、調査、安全点検などいろいろと執り行われるのだからいくら、羽田に4本の滑走路があってもそうそう、ほかの飛行機が飛べるわけもありません。我が家から近いところにある茨城空港にも多くの飛行機が振り替えで着陸していると近所でも話題になっている。そして、午後になって、娘からLINEが届きました。「2時の飛行機に羽田から乗れるようになったよ。搭乗手続きをしてまーす。」と‥それから、夕方になって娘は、やっと福岡空港に無事に着陸しました。何んと言うことでしょうね。結局、娘は1月3日を棒に振ったことになりました。羽田空港は国内で一番、混み合っている飛行場です。この羽田炎上で私もこんなことを経験することになりました。娘から預かっているスーツケースを郵便局に持って行くと‥「中身は衣類ですぐに必要なものは入っていませんか航空便でなくて陸路になりますがそれでもいいですか」今まで、娘にたくさん物を送っていますが「陸路」と言う言葉を聞いたのは初めてのことでした。羽田の事故は配送、郵送にも皺寄せが来るのですね。（今日の段階で羽田での欠航便は200便以上です）辰年、これからは、昇竜であって欲しいと願うばかりです。娘もバタバタで仕事にも多少の支障は出たけれど、正月三が日も過ぎてだんだん普通の毎日が始まりました。地震はまだ続いているけれどまずは、復旧に向けて強く心を持ち、すぐ隣の人と手を取り合って‥寒さが厳しくならないように心の底から祈っています。にほんブログ村

  2024.01.05

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  新 緑仙の日々是好日（元日の夜から1月2日を振り返る）

  元日の夜能登半島地震のことが気になってずっとTVを付けっ放しで見ながら、私は3.11の時のことを思い出しては、娘に話していました。被災地の人たちをテレビ越しに見ると当時のことが鮮明に蘇ります。元日の当市は一度しか地震はありませんでしたからニュースを見ながらの夕食になりました。鰻と〆さばがメインのちらし寿司。ご飯の量は3合ですが娘は「美味しい」の連発で全部、たいらげてしまいました。ビールもお酒もどんどん流し込んでゆくかのようでしたこの他に「おでん」も作りました。他にもお正月用のいろいろなものを肴に地震の情報をずっと見ていました。翌日、娘は羽田から福岡に帰ることになっています。元日の夜も結局、午前4時ごろまで地震やら、災害やらいろいろな話をしました。娘は、熊本地震の折には薬剤師として現場でボランティア活動をした話も語ってくれました。明け方まで話し込んでいたので1月2日は、二人とも10時半ごろに起きました。なんだか、いつものお正月とは違った胸にしこりが残るという具合でしたがブランチタイムの食事を作りました。ニシンの昆布巻きの煮付け鮭の炊き込みご飯ホタテととびっ子のお刺身小鉢いろいろハンペンと小さいお餅の入った汁物など‥鮭の炊き込みご飯は残った分でおにぎりを作りました。娘は荷物をまとめて宅配便で送るものと持って帰るものとに仕分けしながら帰り支度をしています。娘が急に言い出しました「あっ特急電車は全車指定だっけお正月中は全車指定だったかも」慌てて、スマホでチェックし始めました。普段は特急電車でも自由席はあるのですがお正月ですから新幹線の「のぞみ」と同じように全部指定席なのかもしれませんね。しばらくスマホと格闘していて‥「良かった3時台の特急の指定が予約出来たギリセーフだった‥あと残り1席だった‥その後の電車は満席だー」忘れ物は無いか点検をし、パジャマから洋服に着替えてお化粧をしてなかなか時間が掛かります。娘が帰る支度をしている間に私は食事の後片付けとお持ち帰り用のおにぎりをパックに詰めました。娘が帰省するとものすごく忙しい私ですが今年は元日から大惨事を目にしてお正月を祝って良いのか戸惑う時間が多かったように感じていました。「あっ、そろそろ駅に行かないと‥」品川まで一直線で品川から羽田に向かうのです。駅で別れを告げて家に帰った私は、何はともあれ部屋の片付けとゴミの収集と洗濯をしました。洗濯はコインランドリーで乾かしてようやく一服したのが6時少し前‥地震は、その後どうなったのか心配でTVを付けると‥「羽田空港炎上」​「Yahoo!ニュースから現場の様子」​ゆっくりしてもいられず娘に電話しました。娘は電話に出て落ち着いた口調で「何か私、忘れ物でもした」「羽田空港で飛行機が燃えてるのよ」「え〜〜〜〜うそーなんにも放送とか流れていないよ。」しばらくLINEでやり取りして娘が羽田炎上を確認し自分の乗る飛行機が飛ぶのか飛ばないのかがはっきりしたのでその画像を送ってきました。ほぼ、全便欠航7時の飛行機に乗る筈だった娘は結局「羽田泊まり」を余儀なくされ3日の朝一の飛行機に振り替えてもらうことになりました。それからは、羽田周辺のホテルの予約を焦って探して、なんとかホテルの予約が取れてホテルの部屋にチェックインしたのが夜の10時過ぎでしたその後、娘からのラインにはこう書いてありました。「滑走路が使えずの欠航は補償は何もないらしいの」‥だそうですつまり、JALであれ、ANAであれホテルを用意してくれるわけではないのですね‥なんとまあ、お正月早々に大変なる出来事が二つも重なりその一つに自分の娘が現場に居合わすなんて‥夜も11時を過ぎて娘からLINEが送信されました。「明日は朝に福岡に帰れそうだけど今夜の夕ご飯はママが作ってくれたおにぎりだよ〜」まっ、とにかく無事で良かった‥それだけは良かった。地震はまだまだ続いている‥不安が募る正月2日の夜が暮れました。にほんブログ村

  2024.01.04

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  新 緑仙の日々是好日（盆飾り）

  お盆がやって来ますね。両親の位牌やら伯父、伯母の位牌やらセピア色した写真やら仏壇から出してきて棚を作って皆さんをお迎えする準備です。新盆でもないのに綺麗に飾ろうかなと思ったのは6月の台風で一部屋リメイクしたからです。この部屋に盆飾りをしていつも仏壇の中から見ていたであろうご位牌の皆々様に新しい部屋をご披露する機会だと思いました。年に一度、納戸から出してくる盆飾りの品々を全部は飾りきれません。盆提灯などは、まだ何セットかあるのですが仕舞うことを考えるとまぁ、これくらいで勘弁して頂こうと思いました。何しろ、暑いのでこうした作業はかなりしんどいのですまだ、全部は飾り終えていませんがまぁ、大体こんな感じに出来上がりました。明日は、新盆見舞いが何軒かあるのでなるべく、今日の内に飾っておかないと時間的余裕がありません。まぁ、とりあえずこれで90％ぐらいは完了です。夕方になっていくらか気温が下がってきたようにも思えますがあちゃ〜30度はあるのね〜空を見上げると美しい雲がゆっくり動いていました。台風7号も、6号と同じようにノロノロ台風ですね。大きな被害が出ない事を祈る2023年のお盆がやってきます。皆様、どうぞお気をつけて静かにお盆をお迎えくださいね。にほんブログ村

  2023.08.12

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  氷山の楽書き帳（丸25年そして26年目の供養）

  供養とは‥逝った方の死後の平安を祈り、亡くなった事に向き合うことを目的としています。手を合わせて祈り、良い香りの線香を焚き静かに亡き方との絆を感じることは、残された人の心の支えにもなると云われています。私も今日は長い和紙に「般若心経」を書きました。ところが‥あ〜〜失敗それも二枚も書損してしまいました。イイところまで書いたのに‥これまた、失敗いつもの半紙よりも長いし、和紙が少し上等なので緊張してしまったようです。3度目の正直で気持ちを切り替えてやっと書き上げました。ブロ友さんから奈良のお土産に頂いた「鎮子」を文鎮代わりに置きました。お床に書写した和紙を置き合わせて深く深く礼をします。三礼は毎週やっていることですが７・１８は、特別の思いの供養です。短冊は「青山元不動　白雲自去來」二枚の短冊これは「対句」になっています。どこで何をするにしても、万縁万境に本性をとらわれることなく、自らは変幻極まり無い雲に動じない悠々たる山のように泰然としていれば、魔性も亦、入り込む隙はないであろう。白雲の向こうには動じない山がそびえ立っており動じない山は流れる雲によって、流れる雲はどっしりと構える山により、各々が引き立てられるのである。と、解釈されていますが今、2023年の夏は世界中で異常気象が続発しています。山は山火事で何日も燃え続け、川は大氾濫でどこが道だか田園やら判らず、風は大風で大きなモノまで舞い上げ瓦礫として空から地上へと舞戻される始末です。やっぱり、お祀りして日々を深く反省し只管に祈り奉らないと神様は、どんな形で私たちに襲いかかってくるかは全く予想も出来ません。亦、地球に対して非道なことをし続けている人間を仏様も救ってはくれないかもしれませんね。夕暮れになって庭に出て水やりをしました。空を見上げるとこんなに美しい一本の長〜い線が大空に描かれていました。私の心の支えの「Mちゃま」に何かが通じたのかなと思いました。「美しい」にほんブログ村

  2023.07.18

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  氷山の楽書き帳（水害の結果は‥大工事）

  日曜日の早朝から水が溢れてしまいました。止まりませんね〜工事の車両が次々に家の前にやって来ました。まずは、下水道の水を汲み上げてるようです。我が家の周りの道は全部、通行止めでした。水の力は凄い最初はこれくらいの穴でしたが‥こんなに広がってしまいました。夜になっても復旧の目処が立たず排水後の処理を決めかねているようでした。工事車両はいろいろなものが来て私には何がなんだか分かりませんでした。工事は夜、休むことなくずっと続けられました。たぶん、ご近所さんたちのそれぞれのご家庭の「水」の状態を聞いたからかもしれません。断水、増水、排水溝の異常トイレ、浴室、台所など各家庭が同じ状況ではないのでした。一夜明けました金曜日の夜は雨風の音で眠れず土曜日の夜は工事の音で眠れず日曜日の朝になり工事は大きな工事になってしまいました。台風と梅雨前線が影響しあって線状降水帯が太平洋側に長く伸びてバックビルディング方式で雨が途切れなく降り続く。全国各地で大雨の激甚被害になりました。家の前がこんな状態ですし落ち着かない時間がただただ過ぎてゆきました。水道管って3.5メートルも深いところにあるのだそうです。そして、儘ならぬ排水処理がようやく済んで老朽化した水道管を交換する工事が行われました。どうにか、昨日の日没後に大体の工事が終了しました。我が家の裏庭も消毒をして頂きました。裏庭のちゃんとした掃除は日を改めて兀々と自分でやらねばなりません。いやはや大変な工事‥工事関係者の皆様、お疲れ様でした。市役所の皆様、土日のお休み返上でご苦労様でした。でも、今日は普通出勤なのですね。お体に労わって下さいね。本当にお疲れ様でした。子滝桜の枝がこの強い雨と風で折れることはなかったけれどかなり、たわんで益々枝垂れてしまいました。もう車の屋根に枝がぶつかるようになってしまいました。被害に遭われた全国の皆様に本当に大変なことでしたとお見舞いを申し上げ私も水害の重大さが身に染みて分かりました。自然災害は、この先どんどん酷くなっていくことは十分承知はしていますがいざ、我が身がそこに置かれると落ち着いてはいられません。かと言って安全な場所に（日本にはほとんどありません）引っ越す訳にも行かず家を堅固な家に建て直すことも出来ず、地盤を直すこともできません。「災害列島日本」地震大国、台風王国そうなのですから‥受け入れるしかありませんね。私もクタクタですにほんブログ村

  2023.06.05

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  氷山の楽書き帳（浸水‥生まれて初めてです‥）

  裏庭から水が溢れています。裏庭全部が浸水物置も浸水洗濯場も浸水家の中は大丈夫そうだけど家の周りは全部浸水です朝、市役所に連絡して防災課の人たちが来てくれました。下水道から水が湧き出しているのでそれの処理班を呼びました。私は外に出ると長靴はこんな風ですよ‥未明の夜中から明け方にかけてものすごい雨と風。警戒レベルは４の避難指示でした。とは言え、真夜中に避難するわけにはいきませんから2階へ退避。あっ、下水処理のポンプ車が来ました。家の周囲は水浸しですよ〜〜〜9時ぐらいに来てまだ全然終わりません。もっと被害が酷いところもあるとのことで手が回らない状態です。とりあえず、水をかき出し汲み上げて、その後で消毒だそうですが今日のうちには終わらないとのことでした。水ってなかなか引かないのですね〜あ〜〜〜〜〜なんだかいろいろ作業してるけれどもう4時間も経っているけれどまだ終わる様子もありません。庭の水も引いてはいません。どうなるのでしょう‥床下浸水だと保険は使えないみたいですあ〜〜〜〜〜〜こんなの初めて‥ですよ。にほんブログ村

  2023.06.03

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  氷山の楽書き帳（明日‥明るい日は来るのだろうか‥と）

  五月も今日が最終日。このところ、ちょっと不穏な世の中だなと心に棘が刺さったように感じています。パンデミックを引き起こした新型コロナウィルスが世界的にようやく落ち着いてきたらインフルエンザの猛威がこれまた世界的に押し寄せて来ています。ウクライナとロシアの戦争。北朝鮮の核ミサイル発射。世界のいたる所での紛争。経済の不安定化。格差問題は広がるばかり。心を病んでいるみたいな人たちが繰り返しておこす、凄惨な事件。思い返してみれば3.11から喜ばしいことなどあまり記憶に残っていない‥もう少し遡れば21世紀の入り口の9.11を過ぎてから温暖化問題も気候変動もずっと巨大化して今に至っていることに気が付く。私の近辺でもこの五月は、あまり喜ばしいことは起きておらず、あったとしてあまりに小さく、時間も短いので大して記憶にも残らない。親戚の一人が亡くなった。友人三人が入院。家族を失った人。事故で体が不自由になった人。会社が倒産した人。子供が引きこもってしまった人。「明日」と言う漢字は「明るい日」と書く。そんな歌謡曲の歌詞があったと記憶している。明るい日が‥明るい毎日がなかなか来ませんね〜「喜怒哀楽」喜び、怒り、哀しみ、楽しみ‥この心の動きの中で人生において最初に失われるものは喜びと楽しみだそうである。次に哀しみ‥最終的に残るのは怒りと言われている。あ〜あ「怒り」は人間の本質的なものだとよく解ります。これには含まれませんが「憎しみ」もまた「怒り」と同じようにいつまでも脳裏から消え去ることはありませんね。今の時代は「地球の危機」などでなく「人類の危機」なのです。母なる地球から見ればこれらのことはどうでもよいことで、ヒトの歴史など地球の歴史から見れば有っても無くても短い短い時間枠です。しかし、毎日、毎日、心弾むようなニュースはありませんね〜梅雨前線は広がり台風2号はマイペースでやって来ます。私はもうあまり何かを強く望むことはしないようになって来ている自分を感じています。私が心の底から明るくなれる瞬間は花が咲いた時です。花は美しい‥花は植物植物の生き方に賞賛の拍手をおくりながら我が家の狭庭に咲く花を愛でています。​​​​​​​​​にほんブログ村にほんブログ村

  2023.05.31

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  新 緑仙の日々是好日（嬉しかったり悲しかったり怖かったり）

  ​​​​​​​​​​​​​​​​​​ブロ友の​​chiichan60さんから​​​​奈良旅行のお土産が届きました。東大寺の子筆と​​​​​​​​​​橿原神宮の鎮子です。いつもいろいろ気を遣って下さって有難いことです。そして、子筆も鎮子も写経をする私にはとても「嬉しい」お土産でした。本当にありがとうございました。このお土産が届いた後に親戚から電話があり義理の従兄弟が亡くなりました。慌てて親戚の家に向かい葬儀の段取りなど打ち合わせをしました。このところ、コロナのせいで疎遠になっていました。​​「旅は行ける時に」「人には会える時に」だんだん、人生の時間が短くなってきたので悔いを残さないようにしなくては‥葬儀の時にしか会わない会えないことってなんだか自分の存在が無くなってゆくみたいで悲しいです。​​​葬儀もこれ又コロナのせいなのかこの頃は随分と簡素になりました。日暮れどきに帰宅して夕食の支度も終わった頃に「緊急地震速報　警告音」が鳴りました一瞬、グラッと縦揺れがあってその後、横にゆらゆら揺れて30秒ぐらい揺れていました。怖かったです私は3.11以来、ずっと地震のトラウマから逃れることが出来ないのです。心臓がバクバクでしばらくはドキドキが止まりませんでした。地震は怖い​絶対に慣れることのない地震です。​​朝は嬉しくて​​昼は悲しくて​夜は怖くて​心が落ち着かない一日でした​​​​​​​​​​​​​にほんブログ村​​​​​​​​​​​​​​​​​​

  2023.05.26

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  新 緑仙の日々是好日（母の命日）

  母の命日です。お墓の花も変えました。造花ですけれど‥お墓へのお供えするものは瓶や缶、生もの（お菓子やお花）はなるべく避けてほしいとのお寺さんの要望を聞いてもうかなりの年月が経ちます。枯れたままの花、壊れたお酒の瓶などを回収していないお墓がかなりありますね〜壊れてしまったり枯れた花などがそのままのお墓ってなんだか、とっても気の毒です。結局、それって葬儀とか法事とかお盆やお彼岸に形式的にお墓参りに来ているご家族なのですね。雲行きが怪しくなってきました。読経は本堂であげていただきました。雨が小止みになったので早い目にお寺を辞去しました。帰りの途中で「香取神社」を見つけたのでほんの一時、車を止めて手を合わせました。香取神社は関東地方を中心として全国に約400社あり、千葉県香取市の香取神宮を総本社としています。『延喜式』神名帳（平安時代の官社一覧）では、「神宮」と記されたのは大神宮（伊勢神宮内宮）・鹿島神宮・香取神宮の3社のみであったとされています。小さな神社ですがきっと地域を守ってくれているだと思いました。おや「月読尊」の碑ですね。ツクヨミはアマテラスの弟、スサノオの兄にあたるとされています。日本の神様の三柱ですね。でも、香取神社は「香取」を社名に持ち経津主神を祭神とするとなっているんだけど‥まっ‥神代の時代の逸話ですからよくは分かりません。ただ、母の命日に引き寄せられるようにお参りしてよかったと思いました。家に戻って「写経」をしました。雨が上がって小鳥が鳴いています。また、大きな地震がありました。石川、千葉、今度は鹿児島‥地震が起きるたびに落ち着かなくなる私ですあ〜〜〜〜地震列島ですよねーにほんブログ村

  2023.05.13

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  氷山の楽書き帳（石川県珠洲市 M6.5の地震）

  昨日の地震は夜に修正されてM6.5になりました。この写真はウエザーニュースからお借りしています。震度６強‥どんなに怖かったことでしょう。まず、立ってはいられませんし音が凄いのですよね。地面から地平線から街全体を包み込むような奇怪な音。私は、震度６弱を経験したのでその時の恐怖は今も忘れることができません。地震は何時、起きるか全く分かりません。何しろ、「地震列島」に住んでいる私たち。どこでそれに遭遇してもおかしくはありません。コロナがほぼ解禁されて久方ぶりのGWに浮かれていたらこの地震です。「天災は忘れたころにやってくる！」寺田寅彦随筆集の中では、人間は何度同じ災害に遭っても決して利口にならぬものであることは歴史が証明する。東京市民と江戸町人と比べると、少なくも火事に対してはむしろ今のほうがだいぶ退歩している。そうして昔と同等以上の愚を繰り返しているのである。あるいは防災対策ができていない事を指して、天災が極めてまれにしか起こらないで、ちょうど人間が前車の転覆を忘れたころにそろそろ後車を引き出すようになるからであろう。と、書いている。おっしゃる通りですね。しかし、最近はどうだろう天災は稀ではなくなってしまった‥地震も台風も噴火も山火事もちょくちょく起きている。温暖化のせいか気候変動のせいか地球の営みのせいかハッキリは分からないが危機が迫ってくる間隔は狭まってきているのは確かである。防災台風は兎も角として他の自然災害はどうしようもないでしょう相手は地底、海底、天空からやって来るのですよ。防ぎようがないじゃない。今回の石川県の地震はこれからも群発地震が続く筈です。そもそも日本列島の位置するところがそういうところなのです。津波がやって来なかったこと。それだけは救いですね。支援は遠くて出来かねますが応援はず〜っとしてゆきます。「気」は落とさず「気」をしっかり持って「元気」を作ってもらって下さい。にほんブログ村

  2023.05.06

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  新 緑仙の日々是好日（今、何色の服を着ている？）

  白いクレマチスの筈のなのですが薄い藤色が混じって咲きました。庭には、年に何回か土を入れます。その土や肥料の関係か花の色が変わってしまうものがあります。もっと赤い色が濃かったクレマチスも今年は紫がって咲き始めました。都忘などは毎年、微妙に色が変わります。白い花色の時もありました。私たちも人それぞれにいろんな色の衣服をまとって暮らしています。生まれたばかりの時はミルクの匂いのする服。成長しつつ女の子らしい色や男の子らしい色を親は着せます。保育園や幼稚園小学校に行く頃はもう自分の好きな色の服を主張するようになります。思春期になると個性を大事にしたいと思いながらもなかなか上手くわたり合えなくて多くの色を心の中で想像してはそれに憧れてゆきます。高校や大学に行く頃にはもう自分の好きな色はほぼ確実に心の中でハッキリしています。そうして、一人前になる頃は私の色はこの色だと思うようになります。山藤が今年はとても綺麗に咲いている珍しい年です。完璧とも言えるほど「藤の花」を存分にアピールしている2023年の晩春です。こんなふうに数年に一度でも良いから自分のカラーを周囲に伝えたいですね。しかし、そうはいきません。社会の中で生きてゆくということは自分の意思に反した色や形の衣服を着る羽目になってゆくのです。私は今、どんな色でどんなデザインの服を着ているのだろう‥歳を重ねてゆくと良いことに気が付くことがあります。今は誰にも何も言われずに好きな色とデザインの服を心に纏うことが出来ています。赤い椿がたくさん落ちて散りました。花びらもこの気温の高さでバラバラになりました。椿の色はあまり変わることなくそもそもの自分の色と形で咲いて落ちて散ってゆきます。自分を変える時はその命が終わってから‥なんだか、とっても素敵です。どんどん増えてゆくグラプトベリア目立たない多肉植物で毎年花を咲かせる。水もほとんど遣らないし外に出しっ放しだし軒下であまり陽も十分当たらない。でも、気づかないうちに増えている。自分がしっかりしているんだろうと感じてしまう多肉植物。私たちは意に沿わない色と形の服を着せられその都度、服を着せ替えて慣習や制度に合わせた色の服を着て自分の思い通りの色や服を着られないことをよく知っている‥今、清々しく美しく穏やかで和やかな心の色の服をまとっているのだろう‥ちょっとそんなことを思ったりもした気温が平年の戻った午後でした。​​​​​​​​​にほんブログ村にほんブログ村

  2023.04.24

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  氷山の楽書き帳（あれから12年‥ 同じ干支卯年）

  今年の卯年の春は暖かい。あれから12年が過ぎようとしている。「東日本大震災」地震名：平成２３年（２０１１年）東北地方太平洋沖地震発生日時：平成２３年３月１１日（金）午後２時４６分震源地：三陸沖　約１３０ｋｍ付近　深さ２４ｋｍ地震規模：マグニチュード９．０最大震度：７（宮城県栗原市）干支が一回りしたことが影響しているのだろうか？メディアでもドラマであったり実録映像であったり放送している。私はブログで毎年、東日本大震災のことを書き続けている。当時、放映された地震や原発のVTRをたくさん保管しているので改めてその映像を見てみるとものすごい緊迫感が伝わって来る。今、TVなどに出演しているアイドル？人気者？みたいな人たちはこんな言い方をしていた。◇12年前は小学生だった‥◇東京で仕事していた‥◇関西にいた‥◇TVで見て初めてその日に知った‥記憶は薄れてゆくのですね。でも、私は決して忘れない。繰り返し見ている当時のVTRを見ていると危機管理能力は確実に上がっていると思うし「備え」に関しては、12年経っても必要最小限の物はそんなに変わってはいない。日々の生活の中での危機管理がなんでもなく習慣になればそれほど苦なく出来る事ばかり。食糧、水、火、ガスコンロ、懐中電灯、ラジオ、ガソリン、スマホ、パソコンの充電、薬、靴、タオル、毛布、マスク、カイロ、ウェットティッシュ、消毒スプレーなどなど最低でも1週間ほど誰にも助けてもらわなくても、なんとか命を繋ぐ準備はいつでも出来ている。茨城県は地震が多い。福島県沖が揺れれば当地も必ず揺れる。それが、千葉県沖でも首都直下型でもどれが揺れても当地は揺れる。未だにどれも本震自体は揺れていないがどこが揺れてもそれぞれに影響は受けてしまう。南海トラフ付近がこれから30年以内に地震が起きる確率は７０〜８０％日本海溝沿いの地震が30年以内に茨城県に起きる確率は８０％我が県は非常に大地震が来る予測がされている。家にいる時なら、なんとか凌そうだけど車の中も用意は万端だけど外出中はどうしたら良いのだろう‥きっと、パニックに陥るに違いない。地面の下の下、海の下から振動が伝わるのでどこにいても日本には安全な場所は無いと言うことも承知している。1944（昭和19）年12月７日午後１時に発生した東南海地震は、海洋プレートの沈み込みに伴い発生したマグニチュード7.9の地震で、授業・勤務時間帯に重なったこともあり、学校や軍需工場等を中心に死者1,223人の被害が発生した。その37日後、1945（昭和20）年１月13日午前３時に内陸直下型の三河地震が発生し、死者は2,306人に達した。1944年6月には北海道の有珠山が噴火している。でも、当時、日本は戦時下、大々的に全国に知らされたわけではなかった。自然災害は時に凄まじい被害をもたらす。戦争は止めようと思えば今すぐにでも止められるのにどうやら、「国家」とか「政府」というところの人々は救助や人道的支援よりも兵器や戦争の方が重要なようだ。戦うよりも「逃げよ！」である。「でんでこ」「おはしも」を忘れずに実行出来る自分を作ることが大事だと思っている。今日は鎮魂の日3.11から何日か過ぎた時東北の被災地に「梅」の花が咲いた‥それは、まさに「一輪ほどの暖かさ」「希望の花」でもあった。​​​​​​​​​にほんブログ村にほんブログ村

  2023.03.11

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  氷山の楽書き帳（トルコの地震）

  地球表面をおおう十数個のプレート（岩板）南北約500km,東 西約1,000kmに及ぶアナ トリア半島の東アナトリア断層が動いた。プレートがぶつかり合い、せめぎ合う場所では断層が動いてしまう大きな地震が起きるのは必然のことである。観測史上最も大きな地震は、1960年にチリで起きたもので、M9.5を記録している。2011年の東日本大震災はM9を記録し、各地に大きな被害をもたらし、津波を引き起こし、沿岸の福島第一原発事故にもつながった。被災した人々にこんなことは言いにくいが津波が襲って来なくて原発が爆発しなくて不幸中の幸いと言えなくもない。日本は危ういところに位置している。ユーラシアプレート北米プレート太平洋プレートフィリピン海プレートが重なり合っている。そして、宮城県沖、岩手県沖、福島県沖茨城県沖、千葉県沖の地震の大元はまだ揺れておらず、東京や横浜を襲う直下型地震も東海沖地震も近々に動くと言われつつまだ揺れていない。地震は恐怖である。地震が起きれば津波も起きる。火山を誘発し噴火が起き、火砕流など火災も甚大になる。建物の倒壊だけが地震ではないのだ。あ〜〜富士山が噴火したら南関東は立ち直れないかも知れない。もうじき、あれから12年を迎える3月がやって来る。今年と同じ「卯年」の早春であった。私は、今も震度2でも身体中が恐怖で震える。「地震トラウマ」をずっと抱えている。そしてこれは、生きている限りは治らないと思ってる。トルコ、シリアの被災した多くの人が一刻も早く救助され寒い寒い夜をなんとか乗り越えていって欲しいと願い、祈るばかりである。（写真と地図はネットからお借りいたしました）にほんブログ村

  2023.02.08

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  氷山の楽書き帳（10年に一度の最強寒波）

  昨日から今朝にかけてまた、今日から明日にかけて日本全土が10年に一度の最強寒波に襲われています。当市も昨日の夕方からいきなり暴風となり雪が舞い始めました。まだ、日没の時間ではないのに突然、暗くなって横殴りの吹雪です。3分も経たないうちに庭の木々は真っ白に超スピードの雪化粧です。この寒波が来ることは1週間以上も前から判っていたことですから準備は万端整えて置きました。タイヤをスタッドタイヤに履き替えたのは先週でした。昨日の午前中にガソリン満タン、灯油購入、雪かきスコップ、長靴、防水の軍手などの点検。食糧調達、水道管の管理、懐中電灯等（５つ）蝋燭10本、炭、水の確保、乾電池、段ボール、スマホやPCの充電、そしてまだ、少しお日様が出ている内に日帰り温泉にも行って来ました。夜になって気温は、どんどん見る見る内に下がってマイナス4度まで降下しました。で、停電です。でも、恐れることもありません。ランタンや蝋燭の灯り、灯油ストーブでお湯も沸きます。お陰で、熱燗も飲めました私の危機管理能力が高くなったのは12年前の東日本大震災からですのでもうかなりの年季が入っています。あの時も停電しガスは止まり断水しました。それに加えてとっても寒かったそれからと云うものず〜っと毎日、ライフラインが途切れた時の用意はきちんとするようになりました。12年近く、毎日の習慣ですので10年に一度の最強寒波でも家が大風や雪で壊れない限りはなんとか準備を整えることが「苦」ではなくなりました。今朝、起きるとお天気は良いのですが風が強く、雪はそれほど積もってはいませんが、庭木も道路も完全凍結です。今日の午後の最高気温は1度と予想されます。今日は家に篭っていた方が良いですね。皆様のところも雪によるいろいろな不具合が生じていると思いますが、くれぐれもご自分を大切に無理はなさらないようにして下さいませ。「あしかがフラワーパーク」のBlogはこの寒波が落ち着いたら再開致します。と、書き終えたら今度は地震です震度は1ぐらいですが福島県沖震源地、石巻市が震度４。自然は本当に恐ろしいです。にほんブログ村

  2023.01.25

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  新 緑仙の日々是好日（My BirthDay）

  今日は私の誕生日お煎茶の親先生のお宅に一年のご挨拶と親先生の誕生日を祝うために電車を乗り継いで三時間も掛けてお伺い親先生と私は誕生日が一緒だから、今まで長いお付き合いが続いているのかも知れません。師走の頃はお煎茶は「お番茶点前」になります。「あなたもお稽古してみる」と親先生。「いえ、今日はご挨拶だけですから‥」とお断りすると「大丈夫よ」とお煎茶仲間がお点前をするように促す‥って‥お番茶のお点前なんぞ、もうだいぶしていないわぁ〜まぁ、それでも間違えても一向に構わないので気合を入れてトライお仲間のOさんが「本当に家でもやっていないの」「全然、間違えないしつっかえもしない‥完璧」とYさん。「しっかり身体に染み込んでいるのね。」と親先生。皆さんのお稽古を拝見しながらそのあとは、お喋りお喋り3時ごろに帰り支度をして今年、最初の「どうぞ、良いお年をお迎えください。」と云い仲良しさんのYさんと駅へと向かいました。「じゃあ、これから緑仙先生の誕生会をしましょう」「私、ちょっと変わったお店を予約しているんです。」まぁ、そういうことで一駅、電車に乗って改札を出て裏通りを歩きました。この頃は、どこの駅でも駅舎が新しくなり駅の周囲もかなり都会的になってきましたが一本、裏道に入り込むと「昭和」の匂いのするお店が多く点在しています。細い路地裏をゆき狭い階段を上がった2階にそのお店はありました。宵の口からもう一杯、やってしまいましょう沖縄料理のお店です。お店の名前は‥京料理や会席、日本料理にはちょっと飽きていたので沖縄料理は有難いですポテトの泡盛で乾杯いろいろお料理を注文しました。オリオンビールもすご〜く久しぶりで美味しいお肉も3種類あって美味です。沖縄のイカのお刺身。もずくの天ぷら。このお魚の名前は分からないけれど唐揚げはとっても美味しかったクリンと揚がっていてサクサク感がたまりませんでした。Yさんも私も場違いの着物姿でしたがお店のスタッフの女性がとても親切で着物をしげしげと見ていて「お茶、やってるんですか」とか「石垣島でも茶道やってる人いますよ〜」とか話しかけてきてくれました。他にもたくさん注文してたくさん、食べて飲んでほろ酔いのまま帰宅しました。そうか‥今日は私の誕生日70代に王手をかける一年になると言うことですね‥さてと、5回目のワクチン接種の副反応はほとんどありませんでした。これが一番嬉しい誕生日プレゼントなのかも知れませんねこうして無事に誕生日迎えられてやはり感謝の気持ちが溢れます。誕生会は明後日も祝ってもらえるのです嬉しいにほんブログ村

  2022.12.18

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  新 緑仙の日々是好日（皆既月食と天王星惑星食）

  昨夜の皆既月食と天王星惑星食の天体ショーはご覧になりましたか私は食の始まりから庭で赤ワインを飲みながら写真を撮りました。少しずつ、月が欠けていきます。毎日、少しずつ大きくなったり小さくなったりするのを一気に見ることが出来る皆既月食で而もスゴイ色合いになりますね。日本全国で皆既月食が見られるのは2021年5月26日以来で、次回は3年後の2025年9月8日となります。今回の皆既月食は天王星食も同時に見ることができました。まぁ、肉眼では天王星は見えませんけれど‥皆既月食と惑星食が同時に見られるのは1580年7月26日以来、442年ぶりの事で本能寺の変の二年前です。この次に惑星食と皆既月食が同時に見られるのは322年も先だそうですたった今、生まれた人でも見ることが出来ないのですね〜現在、生きている私たちは素晴らしい天体ショーをいくつも観ています。忘れてしまっているかもしれませんが1986年にハレー彗星1997年にヘールホップ彗星2001年には火星が6万年に一度の大接近2012年には金環日食などなど人生に一度しか見られない天体ショーを見てきました。あ〜〜だんだん満月の月が細くなりました。そうしているうちに月は、完全に地球の影に隠れてしまいました。赤銅色の満月。怪しいです。昔の人は多分、恐ろしいと思ったことでしょうね。月食の写真は全部自分で撮りましたが寒かったですよ。そしてもう一つ太陽から7番目の惑星「天王星」地球から遠いので見つけるのは困難ですが今夜はこのくらいのところにある筈です。「天王星」惑星の分類：巨大氷惑星半径：25,362km質量：8.681 × 10^25kg遠日点：30億km近日点：25億km地球からの平均距離：29億km表面温度：−224°Cから−216°Cまで太陽日：17時14分23秒恒星日：17時14分24秒1年：84.3年年齢：45億3000万年天王星の体積は地球の約63倍もあります。凍えるほどに寒い星です。太陽に近い順番で惑星を並べると、水星→金星→地球→木星→土星→天王星→海王星の順で、土星と天王星はお隣同士の惑星です。横倒しになっているのも誠に興味深いです。天王星から地球までの距離は、約25億8,650万km～31億5,550万kmです。遠いですね〜太陽までは1億5000万キロなのに‥星座図と天王星の写真はネットからお借りました。これから、冬に向かってゆくので夜空がとても美しく見えるようになります。今、木星も綺麗で東の空には橙色のアルテバランがよく見えます。そのアルテバランの下から冬の代表格のオリオン座が昇ります。あ〜〜星空は素晴らしいにほんブログ村

  2022.11.09

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  新 緑仙の日々是好日（安倍さんの国葬）

  安倍元首相の国葬儀並んで並んで自分で買い求めた花を捧げる人たち。会ったこともないのにわざわざ遠くから花を手向に来ている人たちも若い人たちもたくさんにいました。そのすぐ横で「国葬反対！」とデモする人たち。静かに花を手向ける人もいれば「税金の無駄遣い」「国葬中止」と大声で喚く人たち。人一人が銃弾の惨劇に遭って命を落としたのにこうやって大勢で非難している人たちの気持ちが全く理解できませんね〜そんなに反対なら会場に突入して葬儀を止めさたら‥みんなでわぁーわぁー言っていないで直接、言いに行ったらどうですかこの大声でデモしている人たちがものすごく不快です。「お葬式」ですよ。国でやろうが個人でやろうが「お葬式」ですよ。税金だって計算してみたら国民20歳以上の人として計算しても一人20円にも手が届きませんよ。友人代表の元総理大臣の菅義偉氏の言葉は胸にグッときました。全文をUPします。＞７月の８日でした。＜信じられない一報を耳にし、とにかく一命をとりとめてほしい。あなたにお目にかかりたい。同じ空間で同じ空気を共にしたい。その一心で現地に向かい、そしてあなたならではの温かなほほ笑みに、最後の一瞬、接することができました。あの運命の日から、８０日がたってしまいました。あれからも朝は来て、日は暮れていきます。やかましかったセミはいつのまにか鳴りをひそめ、高い空には秋の雲がたなびくようになりました。季節は歩みを進めます。あなたという人がいないのに、時は過ぎる。無情でも過ぎていくことに、私はいまだに許せないものを覚えます。天はなぜ、よりにもよってこのような悲劇を現実にし、生命を失ってはならない人から生命を召し上げてしまったのか。口惜しくてなりません。悲しみと怒りを交互に感じながら、今日のこの日を迎えました。しかし、安倍総理とお呼びしますが、ご覧になれますか。ここ武道館の周りには花をささげよう、国葬儀に立ちあおうと、たくさんの人が集まってくれています。２０代、３０代の人たちが少なくないようです。明日を担う若者たちが大勢、あなたを慕い、あなたを見送りに来ています。総理、あなたは今日よりも明日の方がよくなる日本を創りたい。若い人たちに希望を持たせたいという強い信念を持ち、毎日、毎日、国民に語りかけておられた。そして、日本よ、日本人よ、世界の真ん中で咲き誇れ。これがあなたの口癖でした。次の時代を担う人々が未来を明るく思い描いて初めて経済も成長するのだと。いま、あなたを惜しむ若い人たちが、こんなにもたくさんいるということは、歩みをともにした者として、これ以上にうれしいことはありません。報われた思いであります。平成１２年、日本政府は北朝鮮にコメを送ろうとしておりました。私は当選まだ２回の議員でしたが、「草の根の国民に届くのならよいが、その保証がない限り、軍部を肥やすようなことはすべきでない」と言って、自民党総務会で大反対の意見をぶちましたところ、これが新聞に載りました。すると、記事を見たあなたは「会いたい」と電話をかけてくれました。「菅さんの言っていることは正しい。北朝鮮が拉致した日本人を取り戻すため、一緒に行動してくれればうれしい」と、そういうお話でした。信念と迫力に満ちたあの時のあなたの言葉は、その後の私自身の政治活動の糧となりました。そのまっすぐな目、信念を貫こうとする姿勢に打たれ、私は直感いたしました。この人こそはいつか総理になる人、ならねばならない人なのだと、確信をしたのであります。私が生涯誇りとするのは、この確信において、一度として揺らがなかったことであります。総理、あなたは一度、持病が悪くなって、総理の座をしりぞきました。そのことを負い目に思って、二度目の自民党総裁選出馬をずいぶんと迷っておられました。最後には２人で銀座の焼鳥屋に行き、私は一生懸命、あなたを口説きました。それが使命だと思ったからです。３時間後にはようやく、首をタテに振ってくれた。私はこのことを「菅義偉、生涯最大の達成」として、いつまでも誇らしく思うであろうと思います。総理が官邸にいるときは欠かさず、一日に一度、気兼ねのない話をしました。今でも、ふと一人になると、そうした日々の様子がまざまざとと蘇ってまいります。ＴＰＰ（環太平洋戦略的経済連携協定）交渉に入るのを、私はできれば時間をかけたほうがいいという立場でした。総理は「タイミングを失してはならない。やるなら早いほうがいい」という意見で、どちらが正しかったかは、もはや歴史が証明済みです。一歩後退すると勢いを失う。前進してこそ活路が開けると思っていたのでしょう。総理、あなたの判断はいつも正しかった。安倍総理。日本国はあなたという歴史上かけがえのないリーダーをいただいたからこそ、特定秘密保護法、一連の平和安全法制、改正組織犯罪処罰法など難しかった法案を、すべて成立をさせることができました。どの一つを欠いても、わが国の安全は確固たるものにはならない。あなたの信念、そして決意に、私たちはとこしえの感謝をささげるものであります。国難を突破し、強い日本を創る。そして真の平和国家日本を希求し、日本をあらゆる分野で世界に貢献できる国にする。そんな覚悟と決断の毎日が続く中にあっても、総理、あなたは常に笑顔を絶やさなかった。いつもまわりの人たちに心を配り、優しさを降り注いだ。総理大臣官邸で共に過ごし、あらゆる苦楽を共にした７年８カ月。私は本当に幸せでした。私だけではなく、すべてのスタッフたちがあの厳しい日々の中で、明るく生き生きと働いていたことを思い起こします。何度でも申し上げます。安倍総理、あなたはわが国、日本にとっての真のリーダーでした。衆議院第１会館１２１２号室の、あなたの机には読みかけの本が１冊、ありました。岡義武著『山県有朋』です。ここまで読んだという最後のページは、端を折ってありました。そしてそのページにはマーカーペンで、線を引いたところがありました。しるしをつけた箇所にあったのは、いみじくも山県有朋が長年の盟友、伊藤博文に先立たれ、故人をしのんで詠んだ歌でありました。総理、今、この歌くらい、私自身の思いをよく詠んだ一首はありません。「かたりあひて　尽しゝ人は　先立ちぬ　今より後の世をいかにせむ」「かたりあひて　尽しゝ人は　先立ちぬ　今より後の世をいかにせむ」深い悲しみと寂しさを覚えます。総理、本当にありがとうございました。どうか安らかに、お休みください。令和４年９月２７日　前内閣総理大臣　菅義偉菅さんの言葉に感動しました。私、個人的に思うのはやっぱり、人のお葬式にこんなデモはしてダメだと思います。もし、自分の身内の葬儀に他人からとやかく言われたら不愉快でしょ‥弔問に来た人に対しても無礼極まりないと思いました。葬儀の写真はネットからお借りしました。それと今日は御嶽山噴火から今日で8年になります。あの日、秋晴れで御嶽山は綺麗に紅葉していました。そうか‥菅さんの言う通り＞やかましかったセミはいつのまにか鳴りをひそめ、高い空には秋の雲がたなびくようになりました。季節は歩みを進めます。＜季節は秋へと向かっていますね。合掌にほんブログ村

  2022.09.27

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  氷山の楽書き帳（終戦記念日）

  終戦記念日。今年で終戦から77年になります。戦争の話の語り部たちがどんどんとこの世を去ってゆく。私の両親も戦争中を生き抜いてきて父は兵隊として戦地にも赴いていました。両親や親戚の伯父、伯母などからも戦争の話を聞きましたが東京は焼け野原で闇市が立ち、戦争孤児たちがたくさんいたそうです。ただ、大正生まれの人の戦争体験の話。昭和一桁の人の戦争の話。世代ごとにずいぶんと違うことに私は以前から気づいていました。戦地へ行った人。銃後を守った人。その時、子供だった人。大人になっていた人。家庭の主婦だった人。息子を戦地に送った人。皆、それぞれに話が違います。私の母の話と言うか昭和一桁前半の女の人たちの話は田舎でも都会でも似ています。学童疎開、勤労奉仕、配給制度、米穀通帳などほぼ同じ話で大変だったと言います。しかし、すでに所帯を持っていて夫や息子を兵隊に取られて戦争未亡人になった女性の話はだいぶ違うのです。私の母などの世代は戦争が始まった時、戦争が終わった時はまだ、中学生か高校生ぐらいの時。茶道の良き先輩の〇〇のおばあちゃまが昭和一桁の女性群が話す戦争のことを聞くと「あの人たちは大変だった！大変だった！って言うけどね、なんの役にも立たない子供の年代だからね‥本当の大変さや苦労は分からない筈だよ。」もっといろいろな話を〇〇のおばあちゃまから聴いておけば良かったと毎年、終戦の日に思い出します。もしご存命であれば今年120歳。明治生まれの人が語る戦争の話は今、メディアで取り上げられる話とは少し距離があると思っています。ロシアがウクライナに侵攻している有様を見ると戦争とは、人生の全てにおいて取り返しのつかない無駄遣いをしてしまうのでしょう。この憎しみの連鎖はどこまで続き、これから先も戦争という名の狂気は絶えることは無いのだと実感しています。平和な暮らし。あまり多くを求めず足るを知る生活。隣人と仲良くして子等が楽しいそうに笑う日々。そんな未来が来ると良いですね。合掌にほんブログ村

  2022.08.15

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  新 緑仙の日々是好日（4回目のワクチン接種）

  4回目の接種券が届いたその日に電話とパソコンで予約を申し込みましたがどちらも繋がらずでしたが今日はダメかもとい諦めかけた頃運良く、電話が繋がりました。「4回目接種ですね〜今、ちょうど一つキャンセルが出ましたがそれで良いですか？」「はい、市内の病院ならどこでも良いですしファイザーでもモデルナでもどちらでも構いません。」「ファイザーは九月初旬ぐらいまでいっぱいですね。今、キャンセルになったのもモデルナですがでは、ここを予約でイイですか？」「はい、予約を入れて下さい。」と言うわけで4回目接種が予約完了したのですが‥当市は意外にも面積の広い市なのでまったく聞いたことのない病院で而も場所がどこだかまるっきり分かりません。そして、いよいよ今日が当日。カーナビで場所を設定して車を走らせました。猛暑ですが長閑な田園風景が広がります。お盆が終われば稲も黄金色に染まるでしょう。指定された病院は我が家から車で２５分も離れていて全然、知らないところでした。しかし、どこでも同じような手順でワクチン接種はされるのですね。もう4回目のワクチン。注射針が腕に入ってもほとんど痛みも感じなかった‥家に帰って今日は副反応を覚悟でのんびり読書とビデオ鑑賞で時を過ごします。副反応が出る前に解熱鎮痛剤を飲んじゃおうかなにほんブログ村

  2022.08.10

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  氷山の楽書き帳（猛暑 地震 噴火 伝染病 経済危機）

  稲穂が伸び始めている。あと1ヶ月もしないで早場米の刈り入れが始まります。昨晩の桜島の噴火噴火は予測できるのか以前にBlogに書いたようも記憶していますが相変わらずの「目の子勘定」での予想しか出来ないのです。3.11.以来噴火があちこちで起きて地震は昨日の夕方にもあり当市は震度３でした。地震が起きれば必ず噴火傾向になることは科学的に分かっていますが山に分け入って観測することは不可能です。それなのにどうして、メディアは下らぬ質問ばかりを気象庁にするのだろうか毎度のことながら呆れてしまう。地震も異常気象も大まかでは予想は出来ても的確には出来ない‥しつこく、気象庁に質問を繰り返すのが私のイライラ感の鎌首が持ち上がってきてしまいます。自然は常に「調和」を保とうとしています。その揺らぎの微妙なメカニズムは人知の知る由ではないと‥地球の核までの距離は大凡、6300キロ。コアの部分で何が起きているのか誰も行ったことないので見当は付いても詳細は分かりません。風の動きも海の動きもハッキリとは分かりません。分からないことに対してハッキリとした解答などありません。今日も猛暑コロナウィルス感染者は増加するばかり。コロナの感染者がまた私の周辺で一人増えました。諸物価の高騰は止まらないけれどイベントは開催されています。どれもこれも確信があってのことでもありません。ゆらりゆらめいた心模様の盛夏ですね。夕方になったら完全防備で整形外科に行く予定。腰痛は、なかなか快方には向かいませんにほんブログ村

  2022.07.25

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  氷山の楽書き帳（25年が経ちました‥7/18）

  祇園祭の「山鉾巡行」が3年ぶりに行われ、豪華な装飾を施した山や鉾が都大路を進みました。メインイベントが無事に終わって良かった事ですね。今日は、土砂降りの京都だったそうでお昼頃に京都の友人と電話で話をしました。昨日の7月18日は私の最愛の天使が逝った命日でした。この子がこの世を去ってから25年の歳月が流れました。私は、その時からずっと「般若心経」を書いています。25年か‥四半世紀ですよ。色紙に般若心経を書くのは年に4〜5回ですがいつもの半紙と違ってさっさと書かないと墨が滲んでしまいます。色紙には罫線はありませんし文字を違えないように文字が曲がらないように真っ直ぐに書くのは案外、難しいのです。いつもの文字とは大きさも異なりますのでちょっと緊張します。お墓参りも済ませたし雨にも備えなくてはなりませんがどうやら、当地には大雨は降らない予報が出ています。我が家の庭掃除はまだ出来ませんがお墓はキレイにお掃除をしてきました。暑くても、雨が降っても降らなくても草はよく伸びますね‥好い香も焚いて気持ちだけでもほぐしましょう明日は「猛暑」で熱中症「厳重警戒」なるらしい‥暑くて蒸し蒸しは勘弁してほしい‥にほんブログ村

  2022.07.19

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  氷山の楽書き帳（人生には何が起きるか分からない）

  人生は一寸先も分からないものです。ある日、突然、大地震に襲われたり。今まで眠っていた火山が噴火したり。何時間も大雨が降り続き街が水没したり。山が連続して崩れてしまったり。まさかの戦争が起きて今も戦闘が続けられていたり。感染症の脅威から逃れられなかったり。ライフラインが止まってしまったり。世界的に諸物価が急上昇したり。エネルギー調達が難しくなったり。人生には、いつ何時どんなことが起きるかなんて誰にも分からない‥今日、奈良県で元総理安倍晋三氏が銃弾に倒れた‥日本で而も、奈良で‥今、思うことは‥なんとか、一命はとりとめて欲しい。にほんブログ村

  2022.07.08

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  新 緑仙の日々是好日（両親の法事）

  両親揃っての法事が滞りなく終了しました。お寺での法要もお天気にも恵まれて無事に終えることが出来ました。新型コロナウィルスのために2年以上も会えなかった親戚の人たちも今回は3回目接種や抗原検査を済ませて来てくれました。これで、やっとお互いに安堵しているところです。車で来る人たち、電車で来る人たち、私は時間を少しずつずらしてもらってそれぞれのお出迎えをしました。前日にやって来た中には娘もおりました。この丸々2年間は私たちだけでなく日本国中、否、世界中がコロナ、コロナで明け暮れてしまいました。季節は巡りました。いろいろなことがありました。しかし、それは、今でも継続中ですね。皆と積もる話がいっぱいありました。でも、こうして会えると楽しい話ばかりに変わってゆくのが嬉しいことでした。両親は共に「5月」に亡くなっています。一年で一番良い月かしらと思います。花や若葉、暑くもなく寒くもなく薫風たなびく中、鯉のぼりは空高く泳ぐ‥法事の後の食事もワイワイ騒いでビールもお酒も飲んで和気藹々の時間が過ぎました。なんだか、こうして大勢が集まって時間を共にするのがとても久しぶりで健康と平和は有難いことなのだと感じ入った法事でした。さてとみんな、帰って行き、私はこれから1〜2日かけてぼちぼち後片付けです。にほんブログ村

  2022.05.10

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  新 緑仙の日々是好日（法事のためお休みします）

  明日の日曜日は両親の法事を執り行います。父の十七回忌母の三回忌です。昨日から、親戚やら友人などが来て下さっています。私、一人でお寺から花屋さんから食事会などの手配でてんてこまいです。泊まってゆく親戚もいます。コロナの蔓延防止の解除もありGWもピークを過ぎましたので法事なのに楽しみに足を運んでくれているのですと、言うわけでBlogは月曜日までお休み致します。多謝。にほんブログ村

  2022.05.07

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  氷山の楽書き帳（あれから11年‥）

  ​​東日本大震災　被災地の今​こんなYouTubeを見つけました。もうあれから11年が経ちました。今朝、起きると枝垂れ梅がピンクの花を咲かせています。暖かい3.11の朝を迎えました。気温はグングンと上がって17度にもなりました。昨日、小さな地震があってドキッと‥地震が起きると恐ろしい「警告」と「啓示」のような気がします。あれから11年の歳月が流れても被災地がきれいに整地されていっても私の脳裏からあの恐怖は拭い去ることは出来ません。紛争、侵攻、侵略、戦争も恐いけれど今日、各局のメディアで東日本大震災の当時の映像が流されるとやはり、地震や津波は戦争のそれよりも恐怖だと改めて思います。白い木瓜の花が枝垂れ梅に遅れてお昼頃に咲きました。今日はとっても暖かい‥あの日は、寒かった‥地震のあとに停電して、ガスが止まって水道も出なくなった。家の電話や携帯も繋がらなかった‥家の中はグチャグチャで‥夜になって凍えるほどに寒かった‥母とストーブを囲んで布団や毛布をいっぱいかけても寒かった‥震度5ぐらいの余震が何度もきた‥恐怖で眠れなかった‥その時の石油ストーブを今も使っている。これは、手放せないわぁ〜いくら、灯油が値上がりしてもね‥お湯を沸かせるのは本当に有り難かったもの‥地震は、いきなりやってきます。沿岸部は津波を伴います。津波が来れば「津波火災」になります。文字通りの「火の梅」になるのです。ライフラインは完全に失われます。助けに行きたくても道路も寸断され、鉄道も救助ヘリも行けません。一瞬で街は消滅するのです。今の今まで側に居た人があっという間に居なくなってしまうのです。地震の規模が大きければ津波の規模も大きくなります。そして、大きな地震のあとには必ず、噴火が起きます。どうやっても止めることは出来ません。人間は「非力」です。11年前のあの揺れと波が今、大変な思いをしている悩ましい国々に襲いかかってきたら戦争なんかやっていられなくなるのにね。原発もへったくれもありませんよ。自然災害は人や国を選んだりはしませんから。私には何も出来ませんがただ、祈るのこと、あの大きな地震を忘れないこと。今日は、朝から心を込めて「般若心経」を書きました。我が家の「子滝桜」は11年前に福島県の三春町で買いもとめこの地震を忘れないようにと庭に植えたものです。3.11 PM2:46生涯、忘れることの出来ない日です。東北三県だけが被災地ではありません。茨城県も千葉県もひどい災害を被っています。とは言うものの‥当時からすっかり忘れ去られている千葉と茨城です​​​​​​​​​にほんブログ村にほんブログ村

  2022.03.11

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  新 緑仙の日々是好日（2021.おおつごもり）

  2020年に行われる筈だった東京オリンピックが2021年に開催されたり新型コロナウィルスが次々と変化、進化しそれによって多種多様なことが制約を受けたり、悲しいことが起きたり社会情勢も随分と気ぜわしい令和三年が幕を閉じようとしています。皆様は、お健やかに穏やかにお過ごしになることが出来ましたかしら‥何が起きようと先ずは、自分が落ち着くことが大事ですね。私の生活は昨年、母が亡くなってから1年7ヶ月、ようやく自分一人の毎日を見つめられる様になりました。明朝、歳神様がお越しになります。お床の室礼、玄関など神様に是非ともお立ち寄り願いたいので心を込めて花も入れました。生まれて初めてのたった一人きりのお正月がやってきますが猫2匹が、かなり賑やかと言うかうるさいので寂しくもありません一人で静謐で清々しい新年を迎えたいと思っています。おせち料理も作りませんが自分の好きなものでお正月をのんびりと過ごしたいと考えています。来る年が少しでも世界中のどなた様にとっても僅かで良いので明るく佳き年になりますように心底、祈っています。今年一年、私のBlogをご覧になって下さった皆様には、只々、感謝でございます。どうぞ、良いお年をお迎え下さいませ。咲く姫　にほんブログ村　

  2021.12.31

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  氷山の楽書き帳（母の命日）

  今日は母が亡くなった日。母は生前、ちょっと落ち込むとどうやったら死ねるかを模索していました。「霞ヶ浦に飛び込んで死のうかしら？」「霞ヶ浦までどうやって行くの？」「あんたが車で送っていってくれればいいじゃない？」「馬鹿言わないでよ！嫌よ、そんなことに手は貸せないわよ。」本日、命日お床の室礼はこの間、風で倒れた芍薬の切り花と青楓と黒竹。芍薬は7〜８本倒れましたが花瓶の中で元気に花を開かせて行っています。色紙に書き上げた般若心経の数々。そして、お位牌。床に飾った色紙の風景画は日本水彩画家の「小堀 進」の作。「霞ヶ浦　走り梅雨」今、霞ヶ浦は本当にこんな具合ですよ〜母はここで入水したいと思ったりしていたのね〜冗談半分で本気が半分の母の気持ち。私は、この一年の間に母のために何枚も般若心経を書きました。色紙に書いたのは13〜4枚ですが半紙にも書いています。お経を書くと毎回、文字の運びが違うのがよく判ります。色紙には線は無いし書損しないように意識を集中させて書いています。般若心経自体は毎週書いているので文字を間違えたりはしませんがやはり、色紙に書くときは緊張します。今日は特別良い香りのお線香を焚きました。あ〜お値段のお高いお線香は良い香りですね〜心が落ち着いてゆきます。雨がシトシト降っています。今頃のこうした雨を気象用語で細かく言うと「筍梅雨」（たけのこ梅雨）だそうです。筍ができる陰暦4月から5月の頃に吹く東南の風のことで、昔は船乗りの方が使っていた言葉です。明日は、この雨でまた竹が伸びていることでしょうね。合掌​​​​​​​​​にほんブログ村にほんブログ村

  2021.05.13

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  氷山の楽書き帳（一周忌法要）

  ​良いお天気でした。山藤が満開で五月の空は青く澄んで吹き抜ける風の気持ち良いこと。田植えが終わった田圃に風が渡り、長閑な風景が広がります。母の一周忌の法要を菩提寺で行いました。コロナ禍でもあるし緊急事態宣言や蔓延防止等措置が各地に出ている時ですからひっそりとした法要でした。普通なら読経の後に御斎を用意し思い出話などしたいところですが今回は、お持ち帰りのお弁当で一通りの法要が済んだ時点で解散することにしました。ちょっと陽が翳ると涼しい風が本堂に流れ込んできます。去年、母が亡くなった時も一回目の緊急事態宣言中でした。一年経ってもまたぞろ、三度目の緊急事態宣言です。食事会をしなくて良かった‥どこでどう感染してしまうか分からないもの。集まってくれた親戚ともあまり会話を長く交わしませんでした。東京経由で来る親戚は今回も欠席です。でも、来てくれなくても充分、心は伝わっています。会えば、会話をするに決まっています。高齢者が多いので万が一のことが起きたら寝覚が悪いと思いました（お互いにですが‥）法事が全部終わって今一度、お墓を見回ってふと、思い出したことがありました。母が生前、口癖だったことを‥「まぁ、出来ればだけど死ぬ時は陽気のいい時がイイわね〜すっごく暑いとか‥炎天下は嫌じゃない？それと、すっごく寒い真冬も嫌じゃない？四月、五月、十月、十一月あたりが来る人たちにとっては有難いし、迎える方だって楽じゃない？」お母さんのその考え、正解ですね〜心の底からそう思いましたよ。差して暑くもなく寒くもなく眩しすぎる空でもなくただただ、薫風が気持ちよかった‥一年なんてあっと言う間ですね〜それにしても一年経ってもまだ終息を迎えない新型コロナウィルスです。しぶとい奴だへこたれないものね​​​​​​​​​にほんブログ村にほんブログ村​

  2021.05.09

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  氷山の楽書き帳（あれから10年‥）

  2011年3月11日午後2:46あの日のことは昨日のことのようにはっきりと覚えている。あれから10年の月日が流れた‥昨日、今日と「東日本大震災」の特集を各メディアが放送している。マグニチュード9.0最大震度７忘れられないことがたくさん私の胸の中にある。過去記事​「3.11 マグニチュード8.8」​​「一夜明けて‥地震」​​「3/14 余震と原発」​​「3/14 お墓の状況」​​「2012.3/11 被投的存在」​​「2013.3/11 巨大地震」​​「2014.3/11 あれから丸三年」​​「2015.3/11　あれから四年」​​「2016.3/11  あれから五年」​​「2017.3/11 あれから六年」​​「2018.3/11 あれから七年」​​「2019.3/11 あれから八年」​​「2020.3/11 あれから九年」​優しい言葉を掛けてくれた人。寄り添って泣いてくれた人。私を案じてくれた人。冷たい目線を投げつけてきた人。まるで体験したかのようにレクチャーしてくる人。上から目線で指図してきた人。私は嬉しかったこと悲しかったこと辛かったことの数々をきっと忘れることはないだろう‥災害はいつやってくるかは全く分からない。だから、毎日、備えておくことが大事。（備えることがいっぱいありすぎて慣れるまでは月日がかかります。）テレビの特番で2011.3.11の記録映像を放送しているが私は、当初（2011年）から各局の報道番組を録画していた。今でも、たまに見ると様々な事を思い出す。10年経った今よりも当時の映像の方がより詳しく放送していて昨日、今日、放送されている映像はほとんど見覚えのある映像だった。我が家の子滝桜が今朝から開花し始めた。震災を忘れないために2011年の春に「三春」で買ってきて我が家に植えた枝垂れ桜。2011年の三春の滝桜は見物客も数人しかいなくて花の色合いもなんだか沈んでいたように感じた。我が家の狭庭の子滝桜は何故か、3月11日ごろに咲く‥故郷を思い出しているのだろうか‥春のお彼岸の頃には満開を迎えると思う。桜は清く美しく希望の春に咲く。私の心の支えの桜である。にほんブログ村にほんブログ村

  2021.03.11

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  氷山の楽書き帳（足利に続いて桐生.山火事）

  足利の山火事。今月21日に出火してまだ勢いよく燃えている。足利市はあの大藤のフラワーパークがあるので年に何回か行く所。心配ですね春は1年の中で最も山火事が多い季節。それも自然発火ではなく人的な場合が多いと言う。市や県、自衛隊の消火ヘリまで出動して鎮火にあたっているけれど風は強いし、このところずっとカラカラのお天気。これだけ広範囲になるととても消防活動は難しい。（上記の写真2枚はネットからお借りしました）頼みの綱は大雨が降ること‥でも、九州や西日本では雨が降っても北関東には来週も火曜日まで雨の予報は出ていない‥そんなこんなでアタフタしていたらとなりの桐生市の山も燃え出した。25キロ以上も離れているから飛び火とは考えにくいけれど二つの市が山火事に見舞われている。地図を広げて見た‥TVで北関東自動車道付近まで火が近づいている‥と言っていた‥あ〜大体どの辺の高速道路のトンネル付近か分かっってしまいました。昨夜までは足利市の山中だけが気がかりだったけれど今日は群馬県桐生市にTVの映像は変わった‥空気が乾燥して火災の起こりやすい状態が続いている。当市も毎日、防災無線の注意喚起の放送が流れている。大火事が起こればアッと言う間に燃え広がる。このままのお天気が続くとこの山火事が鎮火するには一週間から十日ぐらいは掛かりそうだと専門家が言っている。それはきっとそうだと思う。いつだったか去年、カルフォルニアの山火事で何ヶ月も燃え続けていたことがあった。その時も頼みの綱は「雨」だった。大雨は河川の氾濫を引き起こし住民生活を脅かしこともあるけれどこうして、大きな山火事が起きれば「雨」に頼るしかないのだろうか‥足利の山火事は人為的なものらしい‥戸締り用心 火の用心ですね。にほんブログ村にほんブログ村

  2021.02.25

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  氷山の楽書き帳（禍々しい緊急地震速報）

  昨夜の23:07 マグニチュード7.3福島県沖　最大震度6強。けたたましく緊急地震速報が鳴る。まだ、就寝はしていなかった。ちょうど、従姉妹とLINEをしていた時、それは鳴った当地は震度５‥蘇る3.11の揺れ‥そして、惨状。地震は速報と共に襲いかかりど〜んと言う音。横も縦も揺さぶられている。速報音は鳴り止まらない。LINEが一時中断した‥火の元を確認し、出口の確保をしてTVの電源を入れた。地震速報は、やはりNHKが頼りになる。私は胸が動悸が止まらない。手指が震える。こんなに大きいと3.11のトラウマにも襲われる。2時間くらいでようやく気持ちが落ち着いて小さな余震も受け止められるようになる。また、思い出した‥あの時、地震学者が言った言葉。「少なくとも7〜8年、もしくは10年ぐらいは余震が続きます。」まさか‥と思った一言だったがやはり、それは間違っていなかった。あれから、丸10年を迎える三月。昨夜の地震の余震は夜が明けてからも何度となく続いている。もう一度、昨夜ぐらいの地震が近々に起きたら家は、どうなるのだろう‥独り住まいがとても不安になった‥心細くもあった‥猫を抱いて眠る‥猫も私の横にぴったりくっ付いて眠る‥睡眠不足の聖バレンタインデーになった。コロナウィルス大地震の予兆気候変動未来はどうなってゆくのだろう‥あっ、また揺れている‥にほんブログ村にほんブログ村

  2021.02.14

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  新 緑仙の日々是好日（成人の日）

  一生に一度の成人の日ですが、今年は新型コロナウィルスのために全国各地、中止だったり延期だったりグループ分けして時間をずらしたりと折角のハレの日が台無しですね。近頃は成人式の晴れ着の記念写真は前撮りしていることが多いのでとりあえずの記念は残しているのではないか‥と思うけれど‥式典がはっきりしなくて可哀想な「新成人」ですね。TVの報道番組で新成人の女の子がよく言ってことは‥「一生に一度しか着ないと思うので」「みんなに見せたかったのに‥」「この機会を逃したら振袖は着ないと思うし‥」こういったインタビューが多かった。あ〜そうなのね‥私は元々、うちの稼業が「呉服屋」だったので小さい時から何度も振袖を着ている。3歳、5歳、7歳、13歳、17歳、19歳そして20歳と女の子の儀式の際には新しい振袖を父が作ってくれたし、茶道も6歳からやっているので何度も何度も振袖を着る機会が多くあった。今はそうね〜一生に一度ぐらいなのかも知れないわね〜（振袖と帯の写真はネットからお借りました）毎年、大騒ぎしている成人式も各地で見られ、ニュースでも話題になりますが今年は静かな成人の日になるのでしょうね。儀式はどんな儀式でも粛々ととりおこなうのが一番良いと私は思う。20歳の人たちへ言えることは式典は無くなってしまったかもしれないが成人への第一歩を厳かに感じながら責任を持てる大人になってほしいと願っています。まずは「成人の日」に和やかに乾杯です。おめでとうにほんブログ村にほんブログ村

  2021.01.11

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  氷山の楽書き帳（私の令和2年は‥）

  令和2年（2020年）は世界中の誰にとっても今までとは違う年だったと思う。私にとっては今日が66歳最後の日。明日になれば67歳になり、また新しい一年を歩んでゆく。今年を振り返れば大きなことがあった。先ずはコロナウィルス感染症のパンデミック。母が亡くなったこと。母の代わりのように猫が我が家にやってきたこと。茶会やダンスの会が全部中止になったこと。まったく良いのことが無かった一年と言ってもいいかもしれない。生活様式は様変わりしてしまった。これからどうやって新しい一年を生きてゆくかじっくりと考えようと思う。母がいる時は夜、階下に降りてゆくときは起こさないように静かに静かに足音に気を遣っていた。もう母はいないのに今度は猫のために物音を立てないように静かに静かに階下に降りてゆくことは変わっていない。新しい住人の猫とうまくやっていけるのだろうか‥生活様式は変わってしまったけれど気を遣って自分の家に住むのはとにかく疲れる。猫がこんなに可愛くないのを経験するのも初めてのことだ。まぁ、それでも我が家にやってきたこの猫とも何かの「縁」なのだろう‥やがてやってくる新しい年はコロナウィルスもお休みなしで一緒に引き継がれる。旅行も行くことをためらわせ遠方よりの友も来られず寂しい2020年があと半月で幕を下ろす。皆に光あれ！一隅にも光あれ！小さな幸せに光あれ！笑い合う顔に光あれ！友と語らんに光あれ！皆も私も不安なく普通に幸せになりたいね。誕生日の前日に。にほんブログ村にほんブログ村

  2020.12.17

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  氷山の楽書き帳（まぁ〜るくなりたい）

  盛年不重來　　一日難再晨　　　及時當勉勵　　　歳月不待人　　盛年（せいねん）　重ねては来きたらず一日（いちじつ）　再び晨（あした）なり難がたし時に及んでは当に勉励（べんれい）すべし歳月（さいげつ）人を待またず陶淵明の雑詩ですが本当に「歳月」は人を待たずです。12月になってどんどん年末が押し詰まってきているのにまだまだ新型コロナウィルスに振り回されてどうにもこうにも上手く前に進まなくなっています。いろいろな方面から「助けて！」の悲鳴が上がっています。誰にも迷惑かけないで静かに密やかに和やかに日々を暮らすなんて望めない世の中になってしまったような気がします。世界中の誰もがまぁ〜るく心暖かく毎日を送りたいと願っている。まぁ〜るいのは好いね昨日のブログの三の丸庁舎の正面にあるドウダンツツジです。真っ赤に染まってその大きいこと‥写真の向こう見える白い建物は水戸市水道低区配水塔で水戸市民の文化財になっています。あったか〜くまぁ〜るく笑顔が続く日々が戻ってきて欲しい。もう年の瀬、クリスマス、お正月がそこまで来ているのに‥歯痒い事態は治まらないようです。​​​​​​​​​にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村

  2020.12.03

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  氷山の楽書き帳（緊急地震速報）

  紅葉が終わりを告げようとする頃、コロナウィルスの感染者の数が日々増えてゆく今日この頃、天気予報がようやく「西高東低」の冬型の気圧配置になった今夜‥突然、グラっと来たその後すぐに「緊急地震速報」がけたたましく鳴った久しぶりに身体中が凍りついたようだった。飼い猫のマオは多分きっと生まれて初めての地震だったと思う。物凄い驚き様で飛び上がって駆けずり回って物凄い形相になっていた。私も猫を抱き上げてしばらくジッとしていた。茨城県沖震度５弱。当地は、メディアでは震度３と発表しているがそんな小さな揺れではなかった。震度は４だったと私は思った。長い時間揺れていたように感じた。猫は今の今まで私にしがみついていた。私も怖かったが猫のマオもすご〜〜く怖かったのだと思う。地震が一番怖い。コロナウィルスなんか大したことはない。何故って防ぎようがあるもの。大きく揺れたのだ‥困った‥ガスが点かない‥にほんブログ村にほんブログ村

  2020.11.22

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  新 緑仙の日々是好日（辞意表明）

  「7年8ヶ月」本当にお疲れ様でした。いろいろな意味で苦難の道のりでしたね。ご苦労様でございました。健康に問題がある。病いが完治するかどうかは分からない。「​潰瘍性大腸炎」とは？​」↑クリックしてどんな病気なのか知って欲しいと思いました。潰瘍性大腸炎（指定難病９７）です。安倍さんのことを今日のこの会見が終わっても悪く言う人々がいます。前回、安倍さんが辞任した時当時の政界ご意見番と言われていた政治評論家の三宅久之さんがTVタックルでこう言っていました。「何故、総理の身体の変調に周りが気づかなかったのか？毎日、総理と接している人たちはどうしてあんな辞め方をさせたのか？」思い返せば今回も同じですね〜​​なんやかんや言っても歴代総理大臣の在職日数は安倍さんがトップです。ちなみに歴代総理の日数が多い順のベストテンは‥​​順位氏名在職日数就任日退任日1安倍晋三(2～4)2,8032012/12/26－2佐藤榮作2,7981964/11/091972/07/073吉田茂(2～5)2,2481948/10/151954/12/104小泉純一郎1,9802001/04/262006/09/265中曽根康弘1,8061982/11/271987/11/066池田勇人1,5751960/07/191964/11/097岸信介1,2411957/02/251960/07/198橋本龍太郎9321996/01/111998/07/309田中角榮8861972/07/071974/12/0910鈴木善幸8641980/07/171982/11/27​​　あ〜でもないこ〜でもない下らん事の責任追求ばかりしている野党は今日に及んでもまだ安倍政権を批判している。私は別に自民党や安倍さんを支持している訳じゃないけれど兎にも角にも、これだけ長い年数を総理大臣を勤めてきたのだからその辺りは評価しなくてはならないと思う。新型コロナウィルスがパンデミックとして世界中に蔓延して世界の誰だってトップに居るのはものすご〜く大変な仕事で具合が悪くなって当たり前のような気がする。記者会見の際に質問する記者たちの内容は益々、病状を悪化させるような言葉を投げかける。誰かさんが言っていたけどメディアは「馬鹿なのか？」と私も思う。どんな答えだったら満足するのだろうか？野党もそれは同じである。病気が再起が難しいと思われる人に対して「思いやり」が全く感じられない記者会見だった。誰でもいいからどこの社でもいいから「くれぐれも一日でも早く快復なさって下さい。」とか「総理のお身体が心配です。どうぞお大事になさって下さい。」とか人を労る当たり前の言葉が言えないのだろうか？ちょっと？？‥否、人として情けないね〜ともかく、少し休んで養生して下さい。もはや、戦時下ではないのですから命をかけてやり通す職務でもない総理大臣です。総理大臣も私たちも普通の人間です。安倍さんだって高齢者だし、潰瘍性大腸炎だけではなく熱中症だってコロナウィルスにも感染するかもしれない。人類は未だ「病い」に」勝てたことがない。新しい病いは人が掘りこおしてくる。「御身を大切に！！」にほんブログ村にほんブログ村　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2020.08.28

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  氷山の楽書き帳（新盆）

  母の新盆で、今日盆の入りは母の月命日にもあたります。特別良い香りのお線香をあげます。写経もしました。迎え火を焚いて母と父をお迎えしました。ただ、残念ながら初めてのお盆なのに娘は帰省が出来なくなってしまったので一人で盆飾りをしました。盆提灯に灯りを入れると綺麗です‥外国の方がこの置き型の盆提灯を見てお洒落なスタンドだと思い買ってゆく人があるそうです。その気持ち‥なんとなく解ります。日本ではお盆のイメージや怪談話の牡丹灯籠が思い浮かんで普段使いにはしませんが外国の方から見れば素敵な明かりのインテリアなのでしょうね。今夜は母の好きな「お刺身」と「枝豆豆腐」いろいろちょこっと「お惣菜」そして娘と一緒に食べる筈だった「うなぎ」です。盆の入り‥今日も暑かった37度もありました。遠雷が聴こえていますが西の空は明るい‥雨は降らないのかしら少しなら降って欲しい‥にほんブログ村にほんブログ村

  2020.08.13

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  氷山の楽書き帳（延暦寺 阿弥陀堂）

  「比叡山 延暦寺 阿弥陀堂」お天気が良い時の阿弥陀堂の写真です。（写真はネットからお借りしました。）長い坂道を歩いてやっと阿弥陀堂近くまで登ってきました。あ〜まだ先のようですよ。まだ先です。雨が降って霧もかかっているので阿弥陀堂は階段の下からはこんな風に見えました。きっとそんなに遠くも無いのでしょうけれどすご〜く彼方にあるようでした。到着しました。「阿弥陀堂」です。最初の写真とは随分イメージが違うでしょう‥雨が降るとこうなるのですね。母の追善供養は僧侶が一人、4〜50分ほど丁寧にお経を上げて下さいました。阿弥陀堂の広い本堂の中、真ん中に鎮座在します阿弥陀如来坐像。観光客の皆さんは阿弥陀様の近くには行けませんがおかげさまで私は阿弥陀様の横で静かな時間を過ごしました。不思議と読経中に涙がこみ上げてきて10分以上も泣いておりました。こんな想いは文字には書き表せませんがここまでやってきて本当に良かったと思いました。読経のあと、お坊さんと少しお話をしました。そこでとても驚くべきことがありました。そのお坊さんの出身地が私の住まいするところととっても近いことで、修行なさったお寺も近くて私がよ〜く知っていることでした。「縁」と言うのでしょうか‥やっぱり縁ですよね‥「天台宗」は大きな宗派ですしお坊さんの人数もたくさんいることでしょう。そうは言ってもそれが、たまたま二隣の町の出身のお坊さんと出会うなんて‥そこで記念に一枚写真を撮っていただきました。広い阿弥陀堂の中にはお坊さんと私と案内人の3人だけ‥有り難くも申し訳ないような気持ちになり、お布施をもっと包めば良かったかなぁ〜なんて下世話なことを思ってしまいました。私の顔は泣いたあとなのでひどい顔ですね〜供養も終わり散華を頂き、白檀のお線香も頂戴して阿弥陀堂を後にしました。外に出ると降り仕切る雨のお出迎えです。帰り道は、またこの階段を一歩ずつ滑らないように降りて行くのです。傘をさすと前が見えにくくて危ない。注意しなければならないのは足元ばかりではありません。前を向いてちゃんと行き先を確かめる必要があると思いながら歩きました。坂道ばかりの延暦寺。雨が降っていて霧が濃くてそれがとっても良かったと思いました。さぁ、気持ちがすっきりしたところで大改修中の根本中堂へと向かいます。にほんブログ村にほんブログ村

  2020.07.15

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  新 緑仙の日々是好日（今日が本当の七七日）

  六月も今日で終わり。2020年の半年が終わったことになりますね。土曜日に法要は済ませましたが今日が実際の母の「七七日」四十九日です。土曜日の朝まではこんな風に祭壇を作っておきました。まだ白木のお位牌やお骨も置いてありました。四十九日の法要後は新しいお位牌に魂が入れられてそれを飾りました。似ているようでも少し違うでしょう‥勿論、今朝、四十九日の般若心経も色紙に書きました。これで、色紙の枚数は予定通り全部で8枚になります。しかし‥いつまでもこうして飾っておくわけにもいかないので、いずれ何処にどう置いておきましょう？少々、悩ましいです。遺影も小さくなり明日には父と隣り合わせで仏壇に移動します。そうこうしているとお線香を上げに来てくださった方がおりました。「水無月、持ってきたわ〜オバさんにもお供えしてね。」せっかくの今月のお菓子「水無月」です。久しぶりにお抹茶を点てましょう。やっぱり、こうして一服頂くと気持ちがやんわりして心に清い風が通り抜けてゆきますね。お心遣いに感謝です。にほんブログ村にほんブログ村

  2020.06.30

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  新 緑仙の日々是好日（四十九日の法要）

  七七日の法要（四十九日の法要）【大練忌（だいれんき】　　泰山王（薬師如来）が 生まれ変わる条件を決定する日です。何度も言うようですが新型コロナウィルスのために従来の法事とは少々様子を変えて「仏」になると言うのにソーシャルディスタンスでマスク、手洗い、消毒は忘れずにです。葬儀の際に県を跨いでしまう母方の親戚は参列することが叶いませんでした。そこで四十九日の法要は母方の来ることが可能な親類に連絡をしました。菩提寺に気の置けない従姉弟たちとの久々に再会でもあり和気藹々の和やかで打ち解けあった法要を営むことが出来ました。法事のあとに納骨をしました。石屋さんが墓石の下部にカロートと呼ばれる納骨室を開けて浄めて下さいました。納骨室はちょっとやそっとでは開けることは出来ませんね。母のお骨は父の骨壺の横に並べられました。みんな、興味深そうに眺めていろいろ質問していました。御住職の読経はお墓でも唱えられて、これで滞りなく四十九日の法要と納骨がしめやかに執り行われました。お墓に遺影と位牌がこの時だけ飾られます。法要と納骨が終わればいつもの我が家のお墓になります。私が一番最初に墓前に手を合わせて香華を手向けます。順次、親戚が合掌してくれました。これで普通なら時間的にもお昼タイムなので「会食」になるのですが１０人ほどの人数では予約が出来ませんでした。これもコロナウィルスで宴会は極力少人数ということなので仕方なく我が家で会食をすることになりました。法事料理はお寿司やらオードブルなど出前でお願いしました。結果、とても賑やかで楽しい会食になりきっと母も喜んでくれたことと思います。これで八月の新盆までひと段落です。娘が来てくれたので会食の後片付けや部屋の掃除が割合にササっと終わって助かった〜〜あ〜〜ともかく全員、ご苦労様で有難うございました。にほんブログ村にほんブログ村

  2020.06.28

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  新 緑仙の日々是好日（我 酔 君 復 楽）

  ​​一枝から一度に揃って4輪のバラが咲いた。これは、「愉しむ」の前触れだそうである。朝、バラを切って花瓶に飾る。蛍袋に幽かな明かりが灯される。遠くより待ち人来たり。今宵の想いは漢詩の中に出てくる「杜甫」を真似て書いてみることにしました。「今夕復何夕  共此燈燭光  少壮能幾時　鬢髪各己蒼 人生不相見  感子故意長     明日隔山嶽　世事雨茫茫」今夜はなんと嬉しい夜か　君と燈火のもとでふたたび語り合えるとは若い時は束の間であるお互いに白髪まじりになってしまった人生は、とかくこの世では逢いがたいことでありただ君の昔に変わらぬ情に泣かされる明日また遠く別れてゆけば互いにどうなってゆくやらあても無い世の中である​​キンキンに冷やしたグラスでビールを飲み干し次いで、美味しい冷酒で乾杯し続いで、梅酒のソーダ割ハイボールなど久しぶりに楽しく酔いました。お土産の「うなぎ」が美味しいからかどんどんお酒が進みました。何処へでも外出遠出を気にせずに出来るようになれば良いですね。​​​​​​​​​にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村

  2020.06.17

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  新 緑仙の日々是好日（五七日 小練忌（しょうれんき）

  昨日はとても暑かった。今日も暑くなりそうで朝からエアコンフル回転です。母の七日法要の内の五七日「小練忌（しょうれんき）」になりました。また、祭壇の模様替えです。今度は白い蓮の蓮華灯を仕舞って置提灯に変えました。三十五日は　閻魔大王（地蔵菩薩）六道の行き先を決定する日と言われています。六道とは天人修羅畜生餓鬼地獄この六つの世界のことですが「天」以外は辛いことばかりの「人」の世界。「修羅場」などは味わいたくありません。「今畜生」も嫌ですね。「この餓鬼が」も悲しいです。「受験地獄」「生地獄」「地獄耳」など地獄は、いっぱいあります。昔、あるお坊さんからこんな話を聞いたことがありました。「三十五日って言うのは旅行するにはどこがイイかな？って旅行を決める日なんだよ。でな、六七日には旅行の用意が出来て玄関を出て、駅や空港まで行く日なんだよ。そして、四十九日七七日は切符を買ってプラットホームに立つ日なんだ。もうそしたら、やって来る汽車に乗ればイイだけのこと。但し、この旅の行き先は自分勝手には決められない。決めるのは「閻魔大王」が決める。閻魔大王はその人が生まれてから死ぬまでの全てのことをお見通しだから生きているうちになるべく良いことをしていないとどこへ連れて行かれるかは分からない。まっ、自分の生き様次第で決まるということなんだよ。」祭壇の花は今が盛りの庭の紫陽花をいっぱい飾って今日も又「写経」をしました。供養をするということは自分の気持ちに整理が出来てくるという事ですね。この頃、「あ〜本当にこの家に私一人なんだわ〜」と思います。​​​​​​​​​にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村

  2020.06.16

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  新 緑仙の日々是好日（二七日 以芳忌）

  初七日に書いた般若心経。今日は二七日（ふたなのか）以芳忌（いほうき）と言います。また般若心経を書きました。気持ちも文字も二週間経つと落ち着いてくるのですね〜二七日は「初江王（しょごうおう）」が故人の生前の盗みについての裁きをうけるものとされ、四十九日においてはそれぞれの裁きを審査したうえで、故人の行先を決定することとされています。と、ネットに書いてあったので引用します。「盗み」‥母は何を盗んだ事があるだろうか？‥思い出の中を探してみました。ありましたよ‥母が盗んだ物‥それは「花」です。母は、旅行などに行った時に珍しい花が咲いているとそぉ〜っと一輪摘んで来てしまう癖がありました。山野草などは山から持ち出してはいけません。でも、誰にも気づかれずにそぉ〜っとね‥「花泥棒」ぐらいならそんなに大きな罪にはならないかと思って少し可笑しくなってしまいました。般若心経は七七日まで毎週書いてゆきます。二枚色紙を並べてみると自分の心の状態が見えて来ます。飾った花もなんとか二七日まで持ち堪えました。明日から新しい花を飾りましょう。祭壇のバージョンも変える予定です。今日は親戚と母の友人が訪ねて来て下さいました。お二人ともお線香をあげて泣いて下さいました。母のために涙して下さるのはなんだかとても嬉しいですね。般若心経に関しては随分、褒めて頂き、これもまた私にとっては嬉しい事でした。時が経つのは早いですね。もう母が逝って二週間が経ちました。にほんブログ村にほんブログ村

  2020.05.26

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  氷山の楽書き帳（蓮華灯の前で）

  七七日までは祭壇を飾ります。夕方になると蓮華灯を付けます。母は今仏様になるための修行期間で1週間ごとに7回の試練を受けているとされています。仏様にならないと仏壇に位牌を入れることはできませんし四十九日の法要までは毎日、蝋燭に火をつけてお線香を上げています。母の遺影の写真を見ながら話しかけているとだんだん気持ちも落ち着いてきています。今日は母の箪笥を開けて整理を始めました。両親共に後片付けが物凄く不得意で父も適当にあちこちにモノを置く。母の箪笥の中も全然整理がされていません。笑ってしまうほど似た者夫婦で片付け下手でした。まぁ取り敢えず三棹、並んでいる桐の箪笥から整理。着物、帯、羽織、小物類が乱雑にいっぱい仕舞い込んであります。あ〜とてもじゃないけれど一日や二日で整理出来ない‥呉服屋の女房で日本舞踊をやっていれば着物が多いのは当然。不要必要を仕分けるだけで4時間掛かった。慌てなくても構わないけれど出しっ放しで途中で放り出す訳にもいかない。ざっとカテゴリー別に仕分けして山積みのまま終了！今日は、止めよう‥疲れた‥具合が悪くなって来ました。他にも洋ダンスが５棹あります。先が思い遣られる‥3.11以来の大規模断捨離になりそうです。にほんブログ村にほんブログ村

  2020.05.22

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  氷山の楽書き帳（母逝く）

  人は死ぬにあたってこれが叶ったら死んでもイイなどとよく言います。たぶん、誰もが願うことは痛く無く苦しく無く辛く無く家族に迷惑掛けずに死にたいと思う事でしょう。母が計画入院をして一週間で息を引き取りました。母は生前「羽生結弦君が金メダルを続けて取れたら死んでもイイ。」「家の枝垂れ桜と八重桜が今年も見る事が出来たら死んでもイイ。」「牡丹が今年も私の顔より大きく咲いてくれたら死んでもイイ。」これは、全部、願いが叶いました。そして、「痛くなく苦しまずに死にたい。」末期癌だったのに母は全く痛みが無く癌が5箇所に転移していても通常の生活が出来ました。入院して痛くて苦しかったのは息を引き取る前のほんの半日でした。今年誕生日が来たら満91才。今までほとんどやりたい事はやり終えての母でした。新型コロナウィルスの為、病院での看護や面会はギリギリまで出来ませんでしたが最後は私の娘と共に静かに看取ることが出来ました。慌ただしく葬儀の打ち合わせや菩提寺との時間調整などなど時間はあっという間に過ぎて行きます。私は、母が逝く前日に倒れ母が逝った日に倒れました。点滴しながらもようやく葬儀も無事に済ませることが出来たことは自分でもよく持ち堪えたと思っています。葬儀は通常の葬儀がこれまたコロナウィルスのためいろいろと制限があり、火葬場においてもそうでした。初七日を迎え硯に向いて写経をしました。少し、気持ちは落ち着いて来ましたが血圧の乱高下はいまだつづいている状態です。四十九日の法要までに少しずつ母の遺品の整理やら家の片付けをしていこうと思います。また、事務的な処理は手付かずですがまずは自分の心身を安定させることが何よりも重要と思います。広間には母の祭壇が飾られています。母の遺影は今年の牡丹の花が咲いた時に撮った写真であまりにもこの間のことなのでまだ母が逝った実感が自分でもよく分かりません。娘が帰り、一人ぼっちになってしまいました。一人で住むには広すぎる家です。さて、いつまでも泣いてもいられないしいつまでも体調不良のままでもいけない。無理はしたくとも今は無理はしない。今日、できる事だけをしましょう。こうしてBlogを再開出来て少しは日常の自分が戻って来たのかなって思います。これからも日記のつもりでBlogにその時その時の自分を気持ちを綴っていこうと思います。私のブログを読んで下さっている方がいらっしゃると思うと「力」になりますね。今後ともよろしくお願い申し上げます。にほんブログ村にほんブログ村

  2020.05.21

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