普通の人目線の雑記帳

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「１０年前の今日、TVの画面に映ったものは・・・」


日本人なら地震は怖いけれども、揺れることにはある程度慣れています。
ですが、あの日、画面に映った映像で見た光景は一生忘れられないと思います。

津波が河口を遡り、堤防を越え、長閑な早春の田畑を車の走る道路を家々をすべてをくまなく飲み込み、押し流して行く。
夜になって、停電で明かりの消えた真っ暗な街々に水が燃える火と共に押し寄せる光景。
現実に起こっていることだと認識することを心が拒否するような自然の圧倒的で巨大なな暴力。
それに対して人の営みの無力さ、成す術の無さを思い知って、膝から力が抜けて立っていることができませんでした。

あの震災で亡くなられた方たちのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
ご遺族の方たちの心が少しでも癒されるよう願っています。