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カテゴリ:ぬこ
前回の猫さらい日記から随分間が開いてしまいました。
9月24日 5キロ 朝もしっかりウエットを食べ、更にドライも二口ほど食べる。 病院へ行く時のオヤツも食べる。 キャリーから出るのをいつも嫌がる赤星君。 先生がいつも抱っこして出すがこの時9月19日の時のような ゼーゼー・ケホケホと咳をする。 慌てて先生が心音を聞く。どうも心音がこもっているので 胸水・腹水が溜まってるかも、とレントゲンを撮る。 この時少し涙目になっていたと思う。 先生が「赤さんビニール袋舐めるの好きですか?」と聞くので「はい」と答えたら あちゃーという顔をしてこちらへ、と検査室に通される。 モニターがあって胃の写真を見せられる。 胃の上部に波上の影があり「考えられるのはビニール袋を食べた可能性があります。 胃の中に留まっているので胃を刺激してエヅいたり咳き込んでいるのかも」と言われる。 長い物、たとえば糸や紐だと腸に行くと運が悪いと腸とからまり、 腸がプリーツ状にたたまれて腸の一部が壊死する事もあるそうな。 取り出す方法としては内視鏡、開腹手術等があるが全身麻酔は心臓肥大の為麻酔も難しく、 傷口も縫えない赤星君は開腹手術ももってのほか。 運がよければ吐き出すこともあるので一週間様子を見る事にする。 吐き出せるのならそういう薬はあるのかと聞けば 「コーンシロップがありますが絶対ビニールが出てくるでもないしすごく胃が荒れます」と獣医さん。 今度の来院では赤星君にバリウムを飲ませ、一定間隔でレントゲンを撮って 腸にうまく流れていくかを見る事になった。 凹んで家に帰って相方に報告すれば「赤星君死んだらお前のせいやからな」と追い討ち。 かなり落ち込む。 今回の血液検査では貧血の数値が改善。しかし腎臓の値が悪化。 閉じ込めて寝るのにはムリがあるのか? 9月25日 会社でベソベソ泣きながら仕事。休めばよかったと思うが赤星君の病院代を稼がないと。 朝と夕は完食したが置き餌はまったく手付かず。 凹んでいるのに相方「加古川にいるから迎えに来て」行ったら行ったで「辛気臭い」 で、怒ると「怒っている方が元気でるやろ」と。 大体凹んでいるのにキッツイ言葉浴びせといて更に凹ましたのは誰? それで怒るように仕向けて元気出させたと言うなんて。 マッチポンプもいいところじゃないか。 呆れた。今度から私も遠慮なく言う事にすると心に決める。 9月26日 朝から罵り合い。 謝りのメールが来る。謝られても心の中にはオリが溜まってゆく。 元を辿れば「太鼓の練習の際、一度も様子を見ずに赤星君に薬を飲ませた」からだと。 へぇ、ヨワオと呼ばれているだけあって無駄な薬は飲まない方が良いって事ですか。 ふーん。 まあ、その甲斐あって赤星君は毎日いらぬ薬を飲まなくても良いことにはなったが。 この2日間考えていたが24日と同じ咳をしたのは19日。 なら19日の時点でビニールを食べたとしたら今日の時点で一週間経過しているじゃないか。 獣医さんに電話。担当の獣医さんではなく院長が出て応対してくれた。 今度のレントゲンのメリットを聞く。 ・飲み込んだ物の大きさが判る。 ・腸に流れるくらいの大きさならバリウムを飲む事によって流れやすくなる という事を聞き、28日にバリウム検査をお願いする。 検査のために晩御飯を食べさせたら朝は絶食して朝一に来院してくださいと言われる。 9月27日 久しぶりにヨーカドーへ。猫草食べたら吐くかも、と買おうとするが相方に止められる。 月曜検査なのにいらんことするな、という事らしい。 私としては検査の前に吐けばそれは幸運じゃないかと思うが。 赤星君、晩御飯を食べた後は絶食。そういや水は?聞かなかったが。 9月28日 出てくるはずの朝ごはんが無いからか赤星君、悲しいくらい私の後をくっついて回る。 9時20分頃病院へ。16時50分頃お迎えに。 結果から言うと「飲み込んだ物は腸に向かっている」との事。 胃にあった影は無くなり、腸に移動している写真を見せてもらう。 しばらく私はウン×をほぐさねばならない。 バリウムの飲ませ方だが元気な子なら麻酔→胃カテーテルだが赤星君の場合は 麻酔ができないので強制給餌。さらに一定時間置きにレントゲン。 そして洗浄、エコーと来たもんだから全てが終わった頃には先生に向かって シャーシャー言ってたらしい。これからずっとシャーシャー言ったらどうしよう。 エコーは以前から先生が気になさっていた心臓肥大の検査。 やはり心臓肥大。心室が大きくなるために血液が留まりやすく、血栓が出来やすくなるとのこと。 血栓が流れて下半身に行けば下半身麻痺などになるので家でできるチェック方は 「足の肉球の色を見る」 前と後ろの肉球の色が違うと血栓が出来て脊椎に行ってる可能性があるからだとか。 てな事を色々話していたら足元をデコポン君がテテーッと走り抜けていった。 そして私はうっかりテーブルの足元にあるボタンを踏んでしまいテーブルを上げてしまう。 赤星君がやってきて最終検査。 赤星君、検査の際に暴れていつの間にやら左後ろ足の肉球を切ってしまっていたらしい。 先生が傷の消毒、保護クリームを塗ってくれた。 さて診察代、いくらになるんだろうとビクビクしていたが色々おまけしてくださり、予想より安くなった。ありがたや。 赤星君、帰宅後猫草をかじってる。もっと早く買えばよかった。 ちなみにビニール袋は猫にとって甘いらしい。 だからベロベロ舐めるのだとか。 この件以来スーパーのビニール袋は極力隠し、 食べた物のビニールはゴミ箱に入れてもあさるかも、と思い ゴミ箱の上にゴミ箱を被せている。 猫用のおやつ、カリカリ、パウチの袋も捨てるときは仕事に行く際外のゴミ箱に捨てたり。 シンクにもよく上がるので包丁、ハサミなども使った後はすぐに直すを心がけ中。 現在の赤星君はそれなりに元気です。 これは11月の赤星君。 おっさん臭いですよ。赤星さん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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