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テーマ:暮らしを楽しむ(388372)
カテゴリ:お気に入りの話
仕事で海外とのやり取りが多い叔父から、思いがけないプレゼントをもらいました。
取引のあるトンガから、仕事仲間が大量に持ち帰ったので、そのお裾分け…ということだったのですが、開けてみてビックリ! 封を開けただけで、部屋中に広がるような、甘いあま~い香り… ジップロックに入っていたのは、黒々とした大量のバニラスティックでした。 調べてみたところ、バニラの最初の耕作者は、メキシコのトトナカ族だといわれているらしい。(…って、トトナカ族自体をまったく知らないのですが) 征服者の手でヨーロッパに普及するようになって以降、様々な地域に持ち込まれ、今では太平洋地域のパプアニューギニア、オーストラリア、タヒチ、フィリピン、フィジー、トンガ、インド、中国などの諸国がバニラを供給しているとか。 タヒチやモーリシャスのイメージはあっても、トンガとバニラというのはすぐに結びつかなかったのですが、日本向けの輸入品目の中にもしっかり入っているようです。 さて、問題の(?)バニラビーンズです。 莢の部分はしっとりと湿っていて柔らかく、包丁で簡単に裂け目を入れて、中のバニラビーンズを取り出すことができました。 しかし、哀しいかな、お菓子づくりを滅多にしない私には…はっきり言って宝の持ち腐れのような気も… でも、このぜいたくな甘い香りを何も生かさないのはもったいない!と、とりあえずやってみたのが 「バニラビーンズ入りホットケーキ」&「バニラビーンズ入りパウンドケーキ」 (あ~、もっと凝ったものをササッと作れたらいいのですが。ホットケーキミックスがたまたま買ってあったのでした。) …しかし、思ったほどバニラフレーバーの仕上がりにはなりませんでした。やっぱり、カスタードクリームとかアイスクリームを作るべきでしょうか… 簡単にうまく行ったのは、バニラティー。 中身を取り出した後の、莢の部分を細かく切り、茶葉と一緒にポットに入れて、濃い目に抽出したところ、大好きなモーリシャスのバニラティー顔負けの、甘い香り漂う美味しいお茶が入りました! ミルクをたっぷり入れて飲んだら、それはそれは、うっとりする香りでした。 【トワイニングにもバニラ紅茶があるのね。】 トワイニング紅茶バニラ100g バニラスティクを紅茶と一緒に缶の中に入れておくだけでも、香りは移るらしいので、早速やってみるつもりです。 砂糖壷に入れておけばバニラシュガーになるとか? バニラって蘭科の植物なんですね。この濃密な香りは、言われてみれば赤道近い南国の、暑く湿った空気によく似合う気がしてきます。 ところでどなたか、バニラスティックの手軽で有効な活用法を教えていただけないでしょうか?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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