トラブル-ケンカ-サリーが起こしたトラブル…先方の事もありますので、詳しい説明は避ける事にしますが… 2008年8月。ランで遊んでいて、初めて会う犬に近づいた時でした。 相手は中型犬…。 鼻を合わせて『穏やか』に挨拶できた。とホッとした瞬間の出来事でした。 相手の犬がパッと逃げようとしたところを、 サリーが上からのしかかりガウガウしてしまったのです。 人間の目から見て『穏やか』に見えても、 犬同士では決して『穏やか』ではなかったのかもしれません。 すぐに夫がサリーの口に自分の腕を突っ込み、押さえたのですが一瞬遅く… 相手の犬の背中を傷つけてしまいました。 ケガの状態を見たくても、相手の犬はこちらを怖がっていると思われるので近づけず ランのスタッフに見てもらっている間 離れた所から様子を伺う事しか出来ない歯がゆさ…。申し訳ない思い…。 やはり近づけるべきではなかった…どんなに後悔しても遅い…。 結果として… キズについては病院へ行っていただき数針縫いました。 1週間後に抜糸…。 更に1週間後に聞いたところ、抜糸した痕は化膿することなく完治したという事でした。 幸い、時間と共に先方のお気持ちも穏やかになって頂けて 話し合いにも応じて頂けました。 サリーの様子は… 長い時間、私達が沈んだ状態で話をしている…しかも、自分の事だ。 と言う事は何となく感じているようでした。 数日間、元気がなくほとんど寝てばかりいました。 私達からひと時も離れまいとするように…。 足元にまとわり着くように…。 誰かがちょっと部屋を出ただけで、不安そうに鼻を鳴らしていました。 今回の事で、サリーの事が嫌いになったりはしないのに…。 私達がトラブルを防げなかった…サリーにも『ゴメンネ』という気持ちでした。 これまで、トラブル回避の為に色々工夫してきたつもりでした。 それでも起こってしまった事故。 まだまだやるべき事はあるのに、何も考えられずため息ばかりだったのです。 そういう不安は犬にも伝わるようです・・・。 先方とのお話、こちらの気持ち…色々ありましたが どんなに言い訳しても、後悔してもケガをさせた事に変わりなく 飼い主としての責任を痛感しました。 |