055823 ランダム
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サリーといっしょ

サリーといっしょ

トラブル-ケンカ-

サリーが起こしたトラブル…
先方の事もありますので、詳しい説明は避ける事にしますが…

2008年8月。ランで遊んでいて、初めて会う犬に近づいた時でした。
相手は中型犬…。
鼻を合わせて『穏やか』に挨拶できた。とホッとした瞬間の出来事でした。
相手の犬がパッと逃げようとしたところを、
サリーが上からのしかかりガウガウしてしまったのです。
人間の目から見て『穏やか』に見えても、
犬同士では決して『穏やか』ではなかったのかもしれません。
すぐに夫がサリーの口に自分の腕を突っ込み、押さえたのですが一瞬遅く…
相手の犬の背中を傷つけてしまいました。

ケガの状態を見たくても、相手の犬はこちらを怖がっていると思われるので近づけず
ランのスタッフに見てもらっている間
離れた所から様子を伺う事しか出来ない歯がゆさ…。申し訳ない思い…。
やはり近づけるべきではなかった…どんなに後悔しても遅い…。

結果として…
キズについては病院へ行っていただき数針縫いました。
1週間後に抜糸…。
更に1週間後に聞いたところ、抜糸した痕は化膿することなく完治したという事でした。
幸い、時間と共に先方のお気持ちも穏やかになって頂けて
話し合いにも応じて頂けました。

サリーの様子は…
長い時間、私達が沈んだ状態で話をしている…しかも、自分の事だ。
と言う事は何となく感じているようでした。
数日間、元気がなくほとんど寝てばかりいました。
私達からひと時も離れまいとするように…。
足元にまとわり着くように…。
誰かがちょっと部屋を出ただけで、不安そうに鼻を鳴らしていました。

今回の事で、サリーの事が嫌いになったりはしないのに…。
私達がトラブルを防げなかった…サリーにも『ゴメンネ』という気持ちでした。
これまで、トラブル回避の為に色々工夫してきたつもりでした。
それでも起こってしまった事故。
まだまだやるべき事はあるのに、何も考えられずため息ばかりだったのです。
そういう不安は犬にも伝わるようです・・・。

先方とのお話、こちらの気持ち…色々ありましたが
どんなに言い訳しても、後悔してもケガをさせた事に変わりなく
飼い主としての責任を痛感しました。


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