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テーマ:Cello♪(482)
カテゴリ:おんがく
静岡出張のついでに浜松までアシをのばして「楽器博物館」に行ってきました!
折りしもその日は博物館主催のレクチャーコンサートの開催日で、今回のテーマは「ハイランド・バグパイプ~スコットランドの誇り~」でした! 出張前の事前調査!?でこのコンサートのことを知り、速攻でチケット予約したTRです(^^)。 「レクチャーコンサート」と銘うつだけあって、楽曲の演奏に加えて、学芸員さんの巧みなステージ進行とともに、奏者さん(日本在住のスコットランド人)自ら楽器しくみについてや、伝統的な民族衣装である「キルト」についての説明をしてくださいました。 いやぁ、「バグパイプ」といえは、TR幼少のみぎりに大ヒットした少女マンガの傑作『キャンディ・キャンディ』の「丘のうえの王子様」! あ、今回のバグパイパーさんは、「アルバートさん」よりも遥かにトウがたっておりましたが。(←オット、失礼!) あ、話を戻して・・・ いやぁ、バグパイプって、ほんと面白い楽器ですねぇ! 「ドローン管」と呼ばれる「持続する低音を出すパイプ」とメロディを奏でる管(←正式名称は失念)の2種類があって、しかも今回使用された「ハイランド・バグパイプ」はドローン管が「バス1本」と「テノール2本」という構成。持続音はオクターヴで「Aの音」でした。 あと、パイプにはそれぞれリードがあって、 ドローン管:1枚リード(クラリネット系) メロディ管:2枚リード(オーボエ系) だそうです。・・・とココで「すさまじい音」を想像したアナタのイマジネーションは「正解!」だとおもいます。 もぉ、スピーカーやアンプなしに浜名湖畔で聴いても、ぜーんぜんダイジョウブでしょう! 「ハイランド・バグパイプ」というのは、本来「屋外での演奏」を前提としている楽器です。なので、この楽器の「仕組み」は、屋外でも「音が轟き響き渡る」ように設計されているのです。今回は室内での演奏会として音を聴くのは、もぉタイヘン! このことは、モチロン主催者側の学芸員の方も心得ていて、曲が終わるごとに、奏者とのオモシロ・トークや、スコティッシュ・ダンスの紹介や、楽器解説のスライドや、スコットランドの風土や音楽祭紹介のビデオなどなど、お客さんの耳をいたわりつつのステージ進行に配慮されていました。(さすがっ!) あ、バグパイプを構成する管のリードの種別に話を戻しますが、クラリネットは奇数系、オーボエは偶数系の倍音配列の音色がそれぞれの楽器の特色だというのを「うっすら」と聞いたことがあります。 で、バグパイプさんは、「奇数」と「偶数」の両方の音を一つの楽器の中に備え、しかも低音は「オクターヴ」で鳴り続けているのです! ・・・といふことは・・・ バグパイプの演奏中は、「ぜーんぶの倍音」が鳴っているのではないでしょうか!? そりゃぁ、「すさまじい音」にもなるはずです(^^;) スコットランドのハイランド地方に響き渡る「バグパイプの音色のひみつ」を垣間見ることのできた、とぉっても楽しい「レクチャーコンサート」なのでしたぁ♪ (注)この日記の記述は、TR自身のウロ覚えの記憶とレクチャーコンサートで受けた「ふぃーりんぐ」をもとに、ただ徒然に書いただけのものですので、コソントコご了承くださいましね(^^;)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.07.06 22:45:25
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