テーマ:コンタクトレンズ(146)
カテゴリ:コンタクトレンズ
東京の眼科医からコンタクトレンズの過矯正(強すぎの度数)による合併症について聞く機会がありました。そういった患者には、頭が痛い、眼が疲れる、といった不定愁訴で眼科を転々と受診し、いわゆるドクター・ショッピングをしている方が多いそうです。
ドクター・ショッピングに至ってしまう原因は、患者が自分の症状に対する医師の診断に不満があるため、自分の考え通りの診断をしてくれる医師に遭遇するまで病院、医院を巡っていくことにある、すなわち患者側に原因がある、と一般には考えられているようです。 しかし、ことコンタクトレンズに限って言えば、ドクター・ショッピングの原因は違っているようです。その東京の眼科医の話では、大病院や大学病院の著名な眼科医であっても、過矯正については適正な診断と治療ができず、その眼科医の診療所を受診して初めて過矯正であることが分かるケースが多いそうです。つまりは眼科医側にも原因はあるのです。 もちろん、過矯正を作ったコンタクトレンズの処方者(医師)には、過矯正の診断ができない医師以上に問題があるはずですが、それが咎められることがないのがコンタクトレンズ診療の現状です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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