2005/10/11(火)19:26
秋晴れの日(画像日記)
ここ数日続いていた悪天候がようやく止み、今日は朝から見事な秋晴れの日となった。
午前中はダーリンの友達を連れ我が町の高台に向かい、すっきりと晴れた青空のパノラマ風景を楽しんだ。
天気の悪いイギリスからイタリアに到着してからと言うもの、毎日雨や曇りで天気が冴えなかったので、今日のようにすっきり晴れた空を目前にしてダーリンの友達も心底嬉しそうだ。
「終わりよければ全てよしですよね!」
と笑顔を浮かべながら私に向かって言った彼女の言葉を聞き、『お天道様、どうもありがとう~!』と言う気持ちでいっぱいだった。
ミラノに向かって旅立った彼女を見送った後、折角のお天気なのだからどこかに出かけようと私達は話し、ESTEと言う町に行くことにした。
ESTEはPADOVA(パドヴァ)の南にある小さな町で、町中に大きなお城が残っていることで知られている。
私達はお城の中庭を通り、城壁の上に登り、そして夕方の風景を声もなく見つめた。
お城から降りると、中心地である広場まではすぐの距離で広場に到着をすると、人・人・人!でいっぱいであった。
ジャズコンサートが開かれており、普段は閉店しているお店も今日は開いている。
広場の所々で、焼き栗を始め、ナッツ類を販売していたので丁度
「栗が食べたいねえ」
と話していた私達は即座に300グラム買い、ジャズコンサートを聴きながら熱々の栗を口の中にほおばった。
そう言えばもうじきハロウィーンだ!
と思い出させてくれたのは、見事にいろいろな種類が並んでいるかぼちゃの屋台である。
散歩をしながらしみじみ『秋だなあ』と思っていたところ、その夜に自宅に戻った私達を訪ね、ダーリンの妹と姪っ子ソフィアがやって来た。
手には栗がたっぷり入った紙袋を抱えている。
「今日は栗拾いに行ってきたの!来週もまた行くから持ってくるね!」
と嬉しいことを言う。
この栗は早速栗ご飯にするつもりだ。
秋晴れは気持ちいいなあ。